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"E3 2004” ロサンゼルス特派員レポート!

 
みなさん、ハロハロ〜!
今回は2004年の5月12日から14日まで、
アメリカはロサンゼルスで開催された、
世界最大級のゲームショウ、
" E3"のスペシャルレポートをたっぷりお届けします!
ロサンゼルス! アメリカ! Wow!
と、そのくらいで興奮してはいけません。
話題のあの「Nintendo DS(仮)」についても
いろいろと見てきましたからね〜!


▲"E3"会場となった
ロサンゼルスコンベンションセンター。


ちなみに"E3"の正式名称は、
" Electronic Entertainment Expo"
(エレクトロニック・エンターテイメント・エキスポ)。

"エレクトロニック"、
"エンターテイメント"
"エキスポ"、

それぞれ3つの英単語の頭文字がすべて"E"なので、
略して"E3"って呼ばれているんです。

日本語に直訳すると、"電子娯楽博覧会"となりますが、
ようは、テレビゲームを中心とした
エンターテイメント関連の展示会。

" E3"の会場となった
ロサンゼルスコンベンションセンターには、
日本をはじめとする、
世界各国のゲームメーカーが一同に集結し、
それぞれのブースで
最新ゲームの展示や発表会などを行うんです。



この"E3"、一般客の入場はできず、
ゲーム業界関係者やマスコミなどが対象。
毎年1回開催されており、
もう今年で10回目(10年目)を迎える展示会なんですよ。

しかも今年の"E3"では、
任天堂がゲームボーイアドバンスSPに続く、
新型の携帯ゲーム機、
Nintendo DSを初出展する、
ということで非常に盛り上がっておりました!



んなこんなで、今回の"E3"取材の目的は、
もちろんその任天堂の新型ゲーム機で遊ぶこと!

いったいどんなゲーム機なのか早く見てみたい!
朝イチで会場入りした特派員、
はやる気持ちを抑えつつ、
小走りで任天堂ブースへ一直線です。

おお〜! ありましたありました! 任天堂ブース!
その電飾のきらびやかさと、ブースの大きさにあぜん!
すっげー、テーマパークみたい!



目をぱちくりさせながら、
噂のNintendo DSが
展示されている場所を探します。

キョロキョロキョロキョロ、どこにあるんだ〜?





とにかく広い任天堂ブースには、
ゲームキューブやゲームボーイアドバンスの
新作ゲームも数多く展示され、
たいへん目移りしてしまいます。

ちょっとまって! ちょっとまって!
おおお! これって電撃発表!?
ゲームキューブの
3Dシューティングゲーム、
『メトロイドプライム』
最新作が展示されてるよ〜!

おお、すげー! 見たことない武器で戦ってるよ。
しかも、4人対戦ができるようになってる!






▲『Metroid Prime 2: Echoes(仮)』

さらに、こっちには任天堂とナムコが
共同開発しているという
フライトシューティングゲーム、
『スターフォックス』が〜!

昨年のE3でその映像だけは
発表されていたんですけど、
今回は実際に遊べるようになってる!

しかもおなじみの空中戦以外に、
主人公であるフォックスが戦車に乗り込んだり、
手持ち武器で戦ったりと、地上戦もあるのか〜!

さらに宇宙でのシーンでは対艦戦まであって、
そのスケールのでかさにビックリ!






▲『Star Fox(仮)』

で、こっちは『ペーパーマリオ2』
これってニンテンドウ64で発売されたRPG、
『マリオストーリー』の最新作ですね。
ゲームキューブ版になってマリオがさらにペラペラに!
登場キャラクターもみんなカワイイ〜!




▲『Paper Mario 2(仮)』

ん? これはタルのカタチをした不思議な楽器、
「タルコンガ」を使った
『ドンキーコング ジャングルビート』ですか〜。

へえ〜、キャラクターの移動やジャンプは
タルコンガを叩いて、操作するんですね。
(ちなみにタルコンガについてはこちらをごらんください

‥‥って、えっ?! タルコンガで、アクションゲーム?
どっひゃー! 思いつかなかったタルコンガの使い方!
それって、新しい!! すっごくおもしろそう!

実際にプレイしている人たちを見ると、
みんな目をキラキラさせながら楽しんでます!
うう、見てるとさわりたくなってくる〜〜!




▲『Donkey Kong Jungle Beat(仮)』

どうしようかな、並ぼうかな、と思いつつ、
さらにうろうろしてみると、
おお、こっちには4人対戦ができる、
『ポケモン』の特設コーナーがありますよ。





へえ、海外でも『ポケモン』は
やはり人気があるんですねえ。



ハッ!寄り道してしまった!
いかんいかん、新型ゲーム機を探さなくては!
どこだ、どこにあるんだ〜?

ん? これは!
Nintendo DSを体験するための行列?
なになに、ここから1時間待ち?



さすが、新型ゲーム機の
初展示ということだけあって、
その注目度も高いです。

しかも、Nintendo DSが
展示してある特設コーナーは、
外からは見えないように囲いがしてあったんです。



よーし、もちろん並びますとも、1時間でも2時間でも!

もう、その行列にはいろんな人が並んでいるんですよ。
アメリカ人はもちろん、
日本人、中国人、フランス人などなど、
いろんな国の言葉が聞こえてきました。
世界各国のゲーム業界関係者が
注目しているんですね。
なんかもう
テーマパークのアトラクション待ちの気分。

そうして待つこと1時間強、
やっとNintendo DS特設コーナーの
入り口です。
気持ちも高揚してきました!


▲Nintendo DS特設コーナーの
入り口の看板。


やっとのこと特設コーナーのなかに入ると、
まずはNintendo DSの
製品紹介映像が放映されます!


▲Nintendo DSの紹介映像スタート!

んん? 
このナビゲーターの声、どこかで聞いたことあるぞ?

あ、『スーパーマリオサンシャイン』や
『マリオカート ダブルダッシュ!!』などでおなじみの
スーパーマリオの声優さんだ!




▲スーパーマリオの声優さん。

わ、わ、わ、すご〜い! 目の前にいるよ〜!
感激〜!
何とその場でスクリーンに映し出された
マリオの映像に合わせてアテレコしてた
(映像に合わせて声をあててた)んですよ!
ビックリ!

そんなはしゃぐ気持ちを押さえつつ、
映像終了後、
やっとNintendo DSとご対面です。

これです! じゃん!







すっげー、画面がふたつある!
しかもタッチスクリーン!

そうなんです。Nintendo DSは、
本体に付いているボタンで
操作することはもちろんですが、
専用のペンや指で画面に触るだけで、
キャラクターを移動させたり、
視点を変更することができるんです。


▲Nintendo DSを横から撮影。
その厚さはゲームボーイアドバンスSPと
そんなに変わらない。
本体の下に付いているのは展示用の台です。


さっそく遊んでみるぞ〜!
と、初めてNintendo DSに
触ってみたのが、
ナムコの『Pac-Pix』というゲーム。




▲『Pac-Pix(仮称)』
(ナムコ Nintendo DS)


タッチパネル上でパックマンを描くと、
そのパックマンが動き出して
モンスターを食べるというアクションゲームです。
しかもパックマンの進行方向上に壁を描くと、
方向転換させることもできちゃう。

自分で描いたパックマンが、画面上で動くんですよ。
おおー、すごい!
(でももうちょっとボクに絵心があったら
 よかったなぁー)

画面(タッチパネル)は思ったよりもしっかりしてて、
どんなペンさばき(!?)にも
ばっちり反応してくれました!
複雑なボタン操作の必要もなし!

これならボタン操作の上手下手関係なく
誰でもすぐに遊べるのがいいですよね。



ん、こっちは任天堂の『PictoChat』ですか。
画面上に文字や絵を書いて
通信相手とコミュニケーションができるソフトです。
4人同時でチャット感覚の
メッセージ交換を楽しむことができましたよ。


▲『PictoChat(仮)』

自分で描いた絵や文字が
そのまま送れちゃう。
しかも人が描いたものを引用して
部分的に描いたり消したりできるので
いろんな楽しみかたができそう!

ちなみにNintendo DSは、
ローカルのワイヤレスネットワークで
最高16人(16台)と接続することが可能なんだとか。
(しかもタダ!)

しかもワイヤレスLANを使って
Nintendo DSを
インターネットに接続することもでき、
遠く離れた友だちと
ゲーム対戦をすることもできるんだとか。

おおー、ますますすごい!

しかも、Nintendo DS用の
ソフト差し込み口以外に
ゲームボーイアドバンス用のソフト差し込み口が
用意されています。
なので、ゲームボーイアドバンス用のソフトは
Nintendo DSでも楽しめるんです!

これは嬉しい!

ほかにも、こんなソフトが展示されてましたよ。




▲『Super Mario 64×4(仮)

異なる視点からゲームが楽しめる!
上がアクション画面、
下がMAP画面になっていて、
2画面を有効に使ったソフトなんです。
ローカルネットワークを活用すれば
4人同時プレイが楽しめます。




▲『WarioWare, Inc. DS(仮)

『メイド イン ワリオ』の
Nintendo DS版。
これはちらばったお金をさいふに集めるプチゲーム。
このほかにも、野菜を切ったり、字を書いたりなど
タッチパネルを活かしたミニゲームが満載です。
『メイド イン ワリオ』はDSならではの
いろんなプチゲームが楽しめそうで期待大です!



かも、Nintendo DS本体にはマイクが付いていて、
声による指示から手を叩く音まで
すべてを認識できるんだそうです。

ということは、
音声だけでゲームを操作することができたり、
インターネットを利用した
ボイスチャットもできるってことですね!

さらに、ワイヤレスネットワークを使い、
データのやり取りを行うことで、
1本しかゲームソフトがなくても
多人数での対戦プレイが可能なんだとか!
つまり複数のプレイヤーに
ゲームソフトの"お試しプレイ"を
体験してもらうこともできますよね!

実際に遊んでみて思ったんですが、
タッチスクリーンに触れて遊ぶという
いままでにないプレイ感覚がとても新鮮で
めちゃくちゃ気持ちよかったです!
さらに、画面がふたつあることで、
同時に2つの視点からゲームを体験することができる!
これは、いろいろと面白い演出に
期待出来そうですよね。



うわー! とにかくすごい!
いままでにない新しい要素や遊びがギュッと詰まった
Nintendo DS。
特派員‥‥といいつつ自腹で行った甲斐があった!
ひと足はやく体験できて、ラッキーでした!

「あたらしいゲーム機が出た」
っていう興奮は、いままでにも何度も
経験してきたことなんだけれど、
今回のNintendo DSを体感してみると、
「これ、ほんとに、今までのゲーム機とちがう!」
って、思ったんですよ。
ゲームってこうだよね、
っていう概念が一変しちゃったというか、
「ゲームに対する感覚が、
 リセットされちゃう感じ」

だったんですよ〜!

発売は2004年末で価格はまだ未定だということですが、
ほっんと待ち遠しいっす。
新しい情報が入り次第、
またこのページでお伝えしまっす!



と、早足でお送りしてきた"E3"レポート、
楽しんで頂けたでしょうか?

それでは、また次回の"秘密基地"でお会いしましょう!


▲あ、最後にちょっとしたオモシロ写真。
" E3"会場にはマリオのコスプレをした人がいました。
テレビ局のレポーターらしいんですが、
マリオのコスプレでレポートするなんて、
ちょっとイカしてますよね!



Nintendo DS
発売日:2004年末
価格:未定


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2004-05-28-FRI