「あたらしいデジタルカメラのよさは 動画機能にも、あるんですよ」 |
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「あまり気にしたことなかった」 | |
「ぼくのカメラじゃ撮れない‥‥」 |
最近のカメラ、このE-P1とかでも、 動画が、すごくいいんですよ。 動画撮りましたか? |
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はい、土鍋のページで、 福森道歩さんが「カレー皿」を ろくろでひく動画は、E-P1で撮りました。 |
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えっ? これでやったの? | |
あのろくろ、これだよ。 | |
これ?! | |
そうだよ。 | |
そうなんだ! | |
というくらい、いいでしょう? | |
へぇーーっ!! すごいっ! ビックリした。 |
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カメラのおかげで 褒められた気分です。 |
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LUMIXのGH1やGF1などの、 パナソニックがつくっている 「Gシリーズ」(*)って あるじゃないですか。 *LUMIXのGシリーズ 樋口可南子さんが出演しているCMでも おなじみの、小型一眼レフカメラ。 オリンパスのE-P1と同じ 「マイクロフォーサーズ」規格のものは GF1というカメラです。 |
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はいはい、あります、あります。 | |
動画としてのビデオっぽさだとか、 映ってる・映ってないは 圧倒的にGH1やGF1がいいんです。 けれどE-P1で撮る動画は、 写真が動いてる感じがするんだよね。 モーショングラフィック的というのかな、 ビデオ的じゃなく、写真的なんです。 |
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へぇ! | |
ぼくも動画撮っているので、 見てください。 |
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(見終わって)へぇーーー。 | |
これ、ビデオだと もう少しかたい感じに写ってしまって、 このようなやわらかい水の透明感が出ないんですよ。 |
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はぁーーー! | |
ビデオっぽくないでしょう。 | |
ないですね。 このままもう音楽に乗せて、 見ていたいです。 あ、魚が泳いでる。 |
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そう、魚、泳いでるんです。 | |
へぇ。これはどこですか。 | |
三宅島の大路池です。 | |
これも三脚で? | |
三脚がなかったから‥‥ 手すりにカメラを乗せて、踏ん張ってみました。 |
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手もちで? そうですか! すごい。 |
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もう1本あるんです。 | |
三宅島の大路池の藻の中を魚が動いてます。 | |
え‥‥あ、本当だ! | |
すごーい。 へぇーー。 たしかに、フイルム的ですね。 |
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フイルムっぽいでしょう。 この、水が光に当たってる状態を こんなふうに撮れるビデオカメラって あまりないんですよ。 そして、こちらが、 同じときに撮ったスチールです。 |
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E-P1なんですよね。 | |
そう。こういう水のやわらかい瑞々しい感じ、 これがね、今まで デジタルカメラではなかなか撮れなかった。 そして、動画になるともっと難しかったんです。 |
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たしかにこういうのを 撮ろうと思うと、 のっぺりしちゃいますよね。 |
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そっかぁ。 ずっと、静止画に 固執してきたんですけど、 ちょっと考えを改めないとなぁ。 ただ、自分に動画編集の技能が まだ、ないので、 いろいろやってみないと、と。 切ったり貼ったり、 アングル変えて撮ったりしたほうが いいのかなと。 |
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ん、でも、ろくろの動画は、 編集してないよね。 |
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はい、じつはアングルを変えて いくつか撮ったんですけど、 視線1つでじゅうぶん 説得力があると思ったので。 |
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ということは、それでいいじゃないですか。 つなぎ合わせるのが、ビデオ的な編集だとしたら、 むしろ極力つなぎ合わせないで、 観たときの、その事実だとか、気持ちみたいなものを そのままゆっくりと見せてしまった方が、 むしろ、写真的に伝わることもたくさんあると思います。 それにこの動画、しっかり伝わっていますよ。 |
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あれ、そう? そっか? | |
そうですよ。 | |
じゃ、あまり勉強しすぎずに、 動画がいいなーと思う時に、 気軽に撮ってみようかな。 |
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すごいですねえ、 ふつうのカメラがそんな時代に、 ねえ‥‥。 |
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(つづきます) |