恋はハートで。仕事はマジで! |
第3回 日本企業の社内慣習には、必ず意味がある。 それを強制することがダメなだけ。
なぜ女性社員にのみ制服があるのか?
いまだに午後3時のラジオ体操を 強要している会社が存在している。 こう書くと「うちの会社はまだそうなんだけど……」と 心配になる読者の方も多いかと思う。 しかし、ご心配なく。あなたの会社だけではない。 正確に調査をしたわけではないが、 私の印象では、日本企業の3社に1社は やっているという感じだろうか。 一見ムダそうに見えるラジオ体操。 起源は定かではないが、まったく立派なアイデアだと思う。 デスクワークで固まりきった身体をほぐし、 仕事の効率を上げ、残業をなくす。 アフター5の自分の時間を確実に射止めるためには、 ラジオ体操しかない、と言っても過言ではないのである。 はたしてなぜにラジオ体操は評判がわるいのか。 それは「格好悪さ」と「強要への嫌悪感」ではないか。 3時になると同時に、刑務所のようにみんな一斉にやる。 しかも、嫌いなオヤジと一緒にやるという 格好悪さは何とかしたい。 また、体調や気分で「やりたくない」日もあるわけで、 そのflexibilityのなさが、嫌悪感になるのだ。 こうしたボトルネックさえ除去できれば、 ラジオ体操、これほどよい仕組みはないのでは、と思う。 (次回につづく) ------------------------------------ >にゃーるほどねぇ。 ぼくは会社に入れてもらえなかった人間なので 知らなかった世界なのですが、 そういう立場の人からみると、 「制服」とか「ラジオ体操」とかが、 なんつーかエキゾチック?に見えて、 すこし憧れちゃうんです。 「茶道部例会」の貼り紙とか、「なし狩り旅行会」とか、 会社が大きいってことのひとつの表れですよね。 ぼくの知り合いが、某家電メーカーにいたときの話。 「マドンナのCMが当たっちゃってね。 『ライカヴァージン』にあわせて、 庭で踊るんですよ、みんなで。 部長とかも、“処女みたいに”って 歌にあわせてヒューですよ」 ( darling ) |
1998-06-21-SUN
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