ほぼ日刊イトイ新聞

二月にしては。

ほんとですよ、今日ですよ。
これは二月の十六日の、
青山霊園の景色です。
毎年、このピンクが目立つんです。
春の予告編を見ているみたいな、
待ち遠しい気持ちになるんです。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2009/02/16 12:44
darling

全身シャンプー。

人間のおかあさんが、
散歩のあとで言いました。
「ブイちゃん、シャンプーしよう」。
足を洗うだけだと思っていたら、
とんでもなかった、
全身シャンプーをされちゃったです。
ま、たまにはいいか、と思いました。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/15 18:43
postman

スタンバイ〜ッ。

散歩にでかけるちょっと前には、
おとうさんはここに腰かけます。
そして、カチャカチャします。
犬は、いつでも出られるように、
スタンバイします。
今日も、行ってきましたよー。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/15 12:13
darling

あったかい夜。

昼間もあたたかかったけど、
夜になってもあたたかいです。
だから、もぐらないかといえば、
けっしてそんなことはなく、
やや浅めにもぐるんです。
おちつくからです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/15 00:29
postman

ちらかしたのし。

人間のおかあさんが仕事で、
おとうさんと犬がお休みという日は、
どうしても散らかるんですよね。
でも、散らかっているのって、
犬はけっこう好きなんです。
脱ぎっぱなしの服って、あったかいし、
親しみがあるから、乗っかります。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/14 15:05
postman

ついでですけれど。

2月14日付けの『今日のダーリン』に、
犬も賛成しているということ、
申し添えておきたいと思います。
犬も、だいたい他人の恋愛とかに
やさしいじぶんなのです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/14 11:18
postman

もぐり隠れる。

こうやって、完全に
もぐってしまうと、
誰にも見つけられないのです。
まさか、ここに犬がいるなんて、
おとうさんも知りません。
この上に腰おろされちゃったら、
ちょっと困りますけどね。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/14 01:18
darling

みかん。

おとうさんは、これからは
「みかん好き」になるのだそうです。
おいしい甘いみかんを、
いっぱい食べる人になるんだと、
みんなに言ってます。
「みかんを、ないがしろにしていた」
と、気がついたのだそうです。
そうですか。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/13 14:25
darling

すいませんね。

人間のおかあさんが、
寝る前にあっためておいたベッドに、
もぐって寝ていました。
それはやがて見つかることになり、
追い出されたのですが、
なかなか気持ちよかったです。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/13 01:52
darling

ブイヨンだと、すぐわかったよ。

遠く小さく見えてても、
「すぐにブイヨンだとわかった」と、
よく言われるんですよ。
その理由を、犬は知っています。
耳のせいです。
耳が大きくて、びょーんと立ってる。
そのせいで、わかられちゃうんです。
でも、しょうがないですよねー。
<『ブイヨンの気持ち(未刊)』より>
2009/02/12 10:28
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
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