ほぼ日刊イトイ新聞

習作。

このごろのブイヨン先生は、
ときどき、こんなふうな
梱包ともなんとも言いにくいような
軽めの習作を
ものしていらっしゃいます。
強いテーマ性などはありませんが、
見る人すべてのこころに、
あたたかみをあたえてくれます。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2009/08/30 11:37
darling

犬犬の墓。

ただいま〜。
ブイちゃんに留守番をたのんで、
おとうさんたちは、お墓参りでした。
人間のお墓もですけれど、
イトイ家に関わる犬たちのお墓にも、
お参りをしてきたのでした。
ニラの花などが飾られていました。
2009/08/29 20:16
darling

予感。

どうも、なんかある‥‥。
おとうさんも、人間のおかあさんも、
なんとなくせわしないし、
犬におしっこをさせようとしたり、
なんだか急いでいるような気がする。
こういうときは、なんかある。
なんだろう。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/29 09:24
darling

考えるおとうさん。

犬にはよくわかりませんが、
おとうさんは考えているそうです。
1.内海はどうして打たれるのだ。
2.会社のみんなは忙しそうだ。
3.犬はすっかり元気になった。
などなどを考えているそうです。
がんばれ、おとうさん。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/28 21:15
darling

行ってきますよ。

今日は、ひさしぶりの、
ちゃんとした外出です。
人間のおかあさんの仕事場に、
ついていくのです。
じゃ、おとうさん行ってきますよ。
ちゃんと、ひとりでいろいろ
してくださいね。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/28 11:12
darling

平さんの自転車。

夜遅くに、「こんばんわ」って、
声が聞こえたのですが、
振りむいたら平武朗さんでした。
おしゃれな平さんだけに、
なんかかっこいい自転車に乗ってて、
ひと味ちがった青年みたいでしたよ。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2009/08/28 01:01
darling

いってらっしゃいまっせ。

もう犬は、すっかり元気です。
おとうさんも、ご心配なくね。
「かいしゃ」とか、がんばってねー。
犬は人間のおかあさんが、
洗濯ものをたたむのなんかを、
応援しながら、待ってるよ。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/27 14:43
postman

また、はじまった。

おとうさんは、急に横になります。
犬も、急に横になります。
両方が、おなじ場所で横になると、
人間のおかあさんが、写真をとります。
こういう写真が、これまでに、
何度とられたことでしょうか。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/27 03:01
darling

元空き地。

あの空き地は、もう駐車場ですが、
あの空き地の向こうの空は、
いまも、なんにも変わってません。
ずっと向こうの空の下は、
たぶん海なんですよね。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2009/08/26 19:43
darling

リズ。

ひとりでいるときには、
まだエリザベスをつけられます。
エリザベスのことは、かんたんに、
「リズ」とか「ベス」とか
呼んでもいいんじゃないかと、
おとうさんが言ってました。
どっちでもいいけど‥‥。
<『ブイヨンの気持ち(蜜柑)』より>
2009/08/26 11:06
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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0
x
MONTH / 月
0
2
DAY / 日
0
8
HOURS / 時
0
2
MINUTES / 分
0
2