ほぼ日刊イトイ新聞

ごようぼうにこたえて。

おとうさんの話では、
「いやいやえんのシリーズが、
 妙にウケてるんだけど」
ということらしいので、
犬はもう、積極的にやります。
いやだいやだ、そっち行かない!
<『ブイヨンの気持ち(羊羹)』より>
2010/01/11 19:32
darling

ほんの数日前のこと。

そういえば、と思うんです。
ほんの数日前は、まだお正月で、
ごろごろごろごろしてたっけ。
食べて散歩して寝る。
寝る寝る寝る‥‥そんな感じ。
犬も、そのころは、
ちょっとふとっていたんですよ。
<『ブイヨンの気持ち(土管)』より>
2010/01/11 04:31
darling

もちつもたれつ。

犬と人とのつきあいには、
いろんなかたちがあります。
いっしょに散歩にいくとか、
いっしょにボール投げするとか、
ごはんを食べさせてもらうとか、
いっしょに寝るとかもありますが、
ただくっついているというも、
あるんですよね。
<『ブイヨンの気持ち(薬罐)』より>
2010/01/10 12:17
darling

こんなもんかな。

前回、あれほどの傑作を
ものしてくださいました
ブイヨン先生が、
さらにそれ以上の名作を生み出すか、
と期待してましたが、完成したのは、
豈図らんや、軽い小品でしたね。
「はなびらもち」を意識なさって、
おられるとのことであります。
わたしは牛蒡なり、とか‥‥。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2010/01/09 12:40
darling

さまざまな黄昏。

これも、黄昏です。
黄昏だからといって、
へんなおじさんたちが、
あははあははと笑いながら
旅をしているということとは、
かぎらないんです。
東京から、ちょっと離れた黄昏。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2010/01/08 19:32
darling

ねこのにおい。

おとうさんは止めるのですが、
どうしても、犬は、
猫を追いかけてしまいます。
たまに、無視することも
できるようになったのですが、
ほとんどは激しく気にします。
「鼻の頭をひっかかれることも、
 あるんだぞ」と注意されます。
<『ブイヨンの気持ち(椪柑)』より>
2010/01/08 08:14
darling

これは‥‥?

これは これは
どちらさまでしょうか
もしや いつかおあいした
めがみさま?
あるいは あのときの
おばあさん?
それとも もっともっと
あやしい おかた?
<『犬の鼻歌(詳細不明)』より>
2010/01/07 12:08
darling

できたっ。

先生は、偉大なる梱包芸術を
忘れてなんかいませんでした。
ごらんください、
これまでのなかでも屈指の作品です。
名作映画『ET』を意識したのか?
このまま自転車の買い物カゴに乗って、
空を飛びそうにも思えませんか。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2010/01/06 21:34
darling

雲のうえには。

空をおおった黒い雲があり、
見上げても暗いばかりというとき。
雲のさらに上の空は、
実は光に満ちていたりする。
黒い雲の、うっかりした穴から、
その光はこぼれだしてくる。
こぼれたパンくずは、
食べてもいいんだよね。
<ブイヨン青春詩集(未刊)より>
2010/01/06 10:59
darling

これは作品ではない。

一見、ブイヨン先生の
ひさびさの作品のように見えますが、
実際には助手(小生)の連れ合いが、
「かけて巻いた」似非梱包芸術です。
先生の意欲が盛んなときですと、
ここから新しい表現に
展開していくのですが、
どうやらそういうこともなく‥‥。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2010/01/05 21:52
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

YEAR / 年
2
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x
MONTH / 月
0
2
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