ほぼ日刊イトイ新聞

おだやかないやいやえん。

顔がね、おだやかでしょ。
がんこに「いやいやえん」してても、
表情は愛し子を見守る聖母のよう。
「おとうさんや、そっちへは、
行かないほうがいいじゃないの」
という感じ‥‥だけど、そっち行く?
<『ブイヨンの気持ち(習慣)』より>
2010/06/05 10:33
darling

むっくり。

一年のうちで、
いちばん好きな季節かもしれない。
おとうさんは、そう言いました。
人間のおかあさんも、たしか、
そんなことを言ってました。
だったら、犬もそう思います。
好きな季節です。
<『ブイヨンの気持ち(習慣)』より>
2010/06/04 11:14
darling

もう、ねる?

おとうさん、
もうお風呂はいったの?
これから?
腕立てはした?
したの‥‥。
そう。
犬は、まだここにいるから。
ちゃんと寝るときは言ってね。
<『ブイヨンの気持ち(御燗)』より>
2010/06/04 03:34
darling

犬はもう。

さんぽもしたし、
ごはんもたべました。
うちのひとびとは、
まだごはんをたべてません。
「すぶた」らしいです。
すぶた、すぶた、すーぶた。
犬は、すぶたをよくしりません。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2010/06/03 20:46
darling

昔、犬は。

とても昔のことだった。
犬をあざ笑うように
低空で飛び去るキャラスを追い、
犬はひた走ったのであった。
若かった犬は、
目の前の水たまりを前にしても
ブレーキをかけられなかった。
そう。ずぶ濡れになったのだった。
<『ブイヨンの歴史(未刊)』より>

2010/06/03 08:55
darling

ライトな。

夏も近づき、
梱包芸術の長期休止が
予想されていたのですが、
ときどき、こんなふうに、
ライトな作品が誕生します。
先生としては「これはちがうよ」と、
言いたいのかもしれませんが、
模様の入り混じり具合など、
なかなか味のある作品にも思えます。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2010/06/03 01:13
darling

どこかにねこが。

昔は、犬も若かったですから、
人形のねこにも吠えました。
ぬいぐるみの動物にも、
アニメの生きものたちにも、
とびついたり吠えたりしました。
でも、いまはそうでもありません。
無視したり、早足になったりもします。
<『ブイヨンの気持ち(冷汗)』より>
2010/06/02 10:42
darling

やってますとも。

このごろブイちゃんは、
「いやいやえん」をしてないですか?
そういうご質問をいただきます。
ご心配なくね、してますしてます。
これからも、やりますよー。
<『ブイヨンの気持ち(楽観)』より>
2010/06/01 19:26
darling

こわいゆめ。

昨日の夜のことでした。
うたた寝しててめざめた
犬とおとうさんに、
人間のおかあさんが訊きました。
「こわい夢とかみなかった?」
「みなかったよ」とおとうさん。
犬も「みなかった」です。
<『ブイヨンの気持ち(楽観)』より>

2010/06/01 10:55
darling

まんじ、か。

なぜか近づいてみた「卍」。
水をかけたら、
くるくる回りだすような、
ちょっと走ってる人のような。
でも、これはお寺のマークなんだよ。
まーくんじゃないよ、マークだよ。
<『ブイヨン豆知識(未刊)』より>

2010/05/31 19:50
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

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