ほぼ日刊イトイ新聞

2ねんまえ。

これは、2年前の今日の写真です。
犬は、この日、おとうさんも、
人間のおかあさんもいないときに、
地震にあってしまいました。
怖くてベッドの下に隠れてました。
おとうさんが帰ってきても、
まだ隠れていました。
ずっと余震が続いていて、
どうなるかわからないので、
首輪をつけたまま、この夜は寝ました。
<『ブイヨンの気持ち(不明)』より>
2013/03/11 08:28
darling

たそがれのげきだん。

「劇団セルフタイマー」は、
フラッシュをたくことをおぼえた。
暗くなりかけた夕方、
お墓の十字路で活動してみた。
犬を急いで抱っこして、撮ったけど、
犬の目が光ってしまった。

2013/03/10 19:14
darling

なんだこりゃ?

雲じゃないのに、霧でもないのに、
外がまったく見えなくなっていく。
風のせいといっても、
ここまでの暗さはなかったよ。
ニュースになるようなことでもないし、
わからんばい。
<『新・東京物語』(未刊)より>
2013/03/10 13:51
darling

あしのうら。

お教えしましょう あしのうら
白やら 黒やら いろいろです
室内 屋外 両用です
そのつど 洗って つかいます
かたくて やらかい あしのうら
だだちゃまめの においの
あしのうら いかがでしょう
<『犬の花歌集(不明)』より>
2013/03/10 11:18
darling

あったかいよるも。

寒いから潜るとか、
暖かいから潜らない被らないとか、
そんなんじゃ梱包芸術じゃないです。
ブイヨン先生の梱包表現欲は、
春の暖かさを感じて、
ますます盛んと言わざるを得ません。
<『ブイ先生と共に(未刊)』より>
2013/03/10 01:16
darling

あったかい。

今日は、とても暖かい日でした。
「まるで、夏の肌寒い日みたい」です。
おとうさんが、そう言ったのでした。
なんとなく、そうかなぁとは思います。
でも、とにかく暖かい日でした。
犬も、やる気になります。
<『ブイヨンの気持ち(若干)』より>

2013/03/09 19:22
darling

みる。

ボールが柵の向こうにいっちゃうと、
犬には、どうしても取れないので、
ひたすらじっと見つめています。
そうすると、おとうさんが、
「どれどれ」とやってきて、
手を伸ばしてとってくれます。
「こころをこめて見る」のです。
<『ブイヨン豆知識(未刊)』より>
2013/03/09 11:28
darling

いいこだね。

夜だから、寝ています。
正式に寝るのは、まだです。
「いいこだね」と声をかけられました。
だまっていると、それだけで、
犬はほめられます。
〈『ブイヨンの気持ち(雑感)』より〉














ーー
2013/03/09 03:49
darling

あついらしい。

家のなかの人びとが、
「暑いらしい」って話をしてる。
犬はそれを聞いてます。
暑いって、ほんとかなぁ?
だって、暑いかもしれないけど、
まだまだ寒いよ、きっと。
ちょうどいいんじゃないかな?
<『ブイヨンの気持ち(雑感)』より>
2013/03/08 10:59
darling

ほめられる。

歯みがきをされてる間、
ずっと「いいこだねぇ」と
ほめられているんです。
犬は、クスリをつけるとか、
爪を切るとかよりも、
歯みがきはいやじゃありません。
<『ブイヨン豆知識(未刊)』より>
2013/03/07 21:41
darling

Hobonichi Time Macine あの日の「気まぐれカメら」「ドコノコカメら」

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