目黒から気仙沼の本番まで  さんま寄席を テキスト中継! 「第2回 気仙沼さんま寄席」の本番までを、 ちょっとドキュメンタリーみたいな気分で テキスト中継していきます。 「目黒のさんま祭」からはじまって、 「前夜のおたのしみ独演会」、そしてさんま寄席へ‥‥。 会場に来られない方も、 いっしょにさんま寄席をたのしみましょう! 現場で起きているあれこれ、お伝えしていきますね。
 


















2013/09/24 13:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(5)
 

市場では、出し物というか、
いくつかのイベントもあるようですね?

ふたり
「はいはい、あるよ、あるあるー(笑)」

紀子さん
「まず、気仙沼名物の、餅まき」

餅まき? 餅をばらまく?

和枝さん
「そうです、餅をぱーっとまく。
 こっちの方では、よろこびのとき、
 たとえば建前(たてまえ)とか、
 船の進水式とか」

※建前/建物の新築の際に行われる祭祀。
    基本構造が完成したとき等に祝う。

だれがお餅をまくんですか?

和枝さん
「‥‥それは、ねえー(笑)、
 だれかすてきな人にお願いしたいな、と。
 いま考えているところです。
 すてきな人がまいてくださった餅を
 みんなが拾いたいべなーって」

なるほど。
それは、当日のおたのしみということで。
いやぁ、朝から盛りだくさんですね。

紀子さん
「まだあるんです」

おっと、そうですか、まだある。
どんなことが?

和枝さん
「大漁歌い込みとか、ブラスバンドとか、
 郷土芸能も多数ご披露できると思います」

それはもう、きっと会場では、
ずっと何かお披露目されている状態ですね。

紀子さん
「ねえ(笑)、そんな感じになりますよね」

和枝さん
「なんといっても、場所が市場ですから。
 まさしくほんとに市場なんです。
 みんながセリをやっている、その場所。
 カモメはピューピューって鳴いてるし、
 目の前には船がついてるし。
 そこで、食べる」

紀子さん
「最高の気分ですよね。
 ほんと、市場の雰囲気といっしょに
 気仙沼を満喫していただきたいです」

と、ここで、タイムオーバー。
「うまけりゃうれるべ市。」
生中継がはじまる時間になりました。

和枝さん、紀子さん、
ありがとうございました!

気仙沼の、市場でお会いしましょう!!

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『市場で朝めし。』

日時:9月29日(日)午前8時〜14時

(朝めしセットは12時まで)

会場:気仙沼市魚市場
(宮城県気仙沼市魚市場前8番25号)
※車でお越しの方は、魚市場屋外駐車場、
内湾地区駐車場をご利用ください。

   ◆朝めしセット・チケット◆
前売り 500円
当日  700円(朝市の入口で販売)

※当日チケットは
 ご用意できる数に限りがあるため、
 売り切れてしまう可能性があります。
 あらかじめご了承ください。

●前売り市民チケット、気仙沼市内販売店
アンカーコーヒー、斉吉商店、
京染のたかはし、ホテル観洋、
気仙沼プラザホテル、横田屋本店、
J'sミウラ、根口商店、明海荘、
唐桑御殿つなかん、三陸新報、大鍋屋、
コヤマ菓子店....

お問い合わせは下記、
「市場で朝めし実行委員会協力店」まで。
御誂京染たかはし 0226-23-1457
斉吉商店 0226-22-0669
オノデラコーポレーション 0226-23-8091
...............................................................












2013/09/24 12:30
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(4)
 

お買いものも、そこでできるんですよね。

紀子さん
「そう、そうなんです。
 今回は朝ごはんのほかに、
 物産市も開くことになりました」

物産市、ですか。

紀子さん
「気仙沼では“産業まつり”っていう
 にぎやかな物産展のイベントを
 まいとし市場でやってたんですね。
 市民も外からのお客さんも
 いっしょに盛り上がる催しでした。
 震災後は、市場でできなくなったので、
 本吉という場所でそれを開いています。
 ことしも11月3日にあります。
 それはそれでたのしみなんですけど‥‥
 でもやっぱり気仙沼市民としては、
 市場でドーンとやりたい。
 あの“産業まつり”を復活させたい。
 そういう思いも、
 今回のイベントに込められているんです」

※左の写真2点は「産業まつり」の様子。

どんなお店が出るんでしょう?

紀子さん
「会場をぐるーっと囲むようにして
 36軒のお店が出る予定です。
 海産物の販売はもちろん、
 塩辛などの珍味加工品、
 カツオ、サンマの生鮮品や加工品、
 ふかひれの加工品、笹かまぼこ、
 お菓子、地酒、お米、
 気仙沼ホルモン鍋や牛くし、
 寿司組合のにぎり寿司などなど」

わわわーー、すごーーい。

紀子さん
「それと、コーヒー屋も(笑)」

※紀子さんは「アンカーコーヒー」
 やっちさんのお姉さんなのです。

紀子さん
「落語前にたくさんお買い物しても大丈夫。
 クロネコヤマトさんが会場にいるので、
 その場から発送することもできます」

はぁー、それはにぎやかになりそう。
地元の人にとっても、
うれしいイベントになりますね。

和枝さん
「そうです、そうです。
 遠くからいらっしゃったお客さんが
 おいしそうにさんま食べてくださる様子を
 みんな目の当たりにすると思うんですよ。
 そうすると地元の人たちは、
 最高にハッピーな
 気持ちになるんじゃないかと思うんです」

紀子さん
「ねー」

和枝さん
「市場でみーんなが混ざるのが、
 すっごくたのしみです。
 気仙沼の人と日本中から来た人が
 そこで混ざって、朝ご飯を食べて、
 混ざっていっしょに、お買い物。
 そうやってね、
 混ざんのが、
 いいんでないかと思うんです」
















2013/09/24 12:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(3)
 

気仙沼の「さんま焼き隊」が焼くさんまを、
ほとんどの気仙沼の人は
食べたことがないんですね。

和枝さん
「そうなんです」

紀子さん
「気仙沼でも、
 ガスコンロで焼くのがふつうです」

焼き隊の人たちが、気仙沼で焼いたことは
いままでなかったんですか?

紀子さん
「なかったんです。
 目黒のさんま祭で18年も焼いてるのに」

和枝さん
「そう、18年。
 焼き隊のみなさんは、
 目黒に行って18年焼いてるんです。
 さんまを焼くのって、
 1尾や2尾でもたいへんですよね。
 それを5000尾も焼いて
 しかもおいしく食べてもらうって、
 これはかなりたいへんなことなんです」

はい。近くで拝見して、
たいへんなことだと思いました。

和枝さん
「それを18年も続けている。
 そうすっとね、18年のあいだに、
 いろいろとこう‥‥
 たとえば網はこのほうがいいとか、
 炎が出たら水をシュッとかけるとか、
 そういうのなんていうんでしたっけ‥‥。

‥‥ノウハウ、ですか?

ふたり:
んだ! ノウハウー!(笑)

和枝さん
「いろんなノウハウが蓄積されて、
 大量のさんまを上手に焼ける‥‥
 これもカタカナで言うと‥‥スキル?(笑)

スキル!
たしかに、すごいスキルだと思いました。

紀子さん
「目黒のさんま祭では、
 朝4時とかから並んでるんですよね。
 何キロも並ばないと食べられない」

和枝さん
「気仙沼の市場では、
 そこまで並ばないで食べることができる」

ぜいたくですよね。
うわー、たのしみです!

和枝さん
「地元の私たちだってたのしみです(笑)」














2013/09/24 11:30
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(2)
 

「市場で朝めし。」ではまず、
炭焼きさんまが食べられるんですよね?

和枝さん
「そうです。
 メニューは、炭火で焼いたさんまと、
 それから、さんまのすり身汁と」

あ、すり身汁!
「目黒のさんま祭」で食べました。
すごくおいしかったです。

和枝さん
「ねえ、おいしいですよね」

紀子さん
「それと、炊きたての白いごはん。
 当日の朝、精米したての新米を
 準備できるよう、いまがんばってます」

和枝さん
「ほかにもいろんな水産加工品が
 いっぱい売ってるんですよ」

紀子さん
「試食をおかずに加えたりして(笑)」

和枝さん
「ちょこちょこ、もらってね(笑)」

ああー、たのしそうです。

和枝さん
「刺し身を販売するお店もあるので、
 お好みで買って、加えて、
 いっしょに食べていただいても」

紀子さん
「9月の末って、さんまもおいしいけど
 カツオもおいしいんですよ。
 戻りガツオ。
 9月末は、気仙沼のお魚が
 いちばんおいしい時期かもしれない」

炭焼きさんまに、カツオのお刺身も‥‥。
お魚好きにはたまらないですね。

炭焼きさんまは、
「目黒のさんま祭」の焼き隊の方々が
焼いてくださるのでしょうか?

ふたり
「そうですー、そうなんですーー」 

それもたのしみ。
焼き隊の方々のさんまは、
ほんとうにおいしかったので。

紀子さん
「‥‥いいなぁ」

え? いいなぁって?
どういうことでしょう‥‥

紀子さん
「食べたことないんですよ」

え? えええーー?!

和枝さん
「地元の人たちは焼き隊のさんまを
 食べたことがないんですよ。
 だって東京で焼いてるから」

なるほどーーーー!






2013/09/24 11:00
「市場で朝めし。」とは?
和枝さん&紀子さんに
インタビュー(1)
 

さあー、いよいよです。
本番目前! という日付になりました。

次の土曜日が「前夜のおたのしみ独演会」。
明けて日曜日に、
「気仙沼さんま寄席」が開催されます。
そしてその日曜には、
落語の前にもうひとつ大きなイベントが‥‥。

「市場で朝めし。」です。

今回ご参加くださるみなさまは、
こちらのページで
その概要はすでにご存知のことでしょう。

「気仙沼の魚市場で、おいしい朝ごはんを
 食べれたらサイコーだよね!」
そんな地元の声がきっかけとなって実現した、
気仙沼のみなさん発案のイベントです。

この季節に気仙沼の魚市場で、
炭焼きさんまの朝ごはんを食べる‥‥。
たっのしみですよねー。

それだけでもかなり魅力的な催しなのに、
どうやらさらに、
たのしいことやおいしいことが
盛りだくさんになってきているようなのです。
‥‥いったいどれだけ、
にぎやかな朝になるのでしょう?

たまたま「ほぼ日」にいらしていた、
斉吉商店の斉藤和枝さんと
オノデラコーポレーションの小野寺紀子さんに
「市場で朝めし。」のお話を
うかがうことができました。

「うまけりゃうれるべ市。」
生中継がはじまる30分くらい前、
現場にすべりこんで
スタンバイ中のおふたりにインタビュー!

和枝さん、紀子さん、
「市場で朝めし。」こと、
くわしくきかせてくださーい。
どれだけにぎやかになりそうなんでしょう?






2013/09/20 16:42
気仙沼Tシャツが完成しました!
 

今年も気仙沼Tシャツを
製作中です。と、お知らしていましたが、
ついにそのTシャツが完成しました!

「さんま2013」と「ツリーハウス」
の2種類です。

「さんま2013」Tシャツは
ボディが濃紺で、
去年の色違いになっています。
今年は胸に銀箔のさんまが輝いています!

「ツリーハウス」Tシャツは
いま、我々が気仙沼につくろうとしている
100のツリーハウスの景色を
想像して描いたものです。
この計画は少しずつ、少しずつ、
前に進んでいます。

サイズはそれぞれ
SS・S・M・L
価格は3500円です。

28日「前夜のおたのしみ独演会
29日「第2回気仙沼さんま寄席
両日の開場中、休憩中に
2階ロビーにてお買い求めいただけます。

当日は、ほぼ日スタッフも着ていますので、
みなさんも一緒にいかがですか?






2013/09/19 19:54
えきべん
 

さんま定食と揚げパンで
満足していた我々ですが、
お弁当屋さんを見ると
やっぱりむらがっちゃいます。

私は「平泉うにごはん」を
買いました。
新幹線で食べるのが、
とてもたのしみです。

これから東京に戻ります。

次に気仙沼に来るのは
「第2回気仙沼さんま寄席」
のときです!

みなさま、一ノ関または気仙沼で、
お会いしましょう。
(私は東京発のツアーのバスに
一ノ関から
ごいっしょさせていただく予定です)

この「さんま寄席」の
テキスト中継は、
まだまだ続きますよ。
ときどきごらんくださいね!

今日は十五夜。
みなさまのいる場所からは
満月が見えているでしょうか。
おだんごなど、食べましょう。
私も、家に戻ったら、食べます。

それでは、また。




2013/09/19 19:24
満月だ
 

気仙沼出張組、
新幹線に乗る一ノ関駅に着きました。
日が暮れるのが早くなったね、
と言いながら、夜空をみあげると
満月でした。
きれいです。

みんなで駅に向かいます。


2013/09/19 17:53
お疲れ様でした
 

東京のほぼ日のみんなが、
みっちりスケジュールの
一日出張を終えて帰っていきます。
一日にぎやかだったので、
ひとり気仙沼に残るずぶん(自分)は
ちょっとさみしいです。

でも、来週はさんま寄席!
がんばろー!!
みなさんさよーなら、また来週!




2013/09/19 17:06
メッセージ
 

今年のさんま寄席では残念ながら、
気仙沼のおかみさんによる
バスガイドができないのです。
次の日の「市場で朝飯」に
全力をかけてくださっているので、
どうしても準備が忙しくて‥‥。

そこで。
気仙沼に来てくれたみなさんへのメッセージを
気仙沼のキャンディーズ
(じゅんぺいが勝手に命名)こと、
和枝さん、一代さん、紀子さんに
しゃべっていただきました!
ツアーに参加される方は、
このメッセージをどこかで聞けるかも?
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