手帳チームのメンバーが、日々の情報をお届けします。
みなさん、こんにちは。
2月22日のきょうは「ねこの日」ですね!
というわけで、こちらのページも
ねこに関連したスペシャルバージョンでお届けします。
(あんまり、手帳に関係なくてすみません‥‥)
わたしはねこを飼っていないのですが
(でも、いつかいっしょに暮らしたい!)、
せめて今日は、
ねこのかわいさを味わえるような本を
読んですごしたいなあ、と思い、
まわりの乗組員に
おすすめの本を教えてもらうことにしました。
マンガから写真集まで、
いろんなおすすめねこ本がそろいましたよ。
それでは紹介していきます。
『陽だまりの彼女』越谷オサム
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「女子が男子に読んで欲しい恋愛小説No.1」
というキャッチコピーで注目されたこの本。
恋愛も大事な要素ながら、それ以上に、
ネコ好きの心を揺さぶること間違いなし!
『遠い太鼓』村上春樹
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猫の話は少ししか出てこないのですが、
とてもおもしろい旅行記です。
村上さんが暮らしたギリシャの島々には
猫がたくさんいるのですが、
イドラ島の猫はこう、
スペツェス島の猫はこう、というふうに
島ごとに異なる猫たちの性質を
的確に描写しているんですよ。
『みかん絵日記』安孫子三和
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人間のことばを話せる「みかん」という名前の猫と
飼い主家族のお話です。
はじめて読んだのは小学生の頃でした。
ファンタジーではあるのですが、かわいいだけではなく、
ほろりとするシリアスなお話もけっこうあり、
今でも読み返したくなります。
『かのこちゃんとマドレーヌ夫人』万城目学
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小学1年生のかのこちゃんの家に暮らすのは、
外国語が話せるアカトラ猫の“マドレーヌ夫人”。
旦那さんは柴犬の玄三郎。
彼らとその家族の日々の冒険は、
みずみずしくて、かわいくて、ちょっと切なくて、
いつか教科書に載ればいいなあ、と思っています
(おとなにもおすすめ!)。
『カボチャの冒険』五十嵐大介
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都会生まれの作者と猫が東北の田舎に引っ越し。
そこでの日々が細やかに綴られたマンガです。
野性を目覚めさせつつ、ときに
臆病さやわがままさを発揮する
カボチャ(猫)がとにかくかわいい!
『猫の建築家』森博嗣/佐久間真人
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建築家だという猫が
美の意味を問い続けるという話。
森博嗣らしい筆致と
佐久間真人の緻密な絵とが
哲学的な内容と相まって、
なんか素敵な絵本なんです。
『てつぞうはね』ミロコマチコ
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ミロコマチコさんの愛猫「てつぞう」と
過ごした日々を描いた絵本です。
あばれたり、イタズラしたりもするけれど、
猫と暮らすことで、
世界はこんなにも鮮やかになるんだ!
と憧れの気持ちで読みました。
『愛しのチロ』荒木経惟
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とにかくチロちゃんが美猫です!
写真にたまに添えられるアラーキーの
直筆コメントもいいです。
チロちゃんへの愛おしさが写真から伝わってきます。
『きりこについて』西加奈子
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「ぶす」な女の子「きりこ」と
人の言葉がわかる黒猫「ラムセス2世」のお話。
わたしたちは、人間こそが世界のことを知っていて
ねこや動物は劣っている、と思いがちですが、
いや、感覚がにぶくて、なんにもわかっていないのは
人間のほうなんだよなあ‥‥と
ラムセス2世の「目線」に、はっとさせられます。
さて、いかがでしたでしょうか。
気になった本があったら、
ぜひ手帳にメモしてみてくださいね。
それではみなさま、
すてきなねこの日をお過ごしください。