香港の旅

亀ゼリーを、はじめて口に運びます。

「む」

「にがい」

「シロップかけたらいいんじゃない？」

「シロップかけたらなかなかいい」

「にがみがすごいけど、嫌じゃない」

「うん、ぜんぜん嫌じゃない」

亀ゼリーが、我らのもとにきました。
ドキドキする。

満腹しあわせのまま、
たどり着いたのは
本日、最後のお店の恭和堂。

亀ゼリーで有名なお店です。

亀ゼリーは、全員初体験のメイツ。
緊張感がございます。

ごはんを食べて外に出たら
すっかり夜で、
ちょいと歩くことにし。

レストランの室内は
ちょっと肌寒いので
あったかいデザートがうれしいです。
（室内は冷房がきついよ、と
メールで教えていただいてたので
上着持ってきました！）

黒米やココナッツミルクの
おだやかな甘さがおいしくて
するする入っていきます。

はー、おいしかった、と
帰り支度をしていたら
なんと、デザートが出てきた！
サービスかな？

満腹気味だけど、
これはおいしいに違いない。
食べるっきゃない！

香港で
　　家庭料理のありがたさ
　　　　いっくら食べても
　　　　　　　からだよろこぶ


カロリーメイツ、
香港の意外なやさしいお味に感動する、の句。

油少なめ、化学調味料不使用のお店で
味わったおいしさは、
みなさんのおすすめメールにあったように、
おうちのごはんのあっさりかげんと
似ていました。

いやぁ、京都出身の薄味好きな私は、
とくに「んまかった」です。
そんで、写真では
伝わりにくいかもしれないけど、
すべての料理の盛りがよかった。
竹筒チャーハンは、
掘っても掘っても掘っても
ギュワギュワにはいった
おいしいチャーハンでした。
スープは軽く、２リットルはありました。

ごちそうさまでした、完食です！

どれもこれも、
食べたことのない味である！

これはみなさんの「おすすめ」には
なかったのですが、
季節の野菜ときのこ炒めです。

カロリーメイツは３人とも、
きのこが大好きなのです。

この「季節の野菜」は、
食べてもいったい何かわかりませんでした。
ブロッコリーの葉っぱ版？
それか小松菜の巨大版？

「鮑魚?粒竹筒飯（竹筒チャーハン）」です。
これもメールで「たのめ」と
情報をいただきました。
かおりがすごくよくて、
ちゃんが、
浅草寺の煙を浴びるかのように
手をフンフンしています。