気仙沼のほぼ日便り

来たる、9月14日(日)、
目黒区田道広場公演にて、
目黒のさんま祭」が行われます。
過去に行われた「気仙沼さんま寄席」は、
このお祭りのさんま代を稼ぐものとして、
始められました。

メインは焼さんま5000尾のおふるまいですが、
その実体は、気仙沼の有志が、
夜行バスで目黒へ向かい、
さんまをひたすら焼き、つみれ汁を作り、
そのままバスで深夜に帰ってくるというものです。
ハッキリ言うと、気仙沼の参加者に、
ほとんど利益はありません。
むしろ参加費が必要なくらいです。
でも、みんな、東京のみなさんに
おいしいさんまを食べて欲しくて、
ワクワクしながら夜行バスに乗って行くのです。

私も最初は、苦労の多いお祭りだなぁ
と思っていましたが、
参加をしてみて、
キラキラ太ったサンマを、
「おいしい!」と食べてもらえることの
喜びは、多少の労力くらいなんでもないほど、
嬉しいものだということが分かりました。
去年の様子はテキスト中継がありますので
こちらをご覧ください。

思い起こせば、
昨年は、朝から台風のような大雨でした。
一時は中止も検討されたのですが、
すでにカッパを着たお客さまが
会場にずらりと並んでいたため、
開催を決行。
しかし、途中からは雨がやみ、
暑いくらい日差しが照りつけるという、
ドラマチックな天候の一日でした。

さて、今年はというと、
今のところ、日曜日の天気予報は
晴れのようですし、
台風の接近もなさそうです。

先日気仙沼で行われた全体会では、
各担当の最終確認がありました。
今年も準備は万端です。
最後は「どや節」の練習をして、
締められました。

私は3年目の今回も、
「さんまのすり身汁」チームです。
1杯100円という、
大サービスのすり身汁は、
毎年13時くらいには完売してしまいます。
ちなみに、焼さんまも、
閉会時間を待たずに、5000尾の
振る舞い終了になることがほとんどです。
お早めにお越し下さい!