1おもちの思い出
わはは がんばれ
お餅を焼いてから、
お椀にお茶をそそいで
そのなかにお餅をどぼんして
ふやふやにして、
いい具合にとろけたお餅を救出し、
きな粉のお皿に引きあげて
まぶして食べる食べかたを、
「おじいちゃんの食べかた」として
母から教わりました。
おじいちゃんは
わたしが生まれる前に亡くなったので、
わたしは会ったことがなく、
おじいちゃんも
わたしの存在を知りません。
わたしが死んで
天国でおじいちゃんに会えたら、
「おじいちゃんのおもちの食べかたで
 おもち食べてたよ!」
ってびっくりさせたいです。

(粒子)

2026-08-28-FRI