ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2022/02/09 15:05
akiko.kusaoi

河合祥一郎さんの
授業と新訳

ほぼ日の學校「ごくごくのむ古典シリーズ」
シェイクスピア講座3回
河合祥一郎さんの授業
アプリで公開となりました。
「ものすごく噛み砕いてくださった
東大の授業」と思いながら
聴講した記憶があります。
気軽に聞いていただけて、
聞けば深〜〜〜〜い講義です。

さて、その河合先生、最近は
何していらっしゃるのかな、と思って
検索してみたところ、
2月22日、猫の日にあわせて、
『黒猫』(エドガー・アラン・ポー)の
新訳を出されることに気づきました。

加えて今月は光文社古典新訳文庫で
サマセット・モームの
『人間のしがらみ』(上下)ももうすぐ発売。
相変わらずのすさまじいお仕事量、
すごいなあと思いながら、
タイトルをながめて
「あれ?」と思いました。

金原瑞人さんの新潮文庫版をはじめ、
『人間の絆』と訳されることが
多いのではなかったかと思ったのです。
原題はOf Human Bondage。
たしかに、最近は
良い意味で使われることの多い「絆」よりも、
束縛の色が濃い「しがらみ」の方が
小説の内容にあっているように思います。
河合さんご自身が「訳者あとがき」で
すべての先行訳とは違う題名を選択した
理由を丁寧に解説していらっしゃいます。
新訳をするにあたっての覚悟が
うかがえる「訳者あとがき」です。

シェイクスピア講座とあわせて、
ぜひこちらの新作も手にとってください。
2022/02/08 14:48
hirono

文具部より、春の空気をすこし。

ほぼ日文具部が、
あたたかくなるころに
おひろめするコンテンツの
撮影をしています。

それぞれ、お気に入りの文具を
持ってきているのですが、
いままでのコンテンツを見て、
わかるように文具への思いがあふれてるんです。

お気に入りのマイ文具の話をしているときは、
ミーティングの部屋が
ちょっとあったかくなるような。

そして、撮影がはじまると
立ったり座ったり、のぞきこんだり、
じっとしているときがありません。
意外と活動的!

今回から、文具部の写真とデザイン担当として
が参加して、
みんなの写真を撮ってます。

ミナミもカラフルなので、
明るい色とともに
春が待ち遠しくなってきました。
2022/02/07 17:25
wakana.shimizu

水をのむ

とわたくしワカナは、
学生時代のインターンから
そのままほぼ日に入社した3人で、
とりとめのない会話をすることが
多いメンバーなのですが、
この日は
ペットボトルの水を飲むのを見て
「めずらしいね!」と
ひと盛り上がりました。

なにせ彼は見かけると
いつも片手にコーヒーをもっています。
とにかく物知りで、知らないことは
すぐに検索して調べあげるので
同期からはSiriと呼ばれることもある彼です。
朝コーヒーを持って出社し、
夕方ごろにはもう一杯コーヒーを買いに行く
ワークスタイルがよく似合います。

そんなこんなで
水を飲んだだけで
まわりが驚いたのを見て
本人は苦笑しておりました。
2022/02/04 13:44
yukiko.wakushima

ドストエフスキーからの挑戦状?

ロシア文学者の亀山郁夫さんによる
ドストエフスキーの授業を、本日から
ほぼ日の學校で公開しました。
(2分のおためし版は、こちらからどうぞ!)

授業で取り上げたのは、ドストエフスキーの
五大長編の1つ、『未成年』
二十歳の青年、アルカージーの
手記のかたちをとった小説です。

最初から何なのですが、実はこの『未成年』、
「読みにくいことで有名」な作品だそうで
(かのヘルマン・ヘッセも匙を投げたとか!)
亀山さん自身も何度も挫折したそうなのですが、
一念発起して読み終わってみたら、
「ドストエフスキーは、この作品で
終わっても良かったんじゃないか
というくらいの感動」があったそうです。

この作品は、ドストエフスキーからの
「挑戦状」だ、と言う亀山さん。
作品に込められた意図や背景を読み解き 、
読みすすめるためのコツを交えて、
「私たちのようなドストエフスキーのオタク
ではない方たちにも、この作品の面白さを
届けたい」と、熱く、丁寧に、
語ってくださいました。

授業の第1部では、亀山さんが
ドストエフスキーゆかりの地をめぐった
取材旅行のお話も。
ドストエフスキーが晩年を過ごし、
『カラマーゾフの兄弟』のモデル地とも
なっている別荘も紹介されるのですが、
緑あふれる庭でおどろきました。
ロシアは、北の大地で荒涼としていると
ばかり思っていました。

どうぞご覧ください。
2022/02/03 18:20
akiko.kusaoi

あっという間に
本が消える

きのう終了した「ほぼ日曜日」での
「本屋さん、あつまる。〜春〜」。
撤収の手伝いに行ってきました。

おびただしい数の本が陳列されていたのに、
ほらこのとおり。
たくさんお買い上げいただいたので、
返本はかなり少なくなっていましたが、
残った本は箱にしまわれて、
全国各地の本屋さんに帰っていきました。

ずっとお店番をしていたは、
ゴミを拾っているように見えますが、
これはゴミではないのです。
くしゃくしゃにした紙切れが
箱のなかで本が移動して傷まないための
重要な緩衝材になるのです。
みなさん、お疲れ様でした!
2022/02/03 15:13
hirono

撮られる人の気持ち。

映像収録のテストをしています。
わたしがいま、いるのは、
これから撮られる社長が立つ予定の場所。

こちらに向けられるカメラが2台。
照明もたくさんあたっています。
これはなかなか大変なことです。

このあと、雑談をかわし、
ひとくつろぎしてから
撮影にのぞんだ、さすがでした。
2022/02/03 09:47
mogi

あああ、
チョコレートの季節でした。

ワタクシ、本のことに夢中でしたが、
うっかりしていました!
年に一番か二番くらいに、
チョコレートのお菓子と
向き合う必要のある日程が
近づいていました。

そこで、なかしましほさんとつくった
「チョコおやつミックス」ですよね。
なかしまさん、富澤商店の三谷さんと
ミックス粉にこんなに
ココアパウダーいれるかね、
ってくらいいれて作った
「チョコおやつミックス」ですよ。

あっちゅうまに、チョコのおやつができまして、
おそらく、あと10日後くらいに
活躍してくれるとおもうんですよ。

うっかりしてたって方は、
ぜひ、いまご注文を。
レシピ集もこの間つくったので
2022/02/03 08:22
akiko.kusaoi

縄文大工・雨宮さんの
次なる挑戦

ほぼ日の學校に登場いただいた
石斧でものづくりをする
縄文大工・雨宮国広さんから
お知らせが届きました。

大きな杉の木の命をもらって、
北海道から沖縄まで
全国のキャンプ場をまわって
子どもたちとともに石斧で丸木舟をつくり
沖縄の海に浮かべる
「Jomonさんがやってきた!」という
大きなプロジェクトをはじめるそうです。

石の斧で原始のものづくりを体験し、
人間らしい暮らしとは何か、
地球の生きものを思いやるとはどういうことか、
いっしょに考えようという試みだそうです。
クラウドファンディングも始まっています。

この様子は
ドキュメンタリー映画にもなるようで、
撮影もはじまっています。

山梨の自宅わきの小さな家で
できるだけ縄文の暮らしに近い生活をしながら
世界を考える雨宮さん。
どうして今の生活をするようになったのか、
石の斧の魅力とは何か、
ほぼ日の學校でご覧いただけます。
2022/02/02 17:06
mogi

それぞれの
やらかし。

さきほど、
「本棚に本屋」で選書をしてくださった
ブックデザイナーの名久井直子さんが
「ほぼ日曜日」に来てくださいました。

「ちょっと仕事させて〜」といって
ストックルームで作業されたのち、
お店にでていったのです‥‥。

そして、ちょっと目をはなしていたところ、
レジで、お会計されていました。

鴨さん、河野さんや
「ほぼ日曜日」のスタッフは、
連日ちびちびちびちび購入して、
やらかしを積み上げておりますが、
名久井さんのように、
一撃の方もおられますね。

やらかしは、ひとそれぞれ。
さてみなさん、
まもなく、イベントは終了でございます。
20時までおまちしておりますので、
どうぞ、おかけこみ遊ばしてください。
2022/02/01 20:06
mogi

2月2日こそが最終日。

さてみなさん、
ながらくここを占拠している状況の
渋谷パルコでの
「本屋さん、あつまる。」ですが、
いよいよ、
2月2日が最終日でございます。

ここに運び込まれた本は、
2000タイトル以上になりました。
本屋さんたちが
気合をいれて選書してくださって、
1冊のみの入荷が多かったので、
初日と今では、じつはラインナップが
かなり違っていたりもいたします。
多めに補充をおねがいしていたので、
最終日ですが、ちゃんと本はあります。

こんなに、ISBNがない本(zineなど)が
置いてある場所もそうありません。
ISBNがない場合は、
我らでバーコードを製作するのですが、
わたしはしばらくバーコードを見たくないくらい
発行しました。

やけに煽りますけども、
こんな機会はめったに無いと思いますので、
ぜひ、万事繰り合わせの上、万難排して
渋谷まで起こしください。

11時から20時まで営業中です。