モンゴルの砂漠のなかには、
「やわらかいもの」のルーツは
残念ながら、見当たりませんでした。

一同、意気消沈‥‥かと思いきや
砂漠に別れを告げ、
ふたたび調子よく歩きはじめます。

ハリーなど、あろうことか
Ｖサインまで出しています。

これじゃまるで、観光気分ですよねぇ。

ハリー、あなたなんですよ！
「白くてフワフワで、
　やわらかいもの」のルーツを探ろうって
言い出したのは！

‥‥と、そのとき！　僕たちは見た！

たまに招集される、「ほぼ日」工作部。
作るものによって、
工作部だったり電飾部だったりしますが、
メンバーはほぼ同じ。


今回のメンバーは、

今回はいつもと違った工具を並べて、
レッツ工作！

電気ノコギリ〜！
電動ドライバ〜！
工具好きとしてはたまらん。

ぎゃんぎゃん音をたてながら、
木を切っている隣では、
なにやら大事な会議中

はたから見たら、
何の会社か全くわからないであろう
「ほぼ日」です。

さて、何ができるのでしょうか〜？

夜の床ミーティングに
ひきつづき、
月曜日出勤した
を
とが
すかさず捕まえます。

「見ていただきたいものが・・・」

と、金曜日の夜
ミーティングしていた「あれ」を
お見せしております。

どうですかー？

「もっとカラフルにすると更に、いいね」

すかさずメモする

「４０個くらい、たかしま先生に
描きおろしてもらおうと思っているんです」

なるほど。
聞こえてくる会話から判断するに、
この秋（夏かも？）、
ブタフィーヌさんに関する
カラフルな、可愛いものが登場予定、ですね？
しかも沢山の描きおろしイラストで！

さっそく水曜日にたかしま先生が
お打ち合わせにいらっしゃいいます。

もっと詳細がわかり次第
また報告いたします〜。

金曜の夜のこと・・・

デザイナーが
「できました〜！見てください」と
「あるもの」を持ってやってきました。

わらわらと集まった

の３人。


は作ったものをせっせと床に並べます。
なぜ、机でなく、床？
ともあれ、弊社恒例、
「床ミーティング」の始まりです。

床に向かい車座になって
ひそひそ話すので、
遠目で見ると
悪だくみをしているかのように
見えるところも床ミーティングの特徴です。

「もうちょっと、色が鮮やかだといいね」
「最初に試作したものが、
やっぱり一番可愛くみえるかも」
「どっちがいいかな？」
などなど、週末の夜にもかかわらず、
かなり盛り上がっております。

あの〜、それ、何ですか？

詳しくはまだ言えないけれど、
ブタフィーヌさんに関わるもの、で
秋ごろまでに作りたい・・・
なるほど。
「ブタフィーヌさん（３）」も
秋を目標に出版したいですものね。
（３）の発売前に、何か作っているんですね？

「じゃあ、早速月曜日
にみせよう！」
ということで、床ミーティングはおひらき。

金曜の夜にみなさまお疲れさまです。
月曜日、の反応が
楽しみですね〜

先週末、みごと入稿を果たした
『谷川俊太郎質問箱』チームは
印刷会社さんが
校正紙に印刷してくださっている
そのあいだ、
つかのまの休息の時間を
すごしています。
イラストが入ったあの本が
どんな表情になるのか
たのしみです。
ちらりと頭をよぎる修正点については、
校正紙が出てきてから考えよう。

カレー部でお世話になった電力館で
永久紙袋チームが撮影中と聞いて、
のぞきに行ってきました！
（写真1枚目）

ここで、約200人前のカレーを作ったのが
なつかしいなぁ。
などと思い出にひたっていると、
隣りでおかしな動きをしはじめる人が‥‥。

はりさん、
いったい何をしているんですか？！
（写真２枚目）
どうやら今日の主役と、
写真のポーズについて研究中の様子。
私の記憶にある限り、
かの有名な「ユッ・フォー」って
動きに似ているのですが、
それではないみたいです。

写真とコンテンツのできあがりは
もう少し先のようなのですが、
ちょびっとだけリークをしますと、
今日の主役の衣装はこんな感じでした。
（写真3枚目）
とってもおしゃれに着こなしていて
かっこよかった〜。

どうやら、目的のものは
この砂漠には、なかったようです。

それじゃあいったい、どこにあるのか‥‥。

しかし、ふさぎ込んではいられない！

気を取り直して
記念写真でも撮りましょうか。

せっかくの砂漠なんだし。

パチリ！　パチリ！

なにかが間違ってるような気もしますが、
ごらんのように、
みんなのこころは、くじけていません！

ただ、ハリーだけは
お気に入りの帽子を斉藤さんに取られて
ちょっとさみしげ。
胸のペンギンも、めそめそしています。

とにもかくにも、
次回、旅はいよいよフィナーレへ！

しばらくすると
ふたこぶラクダさんたちが
ふと、歩みを止めました。

どうやら、目的地に到着したようです！

そこから見えたのは、
とても大きてありがたそうな‥‥大仏？
‥‥なのでしょうか？？

詳細は不明ですが、
なにやらご利益がありそうです。

でも「ルーツ」は‥‥見当たらない。
く、くやしい！　残念！

うーん、しかたない。
ふたこぶラクダさんに乗って帰ろう。

大仏さま、どうか
目的の「ルーツ」に出会えますように‥‥。

はたしてこの先に、
「ルーツ」はあるのか。

そもそもわれわれは、
いったい何をしているのか。

そして、どこへ行くのか‥‥。

ふたこぶラクダさんに揺られながら
各自、自問自答タイムです。

お気に入りの帽子が落ちないよう
手で必死に押さえるハリーの胸にも
期待と不安が
入り交じっていることでしょう。

砂丘のうえに上がったら、
ふたこぶラクダさんたちがいました。

正面からだと、こんな顔なんですね！
まじまじと見るのは初めてですが、
か、かわいいなぁ‥‥。

でも、この先は、
彼らのちからを借りないと
進んでいけないみたいです。

もうここまできたら、行くしかない！
ふたこぶラクダさんに乗って！