「おおお〜」
「ひゃあ〜〜〜」

こざっぱりとしたオフィースに
どよめきと嘆息が
響いております。

ふと其方を見れば、
黒山の人だかりが。
なになに〜？

あっ。
ぐっさんの乗っているそれは、
あれですね！
発売になったばかりの
Wii Fit！

まだゲームとか持ってないから、
体の重心を見たりしているそうです。
どうですか、平行感覚は。
いわゆる、
センス・オブ・バランスは。

体重は、非公開にできるのですね。
じゃ、あとでやってみようっと。

ひととおり儀式の終えた、
ファイヤー（）と
ネイティブアメリカン（）は
かなり息がきれている様子。


「いや…、つ、つかれたな…（ハァ、ハァ）」


「は、はぃいい…（ゼー、ゼー）」

「そこは、ダンスホールなのね？
じゃあ、私もフラの練習をしよーっと！」

そこのスペースは当分の間、
「ダンスホール」になりそうです。
shall we dance?

席替えも落ち着き、
なんとなく席も整いましたが、
それでも、あっちこっち
スペースがあります。


「なんかこのスペース、おかしくない？
こんなスペース、あったらさ〜、」

とスキップしはじめました〜！！

すると、うしろから
「ついていきます！」

とっても軽やかです！
見事なスッテプであります。

でも、なんでしょうか、
この状況は…


「ちがうよ、モギ！
手をヒラヒラさせるんだよ。」

「こうですか〜？こうですか〜？」

手を叩く社長を中心に、
モギが最高の笑顔で回ります！

キャンプファイヤー（）の周りを
くるくるしている
ネイティブアメリカン（）
のようです。

でも、なんでしょうか、
この状況は…

あ、これはこれは社長。
新しい席順はどうですか？

「うん。
　まあ最初は慣れないけどさ、
　そのうち、なれちゃうんだろうね。」

社長の席はかわらず。

「あ、そうね。」
ごそごそごそごそ。

どうしたんですか？

「甘するめがね、
　とどいたっていうから。」
ぴりりりり。

「まあ、おひとつ。
　あ、これは、
　『大学するめ』ってかいてあるね。」

ああ、これはこれは、
恐縮でございます！
おいしゅうございますね。

ごく一部の読者から
楽しみにしていただいている、
のダイエットゴリラ弁当。
せいいっぱい素敵に言って、「Ｄ.Ｇ.Ｂ」。
（Diet Gorilla Bento）

ほんじつも、
ぶつ切りの芋と、脂気のない鶏肉が、
無造作なハーモニーを奏でております。

ところが、
このＤ.Ｇ.Ｂに先ほどピンチが！

「もう、こんなもの食べたくない」と、

が、ぐずったのです。

ご覧ください、不満たっぷりの表情を。
いつもの小芝居ではなく、
真実の表情です。本気でぐずっております。

「あ〜食べたくない食べたくない、
　こんなの人間が食べるもんじゃないよ。
　ゴリラも食べないよ？
　おもしろがる人がいるからってさ、
　毎日食べる、ぼくの身にもなってよ！
　も〜いやだ食べたくない食べたくない」

‥‥いや、あの、武井さん、
おもしろがる人のためではなく
そもそもダイエットが目的だったのでは？
もうちょい続けませんか？
おもしろい‥‥じゃなくてヤセるから！
きょうも残さず食べたじゃないですか。

そんなわけで、
普通のお弁当に戻ってしまう
可能性が出てきました！

たいへんすくないとは思いますが
Ｄ.Ｇ.Ｂファンのあなた！
「やめないで！」の応援メッセージを！！

さて、席替えもおちついてきまして、
加湿器も稼働しはじめましたよ。

ええ、加湿器は
うつくしい人の前に
おくもんです。

の前。

の前。

そして、ちゃんの前。

何か？

「このLANケーブル、
　どうなってるの〜〜！！
　か、かわもっちゃ〜ん！」


「あああ、ちょっとまってください
　こっちはこっちで大変です！」

さて、工事完了。
荷物が展開されてないって
すごい広いね‥‥。

あ、あそこにいるのは、
コギソさんじゃない！

「席ができました。
　よろしく！」

イエイ。

地獄もほぼ終了。
いろんなモノが片づいて、
なんだか、
ものすごいすてきなオフィスな感じっす。

「ん？　すてきって、
　ぼくのこと？」

そういって、振り向くシェフは、
葉巻（風のボールペン）をくわえ、

「僕らの地獄に、
　紙コップで乾杯！」

って、なんのこっちゃ。

それはさておき。
工事がおわってるはずの
月曜日にオフィスは
どんなことになってるのやら
たのしみですな。

今日は二回目の
社長シリーズでございます。

「おーい、
　社長シリーズされにきたぞ〜。」

へえ。
こら、ありがてぇ。

「取材がいま終わった。
　また、てもちぶたさん。」

ええ、てもちぶたさんのときは、
なんだか、
手を後ろに組んでしまいますよね。

「そうだね。
　じつはね、永ちゃんもよく
　手を後ろに組むんだよ。」

あ、それはしらなかったっす。