いま私は、夕日の見えない席に
座っていますが、
ときどき、誰かが
「今日は夕日がきれいだよー」と
声をかけてくれることがあります。
そういうときは、すぐ見に行きます。

今日はが声をかけてくれました。

空一面の‥‥という感じではないですが、
光の強い、きれいな夕日が見れました。

今日から
「生活のたのしみ展　出張巡回展」のページに
当日、会場にならぶアイテムなどが
アップされはじめました。
わたくしは、そちらの手配が
まったく間に合っていません。

なので、僭越ながらこちらで。
■にがおえかきます　NIGAOESK?
22日（土）下田昌克さん
23日（日）和田ラヂヲさん
■なかしましほのおやつのお店
を、どうぞどうぞよろしく。

ええと、何でしたっけ？
そうそう、「もういくつ寝ると」みたいなことを
人がつぶやき始める頃合いです。
だって、19日（水）から開始なのですもの。
巡回展ということで、
企画のツメをするわけではないからな、
などと油断している場合ではありません。

すでに、メインのあたりと、
担当デザイナーのあたりが極まってきています。
さっきは、「ほぼ日手帳の店」担当の
通称・ニンニン、が
「たのしみ展の足が速い。
追いつかれそうでまずい。」
というようなことを
ぶつぶつつぶやいていたし、
自分で管理するアイテムが死ぬほどある
が、
先日の夜に、商品を持って
社内をゾンビのように歩いていたのを
目撃しています。

ら、来週がんばろう。
わたしも。

それはきのうのことじゃった。
TOBICHI番長・が
もくもくと梱包をしていました。

中身は、デスクトップ型で
モニタと一体になったパソコンです。
ぶっちゃけるとiMacです。
社内に転がっている
ダンボールであっというまに
完了していました。

さすがTOBICHI仕事が長いだけあるぜ。
社内梱包選手権があったら、
上位に食い込んでくるんじゃないかと
思います。
そんな選手権はしませんが。

毎度同じみ「小さいことば」チームです。
奥におられますのは、
プリグラフィックスの清水さんです。

今年は、２冊の本を
同時に発売しようとしています。
危ぶまれる声も
聞こえないではありませんが、
わたしは、頑張れおじさんたち！　
とおもって応援中です。
いや、応援しただけで本ができれば、
そりゃいいわけで、
そんなわけにはいかないので、
いろいろ手伝っています。
先日は、ミスタ・に
パソコンを借りて、
写真をコピーさせて
もらったりもしました。

ただいま、片一方の本のゲラが
行ったり来たりしているところです。
ようやくレイアウトができたところなので、
毎度おなじみ
「付箋がジュリアナの扇子」のようです。
最近は、テレビなどで映像が写ることも多いので、
このことばの意味がわかる
お若い方も増えまして、ありがたいです。
しかし、先日「においに敏感」というかわりに
「においカーゲーベー」と発言したところ、
お若い方にぽかーんとされました。
カーゲーベー、勉強しないのですか！
ソ連の諜報機関KGBですよ！
ロシア語読みで、カーゲーベーですよ！
ついでにコルホーズとソフホーズが
脳から引き出されました。
若い頃の暗記はするもんですな。

もどりまして、書籍の製作は、
細い綱をわたるように、
薄い氷を踏むように進行中です。

ではさっそく、たねあかし。

向かって左が「ほぼ日のアースボール」に
映し出された昼の地球のすがた。
向かって右がほぼ日手帳2019の
手帳カバー「The Blue Marble」です。

どちらの地球も素敵でしょう？

「The Blue Marble」の地球は、
1972年12月7日、
月に向かうアポロ17号に乗っていた
宇宙飛行士によって撮影されたものだそうです。
裏側には英語で、
「この目で地球を見たことのある人は
どれだけいるのだろう？」と入っています。

日々のくらしの中に「地球」があるって
おもしろい！
どちらもほぼ日ストアで好評販売中です！

「生活のたのしみ展 出張巡回展」にならぶ、
スペシャルブレンドの試飲会をさきほど
とと行ないました。

たのしみ展の開催直前は、
６車線くらいの高速道路を
同時走行中、みたいな
疾走感のなかで準備が進んでいきますが、
商品が続々と完成を迎える
ワクワクする期間でもあるんです。

システムチームのに
丁寧に淹れてもらって、
カップもきちんと温めて。
穏やかで静かな時間。

さぁどうですか？



「‥‥なんていうんでしょう、
知れば知るほど好きになる豆ですね」



「たいして、知らんやろ」

珈琲カップがひとりだけ、
鳥獣戯画なのも気になります。

珈琲をひと口飲んだだけなのに
もう360度、突っ込まれ要素のかたまり。

現在育児休暇中の乗組員が、
事務所にお子さんを連れて
遊びにきてくれました。

子どもが生まれるとたいていみんな
「だっこさせてー」と連絡してしまいます。
育休中の人とも久しぶりに会えるし、
お子さんとも遊べるし、うれしい瞬間です。

まったく他人のが
「じーじですよ〜」
と言って軽く頭突きしながら抱擁していました。
ほほえましかったです。

が呼ぶので、
何かと思ったら、
その手にはSDカード。
え、それはもしや昨日の？


すごい、直せたんですか？


会社のゴミ置き場から
プラスチックの破片を拾って、
加工して直したそうです。



「あくまで応急処置で、
もしまた壊れたらいけないので、
あまり重要なことには
使わないでくださいね」


を呼ぶと、
「わー、ほんとにうれしい！
けっこう高かったのに、
捨てるしかないかと思ってた！」


と、喜んでいます。
社内のみなさま、
壊れたものは、あしざわさんに。

今日はけっこう仕事がはかどった、
きりがいいところで帰ろうと
上機嫌でエレベーターに乗ったら、
歳の同じような、社歴の長いみなさんが、
ちょうど同じ瞬間に移動しようとしていたので、
なんだかくたびれ加減が同じタイミングなのかと
いやになって
写真を撮りました。

「もっと姿勢をシュッとしてくださいよ」
「してるよ」
「してるがな」
などと言い合いながら帰りました。
明日もがんばりましょう。

たったいま、が
「聞いて聞いて、ショックなことがあった」
と言いながらやってきました。

どうしたの？


「これ、64ギガのSDカード、
側面のロックする部分が壊れて、
読み込みしかできなくなった」

ええー、それはショックだね。


「あーーー、捨てるしかないのかなあ」

と落ち込んでいるので、思わず、

「そうだ！　あしざわさんが
直してくれるかもしれないよ」
と言いました。


は「直す人」です。
いつも何かを修理しています。
あるとき、私は雑談のなかで、
自分の家の洗濯機の不具合を
話したことがありました。
すると、ふむふむ、と聞いていたが、
すっと席を立って、
ペンチを２本持ってきまして、
「これを貸してあげるから、このようにして、
その詰まっているものを取ればいいです」
と言いました。
家に帰って、
半信半疑でそのとおりにすると、
ちゃんと直ったのです。


ということで、
ふたりで「直す人」のもとへ。


「わかりました。
直せるか保証はできませんが、
やってみましょう」

やっぱり引き受けてくれました。
ふたりで、
すごーーーい、と感動していると、

は、
「なんでも直しますよ。人間関係でも」

と、すごいセリフをつぶやいて、
上にあがっていきました。