2024/08/04
09:00
ほぼ日のリアルスペース、
主にTOBICHI東京ではたらくスタッフ、
ちゃんが、
ダイレクトメールを手渡してくれました。
これは‥‥おお、すばらしい。
「おかゆ」ちゃんこと、
蓮尾佳由(はすお かゆ)さんの個展が、
熊本の「Gallery MOE」でひらかれます!
そう、TOBICHIスタッフのちゃんは、
抽象画を描く画家さんでもあるのです。
去年の夏にも彼女は、
同じギャラリーで個展を開催しています。
ちょうど1年前の
「ただいま製作中」でご案内しました。
この投稿の2番めと3番めの写真が、
去年の個展の様子なのだそう。
いいねー。
すてきだし、不思議な空間。
ドキドキしてくるギャラリーですねぇ。
抽象画の感想を言葉にするのは難しいので、
気の利いたことは言えないのですが、
個人的に、おかゆちゃんの作品が好きです。
自由で、明るくて。
今回のDMにある二作品も、いいなぁ。
原画をできれば見てみたい。
筆の跡や絵の具の厚みが見てとれる
実物のこの絵を目の前にしたら、
自分はどんなことを思うんだろう‥‥。
DMと一緒に今回の個展に向けた、
おかゆちゃんの〈ステートメント〉も
受け取りました。
おかゆちゃん本人が書いた文章です。
それがとてもよかったので、
ここに全文を引用しますね。
(ご本人の許可を得ています)
───────────────
〈 蓮尾佳由 ステートメント 〉
言葉にすることができない感情、
不確かな記憶の断片や、
過ぎ行く時間の中で澱のように
溜まった思いを抽象的に置き換え、
色彩に織り込む表現を試みている。
幼少期、フランスで暮らしたときの
生活にまつわる淡い記憶、
帰国後から現在に至るまでの
忘れられない、風景、痛み、苦しみ、
幸せを感じたときの記憶は、
わたしの内で混ざり合い、
混沌としたまま頭の中にある
クローゼットの中で息を潜めて生きている。
時に、誰もいない街に一人だけ
取り残されているような気持ちになって
憂鬱になることがある。
しかし創作に向かうと、
そのネガティブな感情さえも
わたしが前へと進む原動力となるのだ。
ただただ手を動かしていく中で、
画面に偶然現れる線や形の痕跡から
描きたいイメージを捉え、
それに導かれながら
これ以上手を加えるところが無い
と思えるまで描く、描く、描く。
誰もが抱えるそれぞれの痛みや喜びに
そっと寄り添い、
今、この場所、この瞬間を超え、
どこかへ行ってしまえる作品を
生み出したい。
───────────────
こうした想いで描かれた作品が、
8月10日から熊本のギャラリーにならびます。
お近くの方は、ぜひ。
お盆で九州方面へ向かう方も、
ぜひぜひ熊本のこのギャラリーへ。
アクセスはこちら。
=============
蓮尾佳由 EXHIBITION
2024.8.10(土)〜8.20(火)
12:00 - 18:00 会期中無休
(最終日は17:00まで)
=============
ちなみに、今回の投稿にある
モノクロのポートレートは、
写真家・幡野広志さんの撮影です。
さすが幡野さん。
写真のちゃんが、
すっごくうれしそうにしている(笑)。
※蓮尾佳由さんのInstagramはこちら。
作品を何点か見られますよ。
主にTOBICHI東京ではたらくスタッフ、
ちゃんが、
ダイレクトメールを手渡してくれました。
これは‥‥おお、すばらしい。
「おかゆ」ちゃんこと、
蓮尾佳由(はすお かゆ)さんの個展が、
熊本の「Gallery MOE」でひらかれます!
そう、TOBICHIスタッフのちゃんは、
抽象画を描く画家さんでもあるのです。
去年の夏にも彼女は、
同じギャラリーで個展を開催しています。
ちょうど1年前の
「ただいま製作中」でご案内しました。
この投稿の2番めと3番めの写真が、
去年の個展の様子なのだそう。
いいねー。
すてきだし、不思議な空間。
ドキドキしてくるギャラリーですねぇ。
抽象画の感想を言葉にするのは難しいので、
気の利いたことは言えないのですが、
個人的に、おかゆちゃんの作品が好きです。
自由で、明るくて。
今回のDMにある二作品も、いいなぁ。
原画をできれば見てみたい。
筆の跡や絵の具の厚みが見てとれる
実物のこの絵を目の前にしたら、
自分はどんなことを思うんだろう‥‥。
DMと一緒に今回の個展に向けた、
おかゆちゃんの〈ステートメント〉も
受け取りました。
おかゆちゃん本人が書いた文章です。
それがとてもよかったので、
ここに全文を引用しますね。
(ご本人の許可を得ています)
───────────────
〈 蓮尾佳由 ステートメント 〉
言葉にすることができない感情、
不確かな記憶の断片や、
過ぎ行く時間の中で澱のように
溜まった思いを抽象的に置き換え、
色彩に織り込む表現を試みている。
幼少期、フランスで暮らしたときの
生活にまつわる淡い記憶、
帰国後から現在に至るまでの
忘れられない、風景、痛み、苦しみ、
幸せを感じたときの記憶は、
わたしの内で混ざり合い、
混沌としたまま頭の中にある
クローゼットの中で息を潜めて生きている。
時に、誰もいない街に一人だけ
取り残されているような気持ちになって
憂鬱になることがある。
しかし創作に向かうと、
そのネガティブな感情さえも
わたしが前へと進む原動力となるのだ。
ただただ手を動かしていく中で、
画面に偶然現れる線や形の痕跡から
描きたいイメージを捉え、
それに導かれながら
これ以上手を加えるところが無い
と思えるまで描く、描く、描く。
誰もが抱えるそれぞれの痛みや喜びに
そっと寄り添い、
今、この場所、この瞬間を超え、
どこかへ行ってしまえる作品を
生み出したい。
───────────────
こうした想いで描かれた作品が、
8月10日から熊本のギャラリーにならびます。
お近くの方は、ぜひ。
お盆で九州方面へ向かう方も、
ぜひぜひ熊本のこのギャラリーへ。
アクセスはこちら。
=============
蓮尾佳由 EXHIBITION
2024.8.10(土)〜8.20(火)
12:00 - 18:00 会期中無休
(最終日は17:00まで)
=============
ちなみに、今回の投稿にある
モノクロのポートレートは、
写真家・幡野広志さんの撮影です。
さすが幡野さん。
写真のちゃんが、
すっごくうれしそうにしている(笑)。
※蓮尾佳由さんのInstagramはこちら。
作品を何点か見られますよ。