「住所を入れ込むというのは、
　ほんとうにあるんだ、
　ということを示す表現でもあります。

　映画『シンドラーのリスト』でも
　最後にドキュメンタリーのような
　シーンを入れたりしていたでしょう。
　物語の最後に、
　ほんとうだったんですよ、
　ということを
　表しているものは案外ありますし、
　近年は、バーチャルという概念のせいで
　また、ほんとうなんですよ、
　という印をつけることが
　あらためて重要に
　なってきていると思います。

　このことは、いつか
　掘り下げたらおもしろいんじゃないかな
　と思ってます」