田島貴男さんといっしょに 歌う棚卸し

ラヴァーマン6月30日、それは東京糸井重里事務所の棚卸しの日──。
ほぼ日刊イトイ新聞の全社員がそれぞれの仕事の手をとめ、
倉庫にある商品を数えて申請する、
チョー地味で、だいじなお祭りです。
そこに、立ち上がった男がひとり。
1日だけ、なつかしいあのコンテンツから
帰ってきた田島貴男さんです。
ニューアルバムラヴァーマン
快調にカッとばしている
オリジナル・ラブの田島貴男番長は、
7月18日(土)の渋谷公会堂ライブを目前に、
なぜか、糸井重里事務所の倉庫で、ひたすら数えます。
みなさん、お手もとに、数えるものはありますかーーっ。
数えながらいっしょに歌をくちずさんでは、
いかがでしょうかーーっ。
さあ、みなさんもごいっしょに、レッツ・カウント。

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2015/06/30 15:51
おしまいです

ほぼ日社員ほぼ一同と、
世界初、よその会社の棚卸しに
参加したミュージシャンを乗せたバスは
順調なスピードで青山に到着しました。

幸運の「歌う棚卸し」が功を奏し
史上最短で数え終えることができましたのも
田島貴男さんのおちからに
よるものだと思います。
数えた。
たのしかった。
音楽は、いい!

田島さん、いつもながら
わけのわからない我々と遊んでくださり、
ほんとうにありがとうございます。
7月18日の渋谷公会堂、
誘い合って行きたいと思います。

それでは、このページをお読みのみなさま。
本日はおつきあいいただきまして、
ありがとうございました。
歌う棚卸し、これにておひらきにいたします。
またいつか、
田島貴男さんの「ほぼ日」への登場を
たのしみになさっていてください。

ありがとうございました。

(歌う棚卸し おしまいです!)

 


 
2015/06/30 15:33
樹木

「今日、短い時間ですが
ほぼ日のみなさんといっしょに
作業をさせていただいて
ちょっと感じたことがあるんです」

なんですか?

「みなさん、ふつうの人たちと
ちょっと笑いのポイントがちがうよね?」

え。そうでしたか。

「はい、ちがいました。
さすが、コンテンツビジネスを
なさっているみなさんだな、と
すこし過ごすだけで、わかりました。
どちらかというと、やはり笑いに
厳しめです。
勉強になりました」

いや‥‥でも、ちょっとだけ、
そういうところはあるかもしれません。
さすが番長、
ライブコミュニケーションの達人だ。

「舞台、踏んでいますのでね」

それでもって、その手は。
もしや、ニュー影絵‥‥?

「ええ。
『樹木』です」

手の影絵につきましては、
あのときの、
人生いちばんのヘトヘトな思い出
ありありとよみがえります。

 


 
2015/06/30 15:21
趣味といえば

田島さんは、
前からお料理がお好きでしたが、
いまも料理は
つくっていらっしゃいますね。

「うん、料理はしてます」

私は田島さんのインスタを
しょっちゅう見てるんですが、
盛りつけのお皿がいつもいつも
ちいさくないですか?

「あれはね、もりもりなの。
 自分にとって適量があれなだけで」

あ‥‥そか。
お皿がちいさいのではなく、
量が多かったのか!
がぃーーーん。

(写真は田島貴男さんの
 インスタグラムより)

 


 
2015/06/30 15:08
最近の趣味は

「田島貴男のオレの5大ニュース」
をやっていたときは、
多趣味な田島貴男番長だったのですが、
最近の趣味はいかがでしょうか。

「最近は、もう、忙しくて‥‥
ぼくの趣味は、弾き語りとライブです」

そうなんですか。

「そうです。
技芸の道は、ほんとうに
おもしろいね。
創作は、若いうちのほうが
いろんな発想が
わいたりするかもしれないけど、
舞台や生、ライブは
年をとったほうが
おもしろいものができると思います。
落語家さんたちも、そうだと思います」

経験をつんだ人たちが
空気をぐっとつかむ感じ、しびれます。
どこか遠くにつれていってくれる、
技のある人たち‥‥
田島さんのライブにも、
そういう「ワーッ」という
心のなかのひそかな興奮が
あるように思います。

オリジナル・ラブの歌を
生で聞いたことのないみなさん、
また「おひさしぶり」なみなさん、
ぜひいまの田島さんのライブに
行って「ワーッ」を体験してみてください。

 



 
2015/06/30 14:59
ラヴァーマン

新しいアルバムの
ラヴァーマン」は‥‥?

「あのさぁ」

はい。

「アルバム制作中には、言いたいことが
つもりつもっていくんだけど、
CDができたとたんに
つもりつもった言いたいことが
さーっと雪のように消えるのは
どうしてかなぁ」

どうしてでしょう。

「でも、これは、
ほんとうにオリジナル・ラブらしい
ソウル・ミュージックのアルバムだと思います。
今回は、昔のオリジナル・ラブのような
サウンドでつくりたいと思ってて、
最初の『ラヴァーマン』というタイトルの曲も
6年間ほど温存していた歌なのですが、
いまここで出すときが来たな、
という感じだったんです。

自分の持てる限りの
ポップスのちからを出してみたい。
そういう意気込みでつくりました。

アルバムを通して聞く、という
音楽の聞き方を、
最近はしないかもしれないけど、
ぼくはもともとアルバム単位で
音楽を聞くのが好きですし、
このアルバムも1枚で聞いてほしいと
思っています」

 


 
2015/06/30 14:51

「最近、オレね、
チョー調子がいいの。
ツアーは大白熱しています。
今回はバンドツアーなんですけれども、
メンバーもこれまでとは少し変わってて、
アルバムの『ラヴァーマン』に
参加しているメンバーといっしょに
まわってます。
最高に楽しいです。
7月18日の渋谷公会堂
この調子でいきますと
火の玉のような
バンドになっていることと思います。
ですので、渋公で燃えつきたいです」

 


 
2015/06/30 14:43
つぎはライブに向けて

ほぼ日の棚卸しに、
なぜか参加された火曜日でございますが、
田島さんは明日からどんな毎日を
過ごされるのでしょうか。

「明日からは、また、
 いままわっているツアーに向けて
 がんばります」

ラヴァー・マンツアーですね。

福岡、梅田、名古屋をこれからまわって、
7月18日(土)の渋谷公会堂で
ラストです。

「ほぼ日の人たちには
みなさん、来ていただきたい」

まだチケットは手に入るようです
私は午前中に取材なのですが、行きたいなぁ!

 


 
2015/06/30 14:41
じつは慣れてた

田島さん、
本日「ほぼ日」の
棚卸しに参加していただきました。
ありがとうございました。
みごとな数えっぷりに驚きましたが、
こんなにも「数える」ことって、
いままでなかったのではないでしょうか。

「いや、そんなことない。
あのね、実はしょっちゅう
数えているんだよ。
ミュージシャンというものはね。

ほら、リズムというものがあるでしょう。

作曲中でもアレンジ中でも、リズムを
打ち込んだりするときに、
120とか240とか360とか、
それを割ってどーのこーのとか、
もー、とにかく、数えます。

ですから、じつは、慣れておったのだよ」

なんとー!

 



 
2015/06/30 14:29
さぁ帰るぞ

ほぼ日スタッフ、
みんなで1台のバスに乗り込みます。

年にいちどの、
地味だが大事なイベント、
歴史ある社会の知恵
「棚卸し」が
終了いたしました。

青山に向かいます。

(ミスターあっさり西田は
 居残りで片づけです)

 


 
2015/06/30 14:23
さすらいの

なんだかさすらいの旅人のような
雰囲気になって
バスに乗り込みます。

1年間の棚卸しを終え、
すっきりとした気分で
(よその会社の、ですが)
これからまたあたらしい
1年に旅立つのですね、番長。

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