ボーズ |
好きな画家や、
気に入ったミュージシャンなんかがいると、
「そのTシャツないかな?」って
つい考えちゃうんですよね。 |
谷川 |
そうなんだよね。そう。 |
ボーズ |
で、探してみて、あるにはあったけど、
「もうちょっとデザインが
違うといいんだけど、惜しいな」
みたいなものもけっこうあって。 |
谷川 |
うんうんうん(笑)。 |
ボーズ |
たとえば、ぼく、ゲームが好きなんで、
ゲームのオフィシャルTシャツで、
オトナが着ても平気なものがあると
うれしいんだけど、なかなかなくて。 |
谷川 |
あ、ぼくはラジオのTシャツを探してたな。
ぼく、古いラジオを集めるのが
趣味だったことがあるんですよ。
いまはやめちゃったんだけど。 |
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ボーズ |
ええ、この部屋にもいっぱいありますよね。
さっきこっそり見てたんですけど(笑)。 |
谷川 |
(笑)。そのころはやっぱり
ラジオのTシャツ探してましたね。
でも、これがなかなかなくてねえ。 |
ボーズ |
ああ、あんまり見ないですね。 |
谷川 |
うん。で、1コだけね、見つけたのはね、
バーバラ・ストライザンドが3台持ってて、
1台5万ドルで売り出したっていう
ガラスのラジオのTシャツ。
ミラーラジオっていうんだけど、
すごいきれいなラジオなんです。
そのTシャツがひとつあっただけだった。 |
ボーズ |
いまなら、探すよりも
つくっちゃうかもしれないですね。
いまは、Tシャツつくろうと思えば
誰にでもつくれるわけだから。 |
谷川 |
そうだね。刷ってくれるお店もあるから、
プリントするだけなら
いっくらでもできちゃいますよね。 |
ボーズ |
そうですよね。そう、それもあるから、
逆に、オフィシャルのTシャツとか、
イベントのときにしか売らなかった
Tシャツなんかが、すごく価値を持ったり。 |
谷川 |
すごく高いプレミアのついた
Tシャツなんて、あるかしら? |
ボーズ |
なんか、ジョン・レノンが着てたとか、
そういうのはあるでしょうね。 |
谷川 |
そうか。着てたとか、サイン入りとか、
そうなっちゃうんだね。
Tシャツそのものの価値で
プレミアがつくっていうのはあるのかな。
ビンテージのジーンズってあるわけでしょう?
ビンテージのTシャツって、ないの? |
ボーズ |
あ、ありますよ、ビンテージのTシャツ。 |
谷川 |
ほんと? |
ボーズ |
ええ。古着で、あるある。
Tシャツで5万円とかするの、ありますよ。 |
谷川 |
えーっ!? ほんとぉ。 |
ボーズ |
ありますあります。でも、それはやっぱり、
どこどこのメーカーのこの生地で、
もうつくられてないから、っていうことで、
デザインとかではないと思いますけど。 |
谷川 |
へぇー、おもしろそうだな。
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