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3日ほど前から、
我が家のお向かいの桜が満開になりました。
毎日、桜を愛でつつ
家族そろって朝食をいただいております。
思わず笑顔になります。
お向かいさんの裏庭に生えている木が、
我が家のリビング正面、なので、
持ち主より、私たちの方がちゃんと見ているはずです。
毎年のことながら、ありがたい!
ソメイヨシノではないので、
葉も一緒に出て、すぐに散ってしまいます。
あと数日、この幸せを噛みしめたいのですが、
天気予報では明日の夜が雨。
静かに散る桜も見たいのになぁ‥‥。
楽しい企画もあと少し、でしょうか。
がんばってくださいね。
(afrokids) |
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お向かいの裏庭の桜がリビングの正面!
借景とはまさにこのことですね。 |
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昨日、熊本の阿蘇にある
「一心行の大桜」に行ってみました。
数年前は畑の中に立っていたのに、
畑は芝植えの公園に変わっていて、びっくりでした。
観光地として有名になったせいか、桜の周りは、
人が根や土を踏みつけて固めてしまわないように、
ウッドデッキに囲まれています。
桜のそばにあった祠は、
すこし離れた場所に移設されています。
ゆっくりと桜の周りを歩いて、
台風で大きな枝をもぎ取られた跡を確かめました。
思わず、痛かっただろうね、と話しかけてしまいました。
どこから眺めても、丸くこんもりとしていた
樹形が変わってしまっていました。
けれども、きれいに手当てされた枝の跡からは、
ひこばえのような細い枝が早くも伸びています。
10年経ったら、この枝の跡は
桜の花で隠されて見えなくなるかもしれません。
でも、元の形に戻るには、もっと時間がかかるのでしょう。
きれいなところだけ撮らせてくださいと
桜にお願いしながら携帯で2、3枚。
帰ろうとしたら、目の前に花びらが落ちてきました。
(かなぶん2号) |
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たくさんのメールを読んでいて思うのは
多くの人が、桜に人格を見ているということでした。
このメールの桜も、
まるで、ずっとそこに立ち続けている
もの言わぬ偉大な先人のようで、
読んでいて呼吸が深くなるようでした。
あと、またしても自分の不勉強を露呈しますけれども
「ひこばえ」ということばをはじめて知りました。
「切った根や株から芽が生え出ること。その芽」
という意味だそうです。
どうもぼくは植物関係の知識がないんですよね。
さて、つぎは、海外からの桜の報告です。 |
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こんにちは。日本の桜、どんどんと北上していますね。
わたしはカリフォルニアの
サンタクルーズという町におりますが、
こちらにも桜がもちろんあります。
ダウンタウンのメインストリートには
まだまだ小さいけれども
桜の木たちがうれしい春を告げています。
あと10年ぐらいしたら、
立派な桜並木になるんではないかな。
このはかない美しさはグローバルスタンダードなのだと
誇らしい気持ちになるのと同時に
日本を心にぎゅっと近づけて
ホームシックを感じたりもしています。
ぜひ、この桜をほぼ日の皆さんにも
見ていただきたいので添付します。
これは、一番遅咲きの桜です。
ここではそろそろ夏支度ですよ。
日本は新しいことが始まる季節。
みんなが期待や緊張を心に持って
わざとじゃないじゃないのに
そういうオーラを出しながら
生活しているのが目に浮かびます。
サンタクルーズより
春のおわりを日本へ。
(なおりんご) |
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それではご覧いただきましょう。
カリフォルニア、サンタクルーズの桜です。
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