読みなおす土曜。
2003/11/01
今週は、ほぼ毎日おとどけしている
ミニコンテンツの数々から、
今週更新されたものを、抜粋でご紹介です。

10個のコーナーの中から、あなたにとって
「いいなぁ」っていうものを、見つけてね!

(担当者 木村俊介)


今週の一言

【初めて会う友だちによわい】

「友だちが紹介してくれた
 初めて会う友だちによわいです。
 友だちに見せている
 キャラ(ボケ・つっこみまくり)を
 出せばいいのか、
 初対面の人に見せる
 キャラ(ボケ・つっこみ一切無し)を
 出せば良いのか、
 迷ってしまいます。

 結局
 友だちとその友だちと3人で話すと、
 向かっている相手によって、
 同じ内容なのに
 言葉や態度ががらっと変わってしまい、
 時々こんがらかって、間違えたりして、
 わけわからなくなります。
 友だちを紹介してくれるのは
 嬉しいのですけど」
(※日常に転がっている数々のよわさを
  特集する「世界よわいの会議」より


【旦那の中で流行っていること】

「旦那の中では今、言葉の最後に
 『でし』を付けるのが流行っている。
 例えば『ただいまでし』などである。
 ところが今日、上司から電話があって
 『もしもしで……』
 まで言って固まっていた。
 もう、いいオッサンなんだから
 やめればいいのに……」
(※夫婦だからこそ見えてくる風景を
  毎日おとどけの「今日の女房・ダンナ」より


【バイト先の社長の言葉】

「バイト先の社長は、
 温厚なおじいちゃん。
 3時のおやつに大福やら何やら
 食べきれないくらいの甘いものを
 ふるまってくれ、
 さんざんおしゃべりする仲なのに
 休みの日に外で偶然会って挨拶したら、
 とっても不思議そうな顔で
 『どちらさん?』
 は、あんまりです‥‥。
 ま、ちょっと面白かったから
 いいんですけど」
(※「女房」に次ぐ人気のミニコンテンツ。
  スナップ的な「センセイ・上役」より


【客商売ならではの記憶力】

「いつも洋服を買うのは駅前のTデパート。
 その中のあっちこっちの店で
 買ったりしてるんですが、
 とある店には
 2年に1度くらいしか行きません。
 すっごくモノがいい洋服を
 扱ってるんですが、値段も超高級。
 だから数年に一度、
 ボーナス前とかにしか行けません。

 先日、久しぶりに
 そのデパートをぶらついていたら
 その店の前を偶然通りがかりました。
 その店員さんと眼が合ったら
 先方はニッコリ。
 『○○さん、お久しぶりです!』
 って。
 2年以上ぶりくらいなのに
 ちゃんと私の名前を覚えてくれてて、
 なおかつ服の好みまで
 バッチリ言い当てるプロぶり。
 そして、ちょうど服を探してた私に、
 すっごく仕立てがよく、値段もいい、
 スーツを出してきてくれました」
(※お店での、いいなぁと思った話を
  特集する「あきんどゴコロ」より


【かっこわるい歌ほどループする?】

「仕事でテンパっているとき、
 『起動刑事ジバン』
 『炎のキン肉マン』
 等の男臭く暑い歌がまわります。
 『おっとこなんだろう♪
  グーズグズするなよ♪』
 あの強引な滑り出しにメロメロです。
 同じ人が歌っていると聞いて
 『ほんとにほんとに
  ほんとにほんとにライオンだー♪』
 の富士サファリパークの歌も
 回り始めるようになりました」
(※つい、頭の中でまわりだしてしまう曲を
  おたがいに紹介しあう「ループうた」より


【ドラえもんを観て、怒る?】

「子供の頃、ドラえもんが大好きでした。
 でも、しずかちゃんが、
 小学生のくせに、男友達のことを
 『のびたさん』『すねおさん』
 『たけしさん』
 と呼ぶのが嫌いでした。
 あと、しずかちゃんが
 お風呂をのぞかれて
 『いやーーーん』
 というのも嫌いでした。
 ああいう態度は、
 小学生なのにおかしいと思っていました」
(※ガキの頃ならではのリアルな思いを
  集めた「ガキの頃はバカだったなぁ」より


【息子に当たりたくなるときの本】

「私は二児の母です。
 我が子ながら
 『このーーー!』と思うことも
 多々あります。
 些細なことで息子を怒ってしまい
 『あんなに怒らなくてもよかったなあ』
 と何度思ったことか。
 そんなときに読み返すのが
 『どんなにきみがすきだか
  あててごらん』という絵本です。
 チビウサギがデカウサギに
 『こんくらいすきだよ』というと
 デカウサギは
 『ぼくはもーっとすきだよ』とかえす。
 それを繰り返す絵本なんですが
 読み返すたびに
 『おかあさんも、
  こんくらいすきだからねー』と
 『もっともっとすきだからね』
 と泣けてきます。
 そして、心がぽかぽかしてくるのです。
 大好きな絵本です」
(※新聞や雑誌の新聞よりも使える?
  読者ブックレビュー「今日の一冊」
より)

【バスの中の不思議な出来事】

「高校の時、バスの中で。
 私の友人の1人に、何故か
 3人のおばあさんが
 わらわらと集まってきたのです。
 『ちょっとあんた、大丈夫?』
 『ウン、ちゃんとつかまってるから』
 と、おばあさんたちは、
 私の友人のセーラー服を
 前から後ろからつかみ始めました。
 3人のおばあさんを鈴なりにした
 友人は言い返す事も動く事も出来ず、
 ただ吊り革をつかんで
 じっと耐えるのみ。
 他の乗客のくすくす笑いの中、
 おばあさんたちは悠然と
 次のバス停で降りて行きました。

 そばには私と
 もう1人の友人も居たのに
 彼女が選ばれたのは、
 そのちょっぴりふくよかな
 体型ゆえだったのか?
 そもそも彼女につかまらなくとも、
 低い位置に手すりが
 沢山余ってたのに何故?
 お年寄り、恐るべし」
(※なごんだ、涙が出てくるお話を
  おとどけの「なごみとホロリ」より


【ふと、母と心が通じた日】

「留学中の大学生です。
 私は他の留学生に比べて
 多く親と電話をする方です。
 いつもは下らない話をしたり
 テストが良かったとか悪かったとか、
 そんな小さい話の交換で
 笑って終わるんです。
 でも、先日ちょっと
 友達の人への接し方で
 納得がいかない事があり、
 そのことを母に何の気もなしに
 もらしていました。
 私が一通り説明し終わるのを
 頷きながら聞いていたと思ったら、
 『ちゃんとママが大切だと思う事が
  伝わってたんだね。安心したよ』
 とだけ言いました。
 最初は意味が分からず、
 え?っと思いましたが、
 電話を切った後ジワジワと
 いつもは下らない事で笑っている母の
 母としての心が伝わってきて
 涙がでました。
 人を尊敬する事、
 ちょっとした心遣いを言葉に混ぜる事。
 普通だと思ってきた事が、
 母が一番私に伝えたかった事なんだと
 思うと、この人に育てられて
 良かったと本当に心から思いました」
(※小さいけど、うれしさを実感したときの
  気持ちを語る「うれしいこと」より


【医学生の、困った習慣……】

「心臓マッサージの実習のとき、
 先生が言いました。
 『マッサージは、
  1分に100回のリズムで行います。
  このリズム、なかなか
  つかみにくいとは思いますが
  中島みゆきの『地上の星』が
  ちょうど同じなんですね。
  いいですか、
  (マッサージをしながら)
  かぜのなかのす〜ばる〜…♪』
 おかげで実習中はおろか、
 実際の救急センターの
 緊迫した状況の中でも
 ループするハメに…」
(※さまざまな、つい気になることを
  特集している「些細な好奇心」より

2003-11-01-SAT


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