SKYPERPECT
 SKY PerfecTV!
ワールドカップ
だけの
ための
500時間
を終えて

総合プロデューサー 山本

スカパーの山本でございます。お世話になっております。
子供のころからサッカーが好きで好きでたまらないばっかりに
あんなことをしでかしてしまいました。
ご迷惑をおかけした皆さん、ごめんなさい。
おつきあいくださった皆さん、ありがとうございました。


番組担当プロデューサー 寺原
ほぼ日刊イトイ新聞「ワールドカップだけのための500時間」を
ご覧の皆様、ご協力有難うございました。
この番組は、開催期間中の1998年 6月10日(水)から
7月13日(月)まで
34日間プラス4日 トータル38日間
番組総放送時間はタイトルの500時間を遥かに上回る 641時間
そして、生放送は一日2時間から13時間で 261時間
出演者36名、ゲスト(大会参加32ヵ国)22名
制作スタッフ、青海スタジオ69名、フランス17名、
糸井重里事務所約15名
番組関係者合計は159名となりました。

この番組は、業界 うん十年のキャリアの私でも
初めての経験、
番組企画からスタートまでこの番組が成立するか
体力が続くか、やってみなければ解らない。
そして、CS放送で有るために予算を含めて全て新規設定
(予算はないが、時間は有る)条件は、
低コストで新システムの制作運営と大変厳しいもの、
試行錯誤 不眠不休の結果、
無事番組を終了することが出来ました。
と、ここまでは現状報告。
実際に担当するに当たり 私自身どう考えたのかと申しますと、
デジタル時代元年、
今までの番組制作はバブルの崩壊と共に崩れ去り
映像業界の未来はどこにあるのか模索しているこの時代に、
これはチャンスだ・・・と‘感じ’ました。
大変なのは この業界どれも一緒。
要は、これから‘やる’意味が有る仕事か? です。

注意)ここで‘やる’意味の説明
1. 時間が有る(この番組に消化不良は無い。)
2. コストと目的重視のデジタルシステム
 (今までにない生中継=テレビ電話)
3. 専門チャンネルの方向性
 (サッカーだけで成立する)

そして、「ワールドカップだけのための500時間」は、
日本そして世界の注目の一大イベント! 
何の迷いが有りましょう!
番組は始まったら必ず終わるのです。
出演者、スタッフ、死ぬ気で頑張ってくれました。
結果は大満足、デジタル時代の将来を予測する
貴重な体験が出来ました。
しかしながら、
企画演出P(山本、小牧、寺原?)の
「いい〜じゃないですか!」
「すばらし〜!」の一言で、スタッフの皆様には
大変ご迷惑をお掛けしました、
心より感謝すると共に番組に関係された
全てのスタッフの理解有るご家族の皆様に御礼申し上げます。
最後に、このような貴重な経験をさせて頂いた
SKY PerfecTV! 様と、
糸井重里事務所の皆様に、
制作スタッフを代表して心より御礼申し上げます。


1998-08-08-SAT

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