5DW メンズショップ イシカワ
スタイリストの石川顕さんが店主を務める『5DW メンズショップイシカワ』に並ぶのは、
石川さんが大好きな24のブランドと一緒につくった、切れ味鋭めの「5DW」のアイテム。
そんじょそこらじゃお目にかかれないトラディショナルでアナーキーなものづくりを、
少しずつご紹介します。
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ISHIKAWA COLUMN
キャンプは修行じゃありません。
無理して登山したり、走ったりしません。
ぼくはバックパッカーではなく、車で行っているので、
軽さは追求したりしなくていいのかなと。



たとえば、おいしいコーヒーを飲みたいなら、
陶器のカップやコーヒードリッパーでもいいんです。
木製カップもステンレスカップでも大丈夫。
バランスなんです。
だってテーブルの景色なんだから。
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ぼくはガスやガソリン、オイルのランタンが苦手です。
ゴーッていう音がうるさいし怖いから。
でも、ロウソクのランタンは楽しいです。



ファイバーのバッグは薪運びにも
スーパーの買い物かごにも。



バックパッカー御用達のタイベックで作った
バゲット袋にはフランスパンを、
弁当袋にはおにぎりとハムを入れて小脇に抱え、
それだけでお出かけもいいじゃない?



あっ、日本のキャンプ場で一番正しくスペックが合うのは
ゴム長靴だと思います。
ISHIKAWA COLUMN
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BrandSTACK CONTAINERS.

ModelBASKET CONTAINER MINI, HANG MINI, LAUNDRY LEATHER CORNER
鹿児島の川井田健晃さんが手掛ける 「STACK CONTAINERS」のペーパーコンテナーです。 川井田さんは、 イギリスで約100年前に使われていたという ペーパー製ランドリーボックスの、 まるで革製品のような紙の質感と 補強のための金属鋲やコーナーカバーに面白さを感じ、 厚紙で箱や籠をつくり始めました。 ブラウンの籠は、柿渋を塗った厚紙に蝋引きを施し、 耐久性と強度を持たせたバッグです。 持ち運びがしやすい持ち手付きタイプと、 薪や雑誌などを入れておきやすいバスケットタイプを。 ライトグレーの箱は、 墨を塗った厚紙に蝋引きを施したボックスタイプです。 散らかり気味な部屋の荷物をまとめて投げ入れ、 何個か積み上げたりして、インテリアの一部にどうぞ。 使い捨てのイメージが強い紙を、 “使い続ける素材”として見つめ直したプロダクトです。 手塗りならでは独特のムラ感があり、 使うほどに味わい深く変化していきますよ!
価格:

BASKET CONTAINER MINI ¥9,833

HANG MINI ¥11,500

LAUNDRY LEATHER CORNER ¥12,166
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BrandONE KILN

ModelA MAG, COFFEE DRIPPER, DRIPPER STAND, RECTANGLE PLATE, RECTANGLE BOWL, NUTS BOWL
「ONE KILN」(ワンキルン)は、 “ひとつの窯”という意味を持つ鹿児島の陶磁器工房で、 作家の城戸雄介さんが手掛けています。 これらのテーブルウェアは、 シンボルである桜島の恵み“火山灰”を使い、 加える灰の量や、焼く際の温度など、 何年もの試行錯誤の末に完成したシリーズとなります。 主に型を使って製作されているのですが、 同時に個々に異なる表情を持っているのは、 土や釉薬の調合によるものです。 自分たちで掘ってブレンドした地元の土や、 様々な鉱物や灰などを混ぜ合わせ、 オリジナルの色や質感を創り出します。 プロダクトと工芸という、 両方向からのアプローチが交錯して 「ONE KILN」のテーブルウェアは生まれるのです。 いつものコーヒーも このドリッパーとマグを使えば、 なんだか美味しく感じるから不思議なのです。
価格:

A MAG(M)BLUE/YELLOW ¥5,500

COFFEE DRIPPER(TRAPEZOID)¥7,700

DRIPPER STAND ¥6,600

RECTANGLE PLATE ¥7,700

RECTANGLE BOWL ¥4,950

NUTS BOWL ¥2,750
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BrandAkihiro Woodworks

Modelkikisa(M),kikisa(L), jincup ceramics(M), jincup ceramics(L), Chicchi M, BlueBirdChicchi Urushi M
鹿児島の木工集団、「Akihiro Woodworks」の作品です。 父の秋廣昇さん、長男のアキヒロジンさん、 三男の秋廣琢さんの3人の手によって オールハンドメイドで木工作品を製作しています。 シグネチャーは、「jincup」と呼ばれる 幾何学的なノミの痕を意匠にした木製マグ。 そんな木製マグを石川顕さんが、 フィンランド北部、ラップランドのサーメの人々に 古くから伝わる白樺のコップ「Kuksa」(ククサ)をヒントに、 10年ほど前、モデルのKIKIさんのために 「トーキョーカルチャートbyビームス」と一緒に アキヒロジンさんにつくってもらったのが 「kikisa」(キキサ)です。 この掘り方、この形、この大きさは、 「jincup」の中でも「kikisa」だけ。 今回のたのしみ展で待望の復活です! 「jincup」を同じく鹿児島の陶磁器工房 「ONE KILN」の城戸雄介さんが 磁器でつくったものが、「jincup ceramics」。 手仕事の味わいがそのままに伝わる 木彫りの鳥「Chicci」は秋廣琢さんの作品で、 木から掘り出された無垢のタイプと、 ブルーの漆を纏った青い鳥「BlueBird Chicci Urushi」も ラインナップに加わります。 ちょこんとお尻を触ってあげると ゆらゆら揺れるのがまた、かわいいのです。
価格:

KIKISA(木製)M ¥16,500

KIKISA(木製)L ¥19,800

jincup ceramics M ¥9,900

jincup ceramics L ¥13,200

Chicci ¥8,800

BlueBird Chicci Urushi ¥16,500
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BrandLue

Model5DW DESSERT SPOON, 5DW DESSERT FOLK, CANDLE LANTERN
真鍮を使い、カトラリーやステーショナリーを ハンドクラフトでつくるのが「Lue」(ルー)です。 デザイナーでもある作り手は菊地流架さん。 使われる真鍮は、銅と亜鉛の合金で、 経年変化を楽しめる素材です。 真鍮製の食器は朝鮮の王族にも 重宝されてきたという歴史がありますが、 使い込むほどに出てくる味わいもこの上なしです。 今回は、5DWのロゴの刻印が手打ちで入った、 デザートスプーンとデザートフォーク、 キャンドルランタンが登場します。 デザートスプーンで食べるハーゲンダッツのアイスは 間違いなく美味しいはずで、 キャンドルランタンで灯す明かりは、 思いのほか優しいのです。
価格:

5DWデザートスプーン ¥1,760

5DWデザートフォーク ¥1,804

キャンドルランタン(ウルトラヘビー+5DW)¥13,016
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BrandFREDRIK PACKERS

ModelULTRA HEAVY バゲット袋, ULTRA HEAVY お弁当袋
2007年に、メッセンジャーバッグ製作から始まったのが 「FREDRIK PACKERS」です。 まるで紙にも見えますが、 デュポン社製のタイベック®という素材を使っています。 耐久性に優れ、防水性などのハイテク機能を有し、 今回のように、バゲットを入れるための袋や、 おにぎりなどのお弁当を入れる袋のように 食べ物をホコリから守るのにもうってつけです。 せっかくですので、バッグの中には入れずに、 小脇に抱えて、公園にでも行きたいものですね。 袋のイラストは、 アーティストのジェリー鵜飼さんによるもので、 袋用の大きなクリップは、 これだけでも欲しいくらいの「Lue」のハンドクラフトもの。 タイベック®素材というのは、 使っていくうちに柔らかくなり、本当の紙に見えますので 家族に捨てられないよう注意が必要です。
価格:

バゲットバッグ(クリップ付き)¥7,332

ランチバッグ(クリップ付き)¥6,828
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BrandAnarcho Cups

ModelAnarcho Cups
「Anarcho Cups」(アナルコカップス)とは、 キャンプ用の金属食器製作に特化したブランドです。 山の暮らしを標榜するアパレルブランド 「マウンテンリサーチ」の山道具カテゴリーの ひとつでもあります。 ステンレス製の「Anarcho Cups」は、 へら絞りと呼ばれる日本古来の金属成型の製法を用いた、 この世界では珍しく東京で作られる国産キャンプ道具であり、 武骨かつ頑丈なつくりも見どころです。 近年のキャンプで主流のプラスチック製品だけでなく、 量産用メタルカップと比べてもとても高価です。 それはなぜか? 何トンもの力をかけながら一瞬でメタルを成形する マスプロダクション型のプレス加工ではなく、 一枚の丸い板を型に、ヘラを押し当てながら、 時間をかけて板を立体にしてゆく“へら絞り”という、 手がかかった少量生産の工法でつくられているから。 へら絞りというものが、東京の下町に古くからある 残り少ない歴史ある工法だというのも とても大切なことではないかと思っています。 たとえば、森の中で焚き火を囲むとき。 この「Anarcho Cups」なら、 冷めたコーヒーも焚き火にかざせば、 元の熱さと湯気であなたを温めてくれるでしょう。 なんならご飯だって炊けちゃいます。 たのしみ展では、蓋付き「Anarcho Cups」のセットを 特別に丸ごと販売いたしますよ。
価格:

Anarcho Cup Tower ¥127,270

Mini Mug Set ¥11,550

1/2Pt. Set ¥12,540

Anarcho Cup Set ¥13,530

Anarcho Mug Set ¥15,400

Solo Set ¥17,050

Anarcho Bowl Set ¥18,150

Anarcho Plate Set ¥19,250
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BrandDaiichi Rubber

ModelRAKA
「Daiichi Rubber」(ダイイチ ラバー)は 北海道小樽市にある「第一ゴム」をファクトリーとした ラバーブーツブランドです。 北海道ではワークブーツは通用しません。 開拓の歴史と共に歩んできたのはゴム長靴で、 雨の日のレインコートと共に、 日々のガーデニングや畑仕事のときに、 ちょっとしたピクニックやキャンプに、 冬場の除雪、雪道などでも、 きっと頼りになる道具のような一足です。 世の中のゴム長靴、ゴム素材を使ったスニーカーは、 熱と圧力を加えることによる「間接加硫」の ヴァルカナイズ製法でつくられたものが多いそうですが、 この「RAKA」で使われる「直接加硫」は、 熱と圧力と“水蒸気”を吹きかけるため、 柔らかく非常に耐久性が高い生地に仕上がります。 ソールには、切り込みが深くグリップ力のある リップルソールを採用しています。 胴生地(ソール以外のアッパー部分)とは別配合の ゴムを使っているので、しなやかで弾力があり、 傾斜のきつい斜面や川床でも滑りにくいのが特長です。 寒さの厳しい小樽だからこそ生まれたアウトソールですね。 アッパーデザインはアメリカの農業地帯で用いられたという プルオンタイプのローパーブーツから着想を得ています。 柔らかさとフィット感を生かすために、 サイドにはプルストラップを用い、 脱ぎやすいようヒールキックも付けました。 片足ずつベルトでまとめられるパッカブル仕様なので、 旅にも持って行きやすいです。 (通常の収納や保管時は折り曲げないことをおすすめします) 両足に5DWのロゴマークも入りますよ。
価格:Daiichi Rubber "RAKA" ¥24,200

サイズ:23センチ~28センチ