高田さんのお宅では
「家族みんなの共有の手帳」みたいな感覚で
使ってくださっているとのことですが
取材をしてみると
家族間の「コミュニケーションの助け」に
ホワイトボードカレンダーを
使っているケースって、すごく多くて。
わかります。個人個人が手帳でやってることを
大きな紙の上で、みんなでやるわけですから。
予定をたくさん書き込むことができる、
「書いては消せる」ので
家族のスケジュールを調整しやすい‥‥って、
「コミュニケーションの道具」
としても、すごく優秀なんだと思います。
なるほど。
うちでも自然と、このカレンダーの前で
コミュニケーションを取るようになってますね。
それに、たとえば幼稚園で芋掘りがあったとして、
繁忙期で毎晩、帰りの遅いのが続いたら
そういうイベントがあるってことすら
知らずに過ぎてしまうことも、あると思うんです。
「あ、そうだったの?」って。たしかに。
でも、このカレンダーに書いてさえあれば
「来週火曜か」ってわかるし、
水曜の朝ごはんのときに
「昨日のお芋掘りは、どうだった?」って
話しかけたりできるじゃないですか。
お仕事の場では、使ってらっしゃいます?
使ってません。
でも今度、
会社が新しい社屋に引っ越すんですけど、
そしたら「ミディアム」のほうを
チームのメンバー内でうまく使えないか、
模索してみようと思ってます。
あ、ほんとですか。それ、すっごくいいですよ。
うちの「ほぼ日手帳」の製作チームなんか
「先月・今月・来月」を横に並べて
これでもかってほど、ガッツリ使い込んでます。
先月(11月)今月(12月)来月(来年1月)を並べて
コンテンツの長期的なスケジュールを管理している、手帳チーム。
なんか、パソコンに向き合って考えるよりも
カレンダーで予定を見ながら
顔と顔をつき合わせてみんなで話したほうが
おもしろそうな気がして。
アイディアを出し合うのに、向いてますよね。
パソコンに向き合ってるだけでは出ないけど、
雑談しながら出て来ることって、すごくあるし。
それこそ、まさしく
ホワイトボード的な使い方になりますもんね。
スケジュールなり、目標なりを
「みんなの見えるところ」で共有することで
チームのモチベーションを上げるのに
うまく使えないかなあって、思ってるんです。
すごい、課長の発言!
やめてください(笑)。
それも新しい社屋で。
うまくいったら、また取材に行かせてください!
やっぱり、さっきも言いましたけど、
カレンダーって
これまで「機能的に使える」という商品が
なかったと思うんです。
日付と曜日の確認くらいで。ええ。
でも、このホワイトボードカレンダーって
「機能性」で選ばれてるじゃないですか。
前の年にあげた人から
「あのカレンダー、今年はないの?」って
年末になると、言われたりするし。
その話は、よく聞きます。
お歳暮じゃないですけど、
親戚や知人に配っている乗組員によりますと、
一度あげると、
「あれ、来年のもよろしく」って
年末、からなず言われることになる‥‥と(笑)。
新しい年、1月1日から使えるものだし、
年の瀬の贈り物にもいいですよね。
あ、だからなんか、わかんないですけど、
結婚する人とかにプレゼントしたり‥‥。
いいですねえ。
もし自分が結婚するんだったら
引き出物に入れたりしても、いいと思う。
「自分が結婚」って(笑)。
いや、だって、人にあげると
すごくよろこばれるじゃないですか、これ。
とにかく結婚したり、出産したりとかで
新しい家族が増えた人や
引っ越しなどで新しい生活を始めた人に
プレゼントしたら、よろこばれると思います。
そういう場面でよろこんでもらえたら、
僕らも、うれしいです。
別にお世辞でも何でもなく、
まわりでも
いちど使った人は、長く使ってますもんね。
だから、うちでも、
ずっと使っていくだろうなって気がします。
<おわります>
2014-12-12-FRI