──

とりあえず十分な水分を用意しておきました。

クラモチ

すでに一本いただきました。

すぎもと

扇風機も用意してくださって、
ありがとうございます。快適です。

──

よかったです。

というわけで今回は、
ほぼ日乗組員きっての暑がりさんに
お集まりいただきました。

クラモチ

やだ、なんか、座談会？　
こういうのはじめてかも。
‥‥えーと、クラモチです。

すぎもと

ぼくも入社してそんなに経ってないので、
はじめてです。
よろしくお願いします、すぎもとです。

ゆーないと

ゆーないとです。

──

ゆーないとさんはベテランですね。

ゆーないと

ベテラン（笑）。

──

お３人様、よろしくお願いします！

クラモチ、すぎもと、ゆーないと

よろしくお願いしまーす！

──

このたび、われわれ「ねむくま」から、
「くまもひんやり夏のケット」と、
「くまもひんやり夏のパッド」が新登場します。

ゆーないと

ねー、たのしみ。
「ひんやり」っていう言葉に惹かれるわぁ。

──

どれだけ「ひんやり」なんだろう？　
って、気になりますよねぇ。
でも、まずは、実物にさわる前に、
みなさんがどれだけ暑がりなのか、
それぞれにうかがうことからはじめます。
えーと‥‥
じゃあ、最初はクラモチさんから。

クラモチ

やだ（笑）、わたしが最初？

──

やだじゃなくて（笑）。
クラモチさんって、そんなに暑がりなの？　

クラモチ

それはもう！　
ほぼ日で暑がりといえばわたしかなって。
自負？　それがあります。

──

自負がある。

クラモチ

みんなが「冷房が寒すぎる」とか、
「ハラマキ欠かせない」って言っているのが
ぜんぜんわかんないんです。
わたし、ハラマキどころか靴下も履かないから。

──

いまも履いてないんですか。

クラモチ

うん。
もう、履くだけで身体がほてっちゃう。

すぎもと

わかります。
できるだけ風通しをよくしておきたいですよね。

クラモチ

そう。

──

はあ～。

クラモチ

とにかく子どものころから暑がりで、
一年中ずっと身体がぽかぽかしちゃうんです。

──

一年中ぽかぽか。
冬にはうらやましいけど、
夏はたいへんそうですね。

クラモチ

ほんっとうに、たいへん。
だから今回のひんやり寝具には
とっても興味があります。
夏はいつも寝苦しくって
もう、いったいどうしたらいいのか‥‥。

──

いまは何をかけて寝ているんですか？

クラモチ

エアコンをつけて、ぎりぎりまで薄着で、
「くまもとろけるふとん」をかけて寝ています。
だけど寝ているあいだに、はいじゃってるの。
けっきょく、何もかけずに寝てる。

ゆーないと

ぎりぎりまでの薄着で（笑）。

クラモチ

そう（笑）。

ゆーないと

でもわかる。
あたしも朝起きるとだいたいなにもかけてない。

──

それ、身体が冷えちゃいますよね。

クラモチ

そのせいか最近は、
朝起きるとなんだか身体がだるくって‥‥ 。
お風呂につかるとだるさもとれるけど、
湯船に長くつかっていられなくて。

すぎもと

湯船に長くつかれない‥‥わかります！　
ぼくはお風呂にはいるとき、
湯船にハッカ油をたらして
スースーさせてからはいっています。

クラモチ

ハッカ油でスースー？　
やだ、それいいかも。

──

ねむくま初登場のすぎもとさんは、
かなりの暑がりだと。
前評判とうわさがすごいです。

すぎもと

ええ、そうですね、かなり（深刻そうな顔）。

ぼくは、暑がりすぎて、
冬に電気代が下がるんですよ。

──

ん？　冬に電気代が下がる‥‥？

すぎもと

暖房を、つけないんです。

──

‥‥え。　
暖房をつけない？　エアコンを？　

すぎもと

つけません。

──

冬のあいだずっと？　

すぎもと

はい。

──

ストーブは？　

すぎもと

ありません。

──

ホットカーペットも要らない？

すぎもと

要りません。

ゆーないと

コタツは？

すぎもと

ぜったいに要りません。
ぼくに言わせると、
日本は暑すぎるんですよ。

──

日本は暑すぎる！！

すぎもと

暮らしやすいんですが、とにかく暑いんです。
すこしでも暖かくなると寝苦しくて、
４月から冷房をかけています。

──

はやっ。

すぎもと

日本って、８か月くらいは夏だと思ってます。

──

日本は８か月が夏！！
はあ～‥‥。
すぎもとさんの暑がりは、筋金入りだ。

すぎもと

そうだと思います。

──

暑がりもそこまでいくと、
きっといろいろな苦労が‥‥。

すぎもと

悩みはたくさんありますが、
とくに困っているのは、
電車や職場の空調が合わないことです。

──

真夏の冷房って寒すぎるくらいだと、
ぼくは感じてますけど‥‥足りない？　

すぎもと

足りません。
こうやって両側に扇風機を置いて、
なんとかやっていけるくらいです。

──

それほどとは‥‥。
でも、いつもこのセットの中にいるわけには
いきませんよね。

すぎもと

そうですね（笑）。
ですから個人的にいろいろと対策をしています。

──

対策。

すぎもと

暑さ対策グッズを持ち歩いています。

──

どんなものを？　

すぎもと

アイシングのスプレーとか。

──

アスリートがシューッとやるやつ。

すぎもと

手持ちの扇風機も持っています。

クラモチ

若い女の子たちが持ってるような？　

すぎもと

そうです、それです。
ちいさいけど見た目以上にすずしいんです。
あるとないとではまったくちがいます。

ゆーないと

へえー、よさそう。

すぎもと

そのほかにも、シャツにスプレーをしておくと
ひんやりするようなものがあるんですが、
それを毎朝かかさず吹きかけています。

──

スースーするやつ。

すぎもと

はい。
ぼく、スースーするのが大好きなんです。

クラモチ

わたしも大好き。
スースーしたくって、
かゆくもないのにキンカン塗っちゃう（笑）。

すぎもと

ぼくもキンカン大好きです！　
あと、銀行も好きです。

クラモチ

わたしもー！

──

銀行が好きって（笑）。
まあたしかに、銀行に限らずですが、
コンビニとかデパートとか、
夏に冷房の効いた場所って助かりますよね。

クラモチ

ほんっとうに、たすかる。

すぎもと

あ、もうひとつ対策グッズが。

──

どんどん出てきますね。

すぎもと

10年くらい前から、日傘を持ち歩いています。
今でこそ見かけますが、
そのころはまだ男性で
日傘をさしている人がすくなくて、
肩身のせまい思いをしていました。

──

いやぁ‥‥対策っぷりがすごい。
本気度がつたわってきます。

すぎもと

子どものころからずっと、
病院でみてもらおうかと思うくらい、
悩んできましたから。

──

そうですか‥‥。
対策でしのげているからいいけど、
たしかに深刻ですね。
これからの季節、気をつけてくださいね。

すぎもと

はい。ありがとうございます。

ゆーないと

あのぉ‥‥。

──

どうしたの？　

ゆーないと

「わたしも暑がりです」と出てきたものの、
おふたりほどではなかったです。
すごいわ、ふたりとも。
わたしなんか「ふつうより暑がり」くらいです。

──

とはいっても、
夏の夜は寝苦しい？　

ゆーないと

寝苦しい、寝苦しい。
「布団が暑い」と思っちゃうんです。

──

布団が暑い。

ゆーないと

布団って、触れているところが
どんどんあったまっていきますよね。

──

そうですね、夏はそれがなかなか不快です。

ゆーないと

あったまったら、
冷たいところを求めてモゾモゾするんです。
でも、そのうち布団ぜんたいがあたたまっちゃって。
ベッドの縁とか、壁とかの冷たいところに
足をつけて寝ています。

すぎもと

ああ、わかりますー。
ぼくもそうです。

クラモチ

わたしなんか、頭だけ布団に残して
身体をフローリングに出しちゃったりする（笑）。

ゆーないと

やるやる！（笑）
ひやっとして、ぺたっとして気持ちいい！

でも、暑がりのレベルでいうと、
ほんとうは一緒に暮らしている家族の方が、
もっと上なんですよ。

──

それは、ご主人のこと？

ゆーないと

そうです、夫です。
彼はかなりの暑がりで、
夏は汗で常にびしょびしょです（笑）。

──

常にびしょびしょ。

すぎもと

ぼくもです。
ぼくも、びしょびしょです。

ゆーないと

そんな夫と同じ部屋で寝ているので、
エアコンの攻防戦を繰り広げることになります。
わたしは弱めがいいのに、
夫はキンキンに冷やしたい。

──

あー、それは悩ましい。
三橋先生は、
「寝室のエアコンの温度は、
暑がりさんに合わせて設定する」
とおっしゃってましたが、
設定温度について夫と話し合った？　

ゆーないと

一応。
話し合って設定温度を決めたんです。
なのに、
ピッピッピッとさらに下げられちゃう。

──

うーん‥‥。
やはり三橋先生が、夏の快眠のコツとして
おっしゃっていたように、
寝具選びにカギがあるのでしょうね。

ゆーないと

というと？　

──

つまり、エアコンの温度を下げなくても
ご主人がすずしく感じるような、
つめたい寝具があればいいわけで。

ゆーないと

そういうのがあれば解決しそうですが‥‥
あ、そうか。
それが‥‥。

──

これです。
ようやく、こちらを紹介できるわけです。

ゆーないと

おおー。

──

たいへん長らくおまたせしました。
「くまもひんやり夏のケット」と、
「くまもひんやり夏のパッド」です。

クラモチ、すぎもと、ゆーないと

（拍手）

クラモチ

これ、さわっていいの？

──

どうぞ。
ぜひ、中に手を入れてみてください。

クラモチ、すぎもと、ゆーないと

‥‥‥‥。
（手を入れる）

クラモチ

やだ。つめたい。

ゆーないと

わっ、つめたっ。

すぎもと

‥‥これはすごい。
しばらく手をいれていても、
まだひんやりしています。

──

いまみなさんがさわっている、
「くまもひんやり夏のケット」は
熱伝導にたいへん優れた糸で作られているので、
さわるとヒヤッとつめたく感じるんです。

ゆーないと

ちょっといいすか‥‥。
これで、こうやって‥‥
全身をくるむと（モゾモゾ）きもちいい！

──

椅子に座ったまま、
みごとにくるまれています。

ゆーないと

最初に布団に入ったときの
「ひんやり感」が続いてるかんじ‥‥。
いいわぁ‥‥。

クラモチ

この、スルスルの肌触りも最っ高。

──

ひんやりではない方の面も、
綿100％のパイル地なので、
これはこれで肌触りがいいんです。

ゆーないと

あー、ほんとだー。
こっちをかけて寝てもいいの？　

──

はい、両面が使えるんです。
暑くて寝苦しいときには、ひんやりした面。
比較的すずしいときには、パイル地の面。
そのときに応じて。

クラモチ

いいですねー。
朝方のすこし寒いな、というときに
ぺろんとひっくりかえすだけでいいんだ。

ゆーないと

夏の終わりころにもよさそう。

──

急にすずしくなったり
暑さがぶり返したりが、
よくありますからね。

ゆーないと

そうそう。
そういう時期に何をかけて寝たらいんだろう？
って思ってた。
これだわ。

──

では次に、敷く方です。
「くまもひんやり夏のパッド」はいかがでしょう？

クラモチ、すぎもと、ゆーないと

‥‥‥‥。（パッドにふれる）

クラモチ

‥‥パッドもひえっひえですね。

ゆーないと

ひえっひえ。

すぎもと

ぼくはこれまで、
いろんなひんやり寝具を試してきましたが、
そのなかでもこのパッドは
とくにひんやり感がつよい気がします。

──

やっぱりいろいろ試してるんだね。

クラモチ

そんなすぎもとさんが言うなら、
まちがいないと思う。

ゆーないと

たしかに。
それはそうと、
なんだか夏のパッドのほうが、
さっきのケットよりも
ひえひえなかんじがする。
気のせい？　

──

「くまもひんやり夏のパッド」は、
熱伝導のいい糸を使用しているのに加えて、
キシリトール加工が施されているんです。

ゆーないと

キシリトール？　ガムとかの？　

──

そう。

クラモチ

キシリトールガム、スースーして好きです。

──

そのキシリトールです。
キシリトール成分が寝ている間の汗に反応して、
スーッとつめたく感させるんだそうです。

すぎもと

なるほどそれで。

ゆーないと

すごいなキシリトール。

でも‥‥ああ、どうしよう。
全身くるまれる「夏のケット」か、
よりひえひえの「夏のパッド」か。
悩みますね‥‥。

クラモチ

両方ほしくなっちゃう‥‥。

ゆーないと

両方いっちゃう？　

クラモチ

やだ、迷う。
すぎもとさんは？　どっち派？

すぎもと

ぼくは、断然パッド派です。
夏はなにも掛けずに寝たいので。

ゆーないと

あ、そういえばうちの夫も
なにも掛けずに寝てるんだった（笑）。
夫はパッドだけでいいかも。

──

筋金入りの暑がりさんは、
なにも掛けない（笑）。

クラモチ

決めた。
わたしは、明け方の冷えが気になるので、
「夏のケット」にします！　

ゆーないと

私は両方いっちゃおうかな。
「夏のケット」は両面で使い分けられるから、
わたしみたいな
すこし暑がりさんにいいのかもしれない。

──

なるほど、いいですね。
自分にあった寝具を選びたいですよね。

というわけで、
ねむくま初のつめたい寝具、
「くまもひんやり夏のケット」と、
「くまもひんやり夏のパッド」を
ぜひ、よろしくお願いします。
暑がりさんのみなさん、
本日はどうもありがとうございました。

クラモチ、すぎもと、ゆーないと

ありがとうございました！

すぎもと

あ、このお水もらっていいですか？　

──

どーぞ、どーぞ。

（暑がりさんの座談会、終わります）