シンクーから、メイクアイテムが登場します。 やさしくありたい。
ふたつめのメイクは、
顔のすべてのパーツに血色感を仕込み、
ぬくもりや柔らかさ、やさしさ、
そして、自然な色気を感じさせるメイク。
会社や学校で、きっととなりにいる、
親しみがあって、温かい人柄の女性。
そんな女性像をイメージしました。
使うのは、シェード、コントロール、シンク、
そしてコンシーラーの4色です。
まず、目元のアイシャドー。
シェード、コントロール、シンクの3色を混ぜ、
ブラウン系のカラーを作りました。
おしゃれ感もありつつ、
誰にでも似合いながら、自然な深みが出て、
優しいまなざしになります。
チークとリップにもシンクを使うことで、
ぬくもりのある表情が、
引き出されやすくなります。
ほおにシンクを塗る前に、
じつは、コンシーラーを塗っています。
肌の密度がぎゅっと高まった印象に仕上げ(※)、
ほおがふっくら、丸くなる、
チークの土台作り(※)のようなテクニックです。
この土台の上に、ライト、シンクの順に塗ります。
最初に手の甲などで色を混ぜてしまわず、
順番に重ねることで、
「おてもやん」みたいになるのを防ぎ、
より自然なグラデーションに仕上がります。
リップは、最初にライトを指で全体に塗って、
その上からシンクを指でのせていきます。
こうすることで、
穏やかで、柔らかい表情が生まれます。
ファンデーションは
パウダーでも、リキッドでも、
お手持ちのものを塗ってから、
各パーツのメイクへと進んでくださいね。
※メイクアップ効果による
(ファンデーションを塗ったあと)
1.シンク、コントロール、シェードを手の甲に同量取り出して混ぜ、まぶたの上下に塗る。
2.黒目の上、目尻の下のほお骨の高い位置にライトをのせて、軽く押さえて肌になじませる。
3.コンシーラーを塗ってなじませ、同じ場所にライトを塗ってなじませる。
最後にシンクを塗り、なじませ、自然なグラデーションを作る。
4.ライトを指に取り、唇全体になじませる。次にシンクを指に取り、同じようになじませる。
(続きます)
2022-01-31-MON