もくじ
- 01 新しい世界観
-
02
カラーの前と後の、
マストアイテム - 03 コーディネートの名脇役
- 04 色や質感をかけ合わせて
02
カラーの前と後の、
マストアイテム
草場
トップコートとベースコートって、
セルフネイルをする方は、
使わない方もけっこういらっしゃいませんか。
冨重
そうそう、そうなんですよね。
ほとんどの方は、塗られていないみたいです。
草場
何度も塗り重ねるのが手間なのと、
乾かす時間もかかると感じられているのだと
思うんですけど、
私としては、
「ベースとトップをしないなんて、もったいない!」
という気持ちでいっぱいです。
ベースコートによって爪を色素沈着から守ったり、
ベースとトップの両方を塗った方が、
仕上りも圧倒的にきれいですよね。
冨重
はい。
ぜひ使ったほうがいいです。
草場
ですから今回、
「BACK TO LIFE Treatment Base Coat」と
「NAILKALE Superfood Base Coat」の
2種類のベースコートと、
45秒で乾く「45 Second Clear Top Coat」を
セレクトさせていただきました。
「BACK TO LIFE Treatment Base Coat」は、
ほんのりミルキーな薄いベージュで、
透明よりもちょっと色づく感じなんですけど、
とくに透け色のネイルカラーを塗るときに、
上に重ねた色を底上げして、
すごくきれいに発色してくれるので助けられています。
「NAILKALE Superfood Base Coat」は
爪をすこやかに保ちたいと思って使っています。
Treatment Base Coat NAILKALE
Superfood Base Coat 45 Second
Clear Top Coat
冨重
「NAILKALE Superfood Base Coat」は
どちらかというとネイルカラーの土台として
一番適している感じで、
爪へのネイルカラーの定着をよくしてくれます。
「BACK TO LIFE Treatment Base Coat」は
NAILSINCのベースコートの中でも
抜群に保湿効果が高いです。
「BACK TO LIFE」という名前のとおり、
「傷んだ爪を元の状態に戻す」というのを
コンセプトに作られているので、
いろんな種類のフルーツオイル(アンズ核油、ヤシ油、
アボカド油、クダモノトケイソウ種子油)や
アルガンオイルが配合されていて、
爪に潤いを与えつつ、
色ムラや凹凸をカバーしてくれます。
草場
たしかに、保湿力をすごく感じます。
クリアーのベースコートよりも
少し落ち着いた印象になるので、
これだけ塗っておくだけでもきれいな気がします。
「NAILKALE Superfood Base Coat」には
スーパーフードのケール(ケール葉エキス)が配合されていますよね。
爪にどんないいことがあるんでしょうか。
冨重
爪の主成分って、髪と一緒でタンパク質なんですけど、
乾燥すると二枚爪になったり、折れやすくなります。
逆に水分が多すぎても、爪がふにゃふにゃしたり、
うまく伸びてこないんですけども、
ケール(ケール葉エキス)は爪をしっかり保湿しながら、
水分量をちょうどいい状態に
保ってくれる効果があるんです。
草場
じゃあ、水分量が少ない人にも、
多すぎる人にも向いているんですね。
冨重
ケール(ケール葉エキス)は爪を保護する効果があるので、
柔らかすぎる爪の方の場合には
硬さが出るぶん、稀に反発することがあって、
全ての爪の方に合うわけではないですけど、
そういった場合以外は、
幅広い爪のタイプの方に合うかと思います。
草場
色はすこしグリーンがかって見えますけど、
塗ると透明に感じますね。
冨重
はい。
「NAILKALE Superfood Base Coat」は
塗るとほぼ透明になるんですけど、
乾くとすりガラスっぽい質感で、艶が出すぎないので、
男性もこれだけ使われる方がいらっしゃいます。
名刺を渡すときに、
爪がきれいに見えるそうです。
草場
なるほど!
男性も爪はきれいなほうがいいですものね。
草場
トップコートは、
持ちをよくしてくれるのはもちろん、
色ムラになってうまく塗れなかったときに
リカバーしてくれるなと感じます。
冨重
そうですね。
少し乱暴な言い方ですけれど、
「トップコートさえ乗せておけばきれいになる」
みたいなところがありますよね(笑)。
草場
そうそう、そうなんです!
だからやっぱり、
ベースコートとトップコートは省けない、
マストアイテムだなと思います。
「Number Ones Mini Base and Clear Top Coat Kit」
という、ミニサイズのセットもセレクトしたので、
今まで塗っていなかったという方は、
まずはこれから試していただきたいです。
冨重
お化粧と一緒かなと思うんですけれども、
下地を塗ってからファンデーションを重ねて、
最後にパウダーをのせると、
やはり持ちがよく、きれいに仕上がりますよね。
爪も同じです。
人の爪って、実は表面に凹凸があるので、
どうしてもムラになりやすいんです。
塗りにくさを感じている方こそ、
ベースコートで土台を整えてもらうとよいと思います。
爪表面をツルンさせた状態でネイルカラーをのせれば、
不器用さんでもきっと上手に塗れますし、
トップコートで仕上げればきれいに馴染むはずです。
草場
セルフネイルが得意で、
好きな方もいると思うんですけど、
爪を健康に保つために、
塗る頻度はどのくらいがいいとか、
一度塗ったらこのくらいでオフして
爪を休ませたほうがいいみたいなことはありますか?
冨重
私たちNAILSINCのスタッフの場合、
3日に1度くらいの頻度で塗り替えていますけど、
マニキュア自体が原因というよりも、
リムーバーに含まれる溶剤によって
爪が乾燥して傷むことがあります。
例えば撮影で、
1日中ネイルを塗って落とすということを繰り返すと、
爪にとっては一番ダメージが強いです。
ですからなるべく負担なく落とすことを考えつつ、
爪を休められるときは、
保湿力のある「BACK TO LIFE Treatment Base Coat」だけ塗ってあげてもいい思います。
洗顔のあと化粧水や乳液を塗るのと同じで、
手を洗ったあと、水分が蒸発するときに
爪の水分も奪われてしまうので、
乾燥の予防と、紫外線からも守られます。
草場
なるほど。
普段から保湿しておくということですね。
冨重
はい。
それから、
爪の根元にある「爪母(そうぼ)」は、
新しい爪が生えてくる場所なので、
ネイルを塗る・塗らないに関わらず、
オイルやローションで保湿してあげてください。
草場 へえー。化粧水でもいいんですね。
冨重
セラミド入りの化粧水とかだと
保湿効果が高いので、さらにいいと思います。
普段のスキンケアの中で、
顔に塗って余ったものを爪に塗ると、
爪が健康になって、ささくれもできにくくなります。
私は、家で顔のパックをした後に、
残ったローションを爪の根元に当てます。
草場
パックのあと、残りますよね!
日常の中でケアできるのはいいですね。