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「ほぼ日手帳」は、2002年の誕生以来、 手帳としての基本的な使い心地のよさを大切に考え、 製作してまいりました。 そして、1年間、安心してお使いいただけるよう、 「さらに品質のよい手帳」をめざして、 毎年、改良を重ねています。 こうした改良が実現できるのも、 毎年、手帳をお使いのみなさまが、 「この手帳をもっとよくしたい!」という思いを持って、 アンケートやメールで、そのお使い心地や、 「もっとこうしたらいいのに‥‥」といった改善点を 寄せてくださるからです。 ユーザーであるみなさまが、 モニターとしての役割も引き受けてくださっていることが、 この手帳の何よりの強みになっております。 毎年、たくさんのご意見を、本当にありがとうございます。 この場を借りて、あらためて、お礼を申し上げます。 |
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「ほぼ日手帳」の製本は、誕生以来、 手でおさえなくても、180度パタンと開く、 “糸かがり”製本です。 携帯電話でやりとりしながら、 手帳に予定やメモを書き込んだりできて、 とっても使いやすいです。 180度の「開き具合のよさ」と 手帳本体の「強度」を上げることを両立させるのは、 実は、とてもむずかしいこと。 手帳の強度を上げるためには、 手帳の背の部分を、 しっかりと接着剤で固める必要があるのですが、 そうすると、背が堅くなる分、 手帳の開き具合が悪くなってしまうからです。 2004年版では、新たに、 手帳本体に特殊な製本方法を用いて、 開き具合のよさは、従来の水準を保持して、 手帳本体そのものの強度を格段に上げることに 成功しました。 2005年版の手帳も、この特殊な製本方法を用いて、 「1年間を通して、 安心してお使いいただける手帳」を お届けします。
「ほぼ日手帳」の紙は、2002年の誕生以来、 手帳に最も適した紙と言われる “トモエリバー”を使用しています。 “トモエリバー”が手帳に適している理由は、 1.裏うつりしにくい 2.薄くて軽い 3.やわらかい(開きやすい) 4.スラスラ書き込みやすい です。 1番の「裏うつりしにくい」というのは、 よく書き込む手帳用紙としては、大事なポイントですよね。 2番の「薄くて軽い」ということも、 同じページ数の場合、 より薄くて、軽くてすむ、ということですので、 毎日持ち歩く手帳にとっては、とても大事なこと。 さらに、3番の「やわらかい(開きやすい)」ですが、 “180度パタンと開く”製本の実現は、 製本方法によるだけでなく、 実は、紙質も隠れた貢献をしているんです! 最後の「スラスラ書き込みやすい」も、 トモエリバーは、普通の上質紙にくらべて、 紙の表面がややコーティングされているから、 ペンの乗りがよくって、スラスラと書き込みやすいんです。 これも、毎日、何かと書き込むことが多い手帳にとっては、 大事なポイントです。 というわけで、2005年版もひきつづき、 トモエリバーを使用します!
「ほぼ日手帳」は、おなじみの文庫本サイズ。 手にすっぽりおさまって、 ジーンズのうしろポケットにも入るし、 持ち歩きやすい、とても便利なサイズです。 この文庫本サイズ、大きすぎずほどよいサイズだから、 お財布がわりにカードやお札を入れた手帳を 1冊だけ持って、気軽にお出かけするときにも最適です。 重さは、カバー+手帳本体あわせて 「250グラム」、 手帳本体は、 「縦15センチ×横10.5センチ×厚さ1.4センチ」で、 カバーをつけると、 「縦16.3センチ×横12センチ×厚さ1.8センチ」です。 |
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撥水加工 |
ナイロン素材も、「ほぼ日手帳」誕生以来、 大好評につき、踏襲しつづけていることの一つ。 どこへででも、気軽に持ち歩けて、 ちょっと乱暴に扱っても傷がつきにくく丈夫な手帳に、 なくてはならない素材です。 また、ナイロン素材は、ちょっと光沢感があって、 洋服屋さんや雑貨屋さんにもありそうな、 カジュアルでおしゃれなカッコよさもあるんですよね。 2004年版にひきつづき、 ナイロンカバーの表面には “撥水加工”を施しています。 雨の日に濡れてしまったとか、 水をこぼしてしまったなんてときには、 さっと拭いていただければ、 シミが残りにくくなっています。 また、2004年版にひきつづき、 2005年で使用するナイロン素材も、織りの密度が高く、 ナイロンの中でも、高品質の素材を使用しています。 さらに、その素材を二重にして縫製しておりますので、 しっかりとした、高級感すら感じられる、 ナイロンカバーとなっております。 |
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「しおりが2本」も、 「ほぼ日手帳」誕生以来の自慢のポイントです。 1本は、1日1ページに、 そしてもう1本は見開きカレンダーに、というように それぞれ別のページにはさんでおけるから、 とっても便利です。 しおりのヒモも、2004年版と同様、 はさみやすく、紙に跡がつかないように、 若干細めのヒモを使用しています。 |
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