ほぼ日刊イトイ新聞

やさしいタオルのつくりかた

一枚一枚ていねいに仕上げる断裁・縫製から封入まで

タオルなどの繊維製品は、やわらかくて、
軽くさわっただけでも形が変わるので、
機械まかせにできません。
手作業の工程もとても多く、
また、機械を使っているときも、
常にスタッフの方が注意深く見守って、
糸の調子を見たり、微調整を繰り返し、
ていねいに手間をかけて作られています。
今回の「やさしいタオル」はただいま製造中のため、
縫製から封入までの最後の仕上げの流れは、
以前、今治のタオル工場を取材したときの
写真を交えてお伝えいたしますね。

それぞれのタオルのサイズに裁断します。


タオルの両端をぬいます。


タオルの上下のヘム(耳)を、
ミシンで1枚1枚ぬいます。
急いでぬうと、糸がきつくなり、
タオルを使ううちにゆがみがでてしまうため、
ゆっくりていねいにぬっていきます。


ヘムをぬうときにいっしょにタグをつけます。
今回から新しいタグがついています。
新しい「やさしいタオル」のロゴをデザインして、
パイル面側におつけしました。


検品してタオルをたたみます。
検品とタオルをたたむ作業は、2人1組で行われます。
飛び出た糸や織り傷、染めムラなど、不良がないか、
しっかりチェックします。


検品され、たたまれたタオルをパッケージに封入します。


ハンド・フェイス・フェイス+28・バスは
下の写真のやわらかな半透明のパッケージに入れて。


ハンドよこながは二つ折りして
透明なパッケージに入れてお届けします。


パッケージに封入されたタオルは、
最後に検針器にかけ、
混入物がないか徹底的に確認します。


「やさしいタオルを作る生産者として
 何が一番うれしいことかと申しますと、
 お客様の声がダイレクトに伝わってくることです。
 工場のスタッフは、それを励みに
 丹誠を込めて作っております。」

と、花椿テリーの社長・山田さん。

花椿テリーのスタッフのみなさんは、
「やさしいタオル」をいつも一生懸命に
ていねいにつくってくださっています。
「やさしいタオル」をお使いになる日を
どうぞ、たのしみになさってくださいね。



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