轟木さんから 「身体を締めつけすぎず気持ちよくて、 かわいいアイテムばかり」と JOHAを紹介いただいてから、 秋冬には欠かせないアイテムになりました。

轟木 うれしい、それはよかったです。

身体をあたためてくれる 秋冬のインナーがほしかったのですが、 化繊は自分の身体にあっていなくて。 そんなときに、JOHAのメリノウールの 着心地にうれしくなりました。 私は冷えとりをしているので １枚目はシルク、２枚目にJOHAを重ね着するのですが、 使い勝手がよくて頼もしい存在です。

轟木 私も何年も愛用して、 だんだんと自分の好みに合うものがわかってきました。 リピートしているのはMARIEの上下、 EMILYのレギンスとSARAの上下です。

アイボリーのMARIEはメリノウール100%。

ネイビーのEMILYはシルク15%、メリノウール85％。 濃紺に近い使いやすい色ですよね。

SARAも同じ混率で、綺麗なモカです。

轟木 温度調節が上手な素材で 心地よい体温を保ってくれる気がして、 気持ちいいですよね。 元々は、冬、寒いデンマークで 体温調整がうまくできない小さい子供たちのために、 ウール素材が適していると、肌着を作ったのが JOHAのはじまりなんですって。やさしい‥‥。

つきのみせチームの愛用者は、 やわらかい肌ざわりにおどろいたと話していました。 みんな買い足していますね。 轟木さんは、どんな風に お洋服と組み合わせているんですか？

轟木 おもに外に見えるのはレギンスですよね。 靴やボトムスの色に合わせて なじむ色を選んでいます。 白っぽいワンピースには白のMARIEを合わせて、 靴下と靴も白系を。 靴下は、ラメ入りのリブを合わせてもかわいいです。 茶系のときはSARA、濃色なら紺色のEMILY。 EMILYはリブでピタッとしているので パンツのインナーとして着ることが多いですね。

読者の方からのメールで、 たくさん種類があるのでどれを選べばいいか、 ご相談をいただくことがあるんです。 素材の混率で選んでいただいてもいいのですが、 着心地に大きな差はないので お持ちのアイテムに合わせて色で選んでもらうのも、 ひとつの選び方かもしれないですね。

轟木 そうですね。 レギンスであれば、そういう選び方はいいですよね。 あたたかさを基準にするなら、メリノの混率が多いものを。 あとは、フィット感も多少違うので、 その辺りが好みになりそうです。

EMILYやKATEはリブ編みでフィット感があり、 MARIE、ROSE、SARA、VICTORIAは 締めつけすぎない着心地かなと思います。

轟木 あとは襟ぐりの開き具合も違うから、 寒い日には首元がつまっているものを選んだり、 襟もとが開いた服のときは ほどよくＶネックのものを選んだりします。

なかでも、頻繁に登場するアイテムはありますか？

轟木 レギンスは秋冬は毎日穿いています。 MARIE、EMILY、SARA、KATEを ボトムやワンピースの色に合わせて、 パンツスタイルのときも穿きます。 真冬、下半身をあったかくしている安心感が 好きなんですよねー。 年中着るのはブラウスのショートスリーブですね。 真夏以外、３シーズン着ています。

半袖のインナーですか。

轟木 旅先など寒暖差の予想できないときや 歩くと暑くなるようなハイキングのとき、 季節の変わり目も、 一番下にショートスリーブを着ておくと、 ほどよく体温調節してくれる気がして快適です。

最近は冬もあたたかいですしね。

轟木 暖房が効いているところだと、 半袖インナーがちょうどいいときってありますよね。 SARAを愛用して良かったから 今年はMARIEを着てみようと思います。

轟木 モノとして、存在感がかわいいなと思うのは、 ROSEとVICTORIAのアンダーシャツ。 ROSEは水色を帯びたグレーという色味がすてきで、 首元がしっかりしたつくりなので、 上下で着るとヨーロッパ映画に出てくる子どものようで チャーミングです。

JOHAって着るとかわいいですよね。 洗練されすぎていなくて、存在感にときめく。

轟木 そうなんですよね。 かわいいのは、子ども服がルーツにあるからだと思います。 色も素材感も上品で 着るたびにときめく感じがいいなと思います。 VICTORIAは首元にレース刺繍があしらわれていて、 ちょっとフェミニンな感じで。

アンダーシャツ、レギンス、ショーツ類のVICTORIAは 今回のニューアイテムですね。

轟木 JOHAのレースって肌ざわりも気にならず、 ゴージャスすぎないのもいいですね。 KATEにもレースがあしらわれていますが、 VICTORIAのレースはもっとさりげなく可憐。 よく、古着屋さんで見かけたような、 花柄のワッフル地のロンＴと合わせて 部屋着にしたらかわいいですね。

わあ、ぜったいかわいいですね！ 今回のJOHAのアイテムは どんな基準でセレクトくださったんですか？

轟木 新作以外は実際わたしが長く着て、 自信を持っておすすめできるもので、 たくさんの種類があるから、 ときめいたものを見て、手にして、選びました。 あとは、肌ざわりや快適な着心地かどうか、 リラックスできるか。

轟木 （上の写真の）ショーツは お仕事の制服などでスカートを穿かなくてはいけない方や、 タイツの下に穿いてもあたたかいですよね。

ショーツはおなかまわりをすっぽり包んでくれるくらい 着丈がありますよね。

轟木 ありますね。 おなかまわりが包みこまれるようにあたたかいと 調子がいいと気がついて。 なんだか内臓もよろこんでくれるかもと思って（笑）、 深めのインナーを身に着けています。

あたらしくセレクトいただいた SARAのキャミソールも、 着丈が長くて気持ちよさそうです。

轟木 JOHAのなかでも新鮮なデザインだなと思いました。 背中の開きが広くてストラップも細いから、 着ると女性らしくて、つきのみせにぴったり。 あとは、季節を選ばず長く着られそう。 寒がりではない方にいいですね。

今回はWOOL BASICというパンツも あたらしく仲間入りしました！ JOHAのインナー以外のアイテムをご紹介するのは はじめてですね。

轟木 そうですね。 これは、本来は子ども用なんです。 海外サイズの160だから、 もしかしたら大人も着られるかもしれないと思って。 みんなで穿いて、確かめたら、 「サイズ感もOK、これは楽で気持ちがいい！」 となりました。 背が低い方が着ても、裾がリブだから 足元にくしゅっとして問題なし。 おなかまわりもすごくあたたかい。 裏起毛で、あたたかさが抜群ですよ。 ぬいぐるみ気分になれるくらいホカホカ（笑）。

そのたとえ、わかります！ のびがよくて身体を包みこんでくれるので、 ホカホカになるんですよね。

轟木 杢の色味も茶色とグレーの中間色で きれいで合わせやすい色です。 ポケットがついていないから肌あたりもなくて、 癒しの一枚になりそうですよね。 部屋着としてこればかり穿いてしまうかもしれない〜。

最高にリラックスできますね。 SALAとパンツの組み合わせも素敵ですし、 轟木さんのスタイリングで 上下セットで着るのがとてもかわいくて。

轟木 同じ色で合わせたらとってもかわいいんですけど、 色違いの合わせもいいんですよね。 たとえばROSEはブルーグレーなので、 ブラウンとの合わせもきれいですし。 デンマークのブランドのJOHAならではの 北欧の落ち着いた色調できれいだなと思いました。

靴下も色とりどりですね。 どんな気分で選んでくださったんですか？

轟木 いろんなお洋服に自然となじんだり、差し色になったり、 冬の装いが足もとまでかわいくなって うれしいものを選びました。 今回、ネイビーや黒などベーシックな色は外して、 JOHAらしい色合いで。

原色でもなくパステルでもない、 JOHAの色って ニュアンスのあるきれいな色ですよね。

轟木 ウールでふわっとやわらかな見た目で 北欧らしさもありますね。 深みがあってパキッとしすぎてなくて、 見ていて心がうきうきする。 ２、３色欲しくなっちゃいます。

靴下の色に迷ったときは、 選ぶポイントはありますか？

轟木 素直に「好きな色」でいいと思いますよ。 もし、考えるとしたら、 ボトムスよりも靴ですかね。 よく履く靴となじみのいいものを選んでみてください。 または差し色になる鮮やかな色を選んでも、 冬に彩り、いいですよね！

轟木さんが以前に、 洋服は着ている姿があまり見えないけれど 靴下は自分で見えるから好きな色を履くと テンションが上がるとおっしゃっていて。

轟木 それはありますね。 レギンスから靴下にかけてのかわいらしさ、 冬ならではのもこもこした感じを この靴下なら楽しめると思います。

私の冬の定番スタイルが確立してきて、 フィット感のあるJOHAのトップスに ビワコットンのロンＴを重ねて。 その上に、ざっくりニットを着て。 暖房の効いたスタジオで撮影していると あたたかくなってくるので、 そうしたらニットを脱いで調整しています。 うすいシルクのレギンスの上から JOHAのレギンスを重ねて、 足元もJOHAの靴下だと快適です。

それは、すごく便利ですね。 それこそ旅先で寒暖差があるときにも いいコーディネートだなと思いました。

轟木 JOHAのアイテムは 締めつけすぎないところも好きです。 メリノウールのちからなのか 肌が呼吸している感じがするんです。 それが、気持ちよくて。 あとは、体温や湿度のバランスも ほどよく調節してくれるという持ち味があって 本当に頼りになる冬の相棒です。

（おわります。）