糸井重里
・もともと「今日のダーリン」と呼んでいたこの原稿。
ぼくのことを、わざわざ「ダーリン」と呼ばせるなんて、
「似合わないだろう、へへへ」という冗談だったけど、
だんだんとそれが定着していって、そのまま時は過ぎ、
新しい人たちがどんどんやってきて
「ダーリンってなに?」という時代になってしまったので、
静かにひっこめるようにしていたのです。
なんたって、最近の「ほぼ日」の新人になると、
「レッド・ツェッペリン」とかも知らなかったですからね。
「聴いてみたらなんだかいいです」とかですからね。
「糸井重里」も知らない人ばかりになっていくでしょうし、
「なにそのダーリンってのは?」となるのは、
自然の流れですから、いろいろ変えていかなきゃねです。
だから、いま書いている毎日のこの原稿、
呼び名が定まってないままなんですよ、
書いてる本人のぼくは、原稿を送るときに暫定的に
「今日のダーリン」として送っているままなんですけどね。
変わらなきゃなぁと思う気持ちは、いつでも持ってますが。
変わらないものの手触りを、いつも感じていたいおれです。
毎日、「よかったらメールに書いてください」の
読者へのインタビューの連載をはじめたじゃないですか。
これ読むのが、毎日、ほんとにたのしみなんです。
ほんとにいろんな人がいるんです、なかにはね、
アンケートみたいに「はい」くらいの返事だけする人も、
ちゃんと混じってるんですが、それも「みんな」のうち。
つくづく、それぞれの「LIFE」があるんですよねー。
特に、おとうさんやら、おかあさんについての話は、
大好きも憎いもぜんぶ含めて、読み応えがあったぁ。
すごいもんですね、親と子の間にある「つながり」って。
うらやましかったり、心で拍手したりもしながら、
たくさん読ませていただいてます、インタビュアーとして。
余談ですけど、「ちいかわ」のキャラクターたちって、
みんなそれぞれが、家庭のない「単独者」なんですよね。
ちいさくてかわいい「自立した人たち」‥‥それも、ジーン。
◆さて、今日はすごいぞ。no.022「お元気ですか?」
あらためて聞いてみてください、じぶんに。
よろしければメールに書いて、ぼくに読ませてください。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
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