第2次販売の10 TAROが、
ご購入いただいた方のお手もとへ
先週末より届きはじめています。
いま、みなさんから
多数お寄せいただいているのが
「TARO MONEYは
 寄付を大きな目的としているものだから、
 コインそのもののつくりは、
 そんなに凝っているものだとは
 思っていなかった」
というご意見です。


届きましたTARO MONEY!
重くて存在感があって、
写真で見て想像していたより
数倍すてきです。
(☆ムーの人間のおかあさん)



今、届いたんですけど、
かわいいの。とっても。
昔のコインみたい。
(n)


岡本太郎記念館の平野暁臣館長に
ご協力をいただきながら、
TARO MONEYの制作チームは、
デザインからプレス、梱包まで
すべてに力を注いで工程を進めています。

あたりまえのことなのですが、
やっぱり、どうしても、
力を注がないわけにはいきません。
なにしろあの岡本太郎さんの名前のついたお金ですし、
しかも、37年ぶりに公開される壁画を支えるために、
みなさんの手に渡るコインなのです。

10 TAROの片面には『太陽の塔』が
1TAROの片面には『午後の日』が
プレスされています。
ふたつとも、もちろん、
岡本太郎さんの代表作品です。

今回(第3次販売)から
販売をはじめた『午後の日』の1TAROは、
第1次販売終了後に制作することが決定し、
『明日の神話』公開中にお届けできるように
進行を組むことになりました。

そこで、1TARO制作にかかわる
すべてのみなさんといっしょに、
最初に取り決めたことがありました。
それは、
「急いで作ることは充分わかっている。
 けれども、制作途中で
 “このあたりでいいだろう”
 と妥協することは、やめよう」
ということでした。
「岡本太郎」の名に恥じないものを、
TARO MONEYを手にしたみなさんが
喜んでいただけるものを、
きっちりと形にしたかったのです。



その、1TAROのサンプルが、先週の金曜日に、
「ほぼ日」に届きました。



コインを目の前に持って
横から見ていただくとわかるのですが、
1TAROは、コインの側面よりも、
『午後の日』の鼻や腕のほうが
わずかに上に出ています。
コインのレリーフとしては、
か〜なり、彫りが深いのです。




『午後の日』のプレス面を下にすると、
コインがガタガタするくらい、凹凸があります。

プレス工場のスタッフの方は、
最初に1TAROの原型を見たとき、
「面の高低差がありすぎて、
 これをプレスするのは不可能かもしれない。
 このままやるとしたら、これは、
 コインのプレスの、限界だよ?」
とおっしゃいました。
しかし、細かな調整を重ね、
凹凸がきつく、
彫りの繊細な『午後の日』のプレスを
みごと実現してくださいました。

読者の方より、
こんなメールをちょうだいしています。



こんにちは。
いつも、拝見しております。ありがとうございます。
1次販売のときに、
10TAROを1セット買いました。

わたしがTARO MONEYに惹かれたのは、
コインをつくる職人さんのお顔がすてきだったから、
といっても言いすぎではありません。
機械のまわりがきれいに整頓され、
そのかたが、つかいやすいように
セッティングされている仕事場。
ご自身のしごとに誇りをお持ちであろう、その笑顔。
うれしくなりました。
なぜなら、夫の仕事も、似たものであるから。
規模はちがいますけど‥‥。

でも、うれしかったです。
ウチの仕事を取り上げてもらったわけではないのに、
うまくいえませんが、
「プレス」という単語ひとつつかわれるだけで、
うれしいものですね。

修復のお役に(少しですが)立てたし、
うれしかったです。
お体に気をつけてくださいね
(ひとみ)



1TAROに入った『午後の日』という作品は、
シンプルな彫像のように見えますが、
その凹凸ぐあいやかたちの取り方を
少しでも間違えると
全体のイメージがかんたんに崩れてしまいます。
プレスのもとになったデザイン画は、
岡本太郎さんの『午後の日』という表現そのものを
きちんと1TAROに入れることをめざして、
『午後の日』をあらゆる角度から撮影して、
ていねいに描きおこしました。

いろんな過程を経て、
10 TAROに負けないクオリティの
1TAROが完成しました。
1TAROは素材が「銅」ですので、
10 TAROより変質が進みやすく、
人の手から手へ渡るほどに
本物のお金のようになっていくと思います。
これから、黄色いパッケージに入って
出荷までの工程を進みますよ!

では、みなさんからいただいた
メールをご紹介します。


今日、念願のTARO MONEYが届きました!!
ありがとうございます!
雨で黄色い袋がちょっと濡れてたけど、
中身はまったく大丈夫!!
めっっちゃ嬉しいですー!!やったー!
やっぱ実物を初めて手にして味わう感動は
大したもんです。
ほんま嬉しい。
「これが噂のタローマネーかぁ」と、しみじみ。
展示が楽しみです。
東京まで、絶っ対観に行きます!!
(u)



袋から出してはながめ、
TARO MONEYを取り出そうかまよい、
でも切り離すのももったいないような‥‥。
そして、繰り返し‥‥。
(かな)



さっき届きました!
でも、黄色い封筒をまだ開けずに
眺めているだけです
「おお!これかぁぁぁ!」というような
妙な興奮がありまして(笑)
隅々まで文字を読み
もう読むところがなくなったので
そろそろ開けようかしら‥‥と眺めています。
今日中には中身を確認します!
配る人が決まってから開封してみようと思います。
1TAROも頼んでいるので
そちらへの期待感も倍増です。
(ちびごんズまま)


届きました!TARO MONEY!
ありがとうございます。
実は先日、川崎市岡本太郎美術館に行ってきたんです。
TARO MONEYの申し込みをしてから、
『明日の神話』に会いに行く前に
太郎さんの作品をみたいなあ
とは思っていたのですが、なかなか動けずにいて。
でも、17-18日の追っかけレポートを読んだら、
やっぱり行きたい!!となりまして、
ちょっと遅くなってしまったけど、行きました。
そして、元気?パワー?をもらって帰ってきました!
なんだか作品をみているうちに、
すごく楽しくなってしまって。
まずは、両親に10TAROを渡しました!
近いうちに名前の登録をしようと思います!
(せつ改め猫缶)


現在10TAROと1TARO、
そろって販売中です。
右上のほうにあるグリーンの
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お進みくださいね。


2006-06-27-TUE

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