ひとりしずかに本を読むのがすきな
すこし内気な少年、スキッパーが主人公の
「こそあどの森の物語」

1994年に第1巻『ふしぎな木の実の料理法』が
出版されてから、今年で30年が経ちます。

年代や性別を問わず、
小学生や中学生の頃に読んだという人が多い
こども時代の故郷のような物語です。

今回、作者の岡田淳さんへ
インタビューさせていただいたのをきっかけに、
原画展を開催ができることになりました。

こそあどの森の物語」シリーズ全15巻から
装画や挿絵をたっぷり40点以上、展示いたします。

その場で物語を読める、
読書コーナーもご用意しますので、
久しぶりに読みたくなった方も、
まだ読んだことがない方も、
どうぞごゆっくり
こそあどの森」での時間をお過ごしください。

●「こそあどの森の物語」と岡田淳さんのこと。

ひとりで過ごす時間が好きな
内気な少年「スキッパー」、
もてなし好きな「トマトさん」と「ポットさん」夫婦、
遊んでばかりの「湖のふたご」、
少し皮肉屋な「スミレさん」と
寡黙な大工の「ギーコさん」姉弟、
作家の「トワイエさん」。

こそあどの森の物語」は、
ユニークな仲間たちが住む森で起こる
ふしぎな出来事の物語です。

この物語を紡ぎ出し、挿絵を描くのは、
児童文学作家の岡田淳さんです。

小学校で図工の先生をしながら、
1979年に作家デビュー、
その後も、たくさんの児童文学を書かれています。

こそあどの森の物語」シリーズをはじめ、
大人になってもなお
あたたかいエネルギーとして心に残り続ける作品が
たくさんあります。

神戸にある岡田さんのアトリエで
お話を伺ったインタビューも、
4月11日より、ほぼ日で連載がはじまりました。

原画展へお出かけの前に、
ぜひお読みください。

▲こちらからお読みいただけます。

●約40点の原画と、
  制作過程の資料を展示します。

ふしぎな木の実の料理法』からはじまる
きほんの12巻と、姉妹編2冊、番外編1冊、
あわせて15冊におよぶ「こそあどの森の物語」シリーズ。

その15冊から1点以上ずつ、
合わせて約40点の原画を展示します。

原画の多くは物語の挿絵です。

おどろいたり、感動したり、よろこんだり、
登場人物たちのその瞬間の気持ちが伝わってきます。

原画のほか、制作過程の資料もお借りしました。

第1巻『ふしぎな木の実の料理法』がうまれる前に、
舞台となる「こそあどの森」や登場人物について
イメージをふくらませたスケッチブック、
時間軸に沿って登場人物の動きや気持ちを整理した
ひとつひとつの物語を支えているチャートメモも、
会場でご覧いただけます。

●こそあどの森グッズもあります。

こそあどの森」での思い出に、
登場人物がプリントされた、
Tシャツやトレーナー、ミニトートがならぶ、
お買いものコーナーもあります。

アパレルアイテムは、
とくべつなオーダーカードでご注文いただく
受注販売方式です。

スキッパーが住む家「ウニマル」がプリントされた
オーダーカードを購入いただき、
そこに印字されたQRコードから
サイズ・色・プリントのデザインを選択して注文します。

デザインに迷っても
ご自宅でじっくり悩んでから注文できますし、
ギフトカードとしてもおすすめです。

ご購入方法についてくわしくは、
会場のスタッフにお尋ねください。

●会場でのお買いもので、
 本展オリジナルしおりをプレゼント。

会場で書籍やグッズをお買い上げの方に、
商品1点につき1枚、
オリジナルのしおりをプレゼントいたします。

シリーズ第2巻『まよなかの魔女の秘密』に登場する
4コマ漫画のしおりです。

スキッパー」「ポットさんとトマトさん」「トワイエさん」
の全3種をご用意します。

※なくなり次第終了とさせていただきます。

ご案内は以上です。

こそあどの森の住人たちと、
みなさまのご来場をお待ちしています。

協力:はたこうしろう/理論社