ほぼ日事件簿・こんなことでした |
第9回(5月2日の暮らし) 行ってきました、筑波のアクアクに。 こんにちは、ほぼ日の木村ともうします。 先週の筑波アクアクでのライブ生中継についてだよ。 先週、といっても、ここから下は、 5月3日に興奮して書いたんだけどね。 ---------------------------------- 5月2日の「がんばれ森川くん望郷篇」では、 森川さん壁画&鈴木慶一さん演奏の ほぼ日ライブ中継が、盛り上がったねー!!! たくさんのメールを、どーもありがとうございました。 「望郷篇」の森川さん 鈴木慶一さん 今は5月3日の夜中なのですが、 まだライブ中継の余韻が残ってる。 とにかくよかったのが、慶一さんのライブー!!! あれはもう、得したねえ。かっこよかったー!!!! 慶一さんの歌の1フレーズにあわせて、 「オイ!オイ!オイ!オイ!」 「オーーーーーーーーイ!!!!!!」 って、ぜんぶで何回叫んだことだろうか。 会場がまじでひとつになってたぞー。 アクアク店内 森川さんも、壁という豊かなキャンパスを前に、 思う存分塗りたくっていて、気持ちよさそー!だった。 「アドレナリンが出まくるよ」ってゆってたし。 そして、森脇松平さんの歌、せつな系!! 歌にもMCにも横顔がにじみ出てくるようで。 28歳の先輩の歌い手に対して、 わたくし恐れ多くも、 「若いっていいなあ。せつないなあ」 と、思わずしんみりして聴いておりました。 よかったー!!きゅんと来たわー!!! 森脇松平さん そして・・・みなさま、 「糸井重里+豆屋留吉」のコンビは、 お楽しみいただけたでしょーか? 留吉さんの隠しネタ「ものまね糸井さん」って、 ほぼ日スタッフには、ばか受けなんです。初披露の巻。 メールでも、マニアなかたには大好評だったよん。 糸井重里&豆屋留吉(うしろは森川さん) そんなこんなの大騒ぎの深夜2時近く、 引用魔人のぼくは、ある言葉を思いだしてたよ。 完全にはおぼえていないんだけど・・・ なにがしかの充足を味わったぶんだけ、 不幸を甘受しなければならない時があって、 遊び人は遊び人らしく、軍人は軍人らしく、 経済人は経済人のように、学者は学者のように、 自分勝手に生きたぶんの罰があるかもしれない。 仕事をしたら、したぶんだけの不幸があるかも・・・ こんなような、 ぼくのすごく好きなひとが、言ってたことです。 無邪気でいつづけることは、実は簡単ではないし、 遊び人でいることも、きっと大変で。 慶一さんの声や、森川さんのペンキだらけの手や、 森脇さんのせつなく細めた眼、そーゆうところで、 「このひとたちもみんな、いつかどこかで、 いろいろな中から好きなことを選んだんだよな」 と、ぼんやりと感じていました。 芸術系を選んだことで、 きっと、たいへんなこともあろーけど、 そんな好きな仕事をしたぶんの不幸なら、 きっと、望むところなんだよのう、みたく。 アクアクのぼんやりした照明が、 「望郷篇」っぽいそんなことを思わせたんだよねー。 森川さんの手 ----------------------------------------------- (おまけ) 筑波の街に早く着きすぎた 留吉+あやや+木村の不安定なひとたちは、 どさくさにまぎれて、 筑波宇宙センターに寄っちゃった(何してんだか)。 毛利衛さんたちが訓練したところ!理系な空間。 入り口近くには、おみやげ屋さんまであったぞー。 ハンバーグ味やカレー味やピザ味の宇宙食や、 無重力でも書ける宇宙ペン(1000円)を見つけて、 「宇宙ペン、すごい! 深海何千メートルで書ける!」 (ってゆうか、そんなところで書く機会、ないって) などなど、ばか3人はいちいち感動していました。 さっそく宇宙食を手に入れたぼくたちは、 「森川さんや慶一さんたちに合流したら、自慢しよう」 と、ひそかに盛りあがっていたんだけど・・・ 買って持参したハンバーグ味とピザ味の宇宙食には、 中途半端な反応しか来なかったのよーっ。無念だぜ。 ちなみに、深夜のライブがはねたあとも 出演者&スタッフたちは しばらくアクアクでなごんでいて、 森川さんの持ってきていた紙ねんどで遊んでたのだ。 「バラ」「亀」「豚」「つけっ鼻」「お面」 「岡本ゴム」「カリスマ主婦」「キン肉バスター」 などなど、お見せしたいほどの芸術作品ができてた。 ぼくは個人的に、元ひどい目隊のはりぐちさんと、 粘土合戦を繰りひろげておりました。楽しかったよ。 |
2000-05-10-WED
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