トレーニングの日々(続報)
こんにちは、くさなぎです。
前回の記事をお読みになって、
トータルワークアウトに入会された方が
いらっしゃったそうです。
うっ、嬉しい。
いっしょに充実の日々を送りましょうねっ!!
でも、中には、
「シンディ・クロフォードになれるんですか?」
っていう直球なご質問を、
お電話でされた方もいらっしゃったらしいんです。
ごめんなさい、シンディ本人にはなれないと思います。
でも、トレーナーの方々と
ちゃんとコミュニケーションをとって精進すれば、
ひとりひとりが持って生まれた体を、
それぞれに最高に美しい状態にもっていくことが
できるはずです。
ええーっ!? っていうような変化が訪れるんです。
楽しいですよー。
さて、気の早いほぼ日の第一集団が入会した話は、
前回書いた通りです。
そして、ついにdarlingもトレーニングを始めました。
まだ、そんなに筋肉をいじめていないんだから、
飲む必要ない、って言われているにも関わらず、
やたらとプロテインを飲みたがるdarling。
すっごく嬉しげに飲んでますけど、まだですってば。
もう、社長からしてそんな状態ですから、
押して知るべしの大騒ぎです。
事務所じゅう、話題はもう、筋肉一色です。
Rock西本氏も入会したんですが、
パーソナル・トレーナーをつけた他の人たちに
対抗するかのように、独自のトレーニングを展開中です。
ふだんから野球やサッカーを楽しみ、ほぼ日では唯ひとり、
普段から体を動かしている人間のプライドだろうか?
ひとりで走りこみとか、してるんだよなー。
そして、動かぬか? と思われた山が、
ついに動いた播口氏。
興味ないのかと思っていたよ。
「播さんは、どんな体格になりたいの?」
って、聞いてみる。
播さんは、大正ロマンで
ゆくゆくは結核を患う運命にあるような風貌の人だ。
「せめて人並みになりたい」
・・・あんまり無理するなよー。
肩甲骨の下あたりにある、
縦の筋肉を鍛えているdarling。
細目だった太もものあたりが、
だんだん逞しくなってきているらしく、
細いズボンを履くと、
きつくなっているのが分かるそう。
漫然とトレーニングしていて、
ん〜、気持ちいいし・・・
ちょっとは効果あった、かなぁ〜?
なんて、まったりと生ぬるいのなんか、
フィットネスじゃないぜ、
っていうのが、ここ、トータル・ワークアウトです。
3週間という時間を区切って、
集中的に体をつくりかえるプログラムに、
わたしたちは挑戦しているわけです。
毎回1時間のトレーニングを、週に3回。
約10回で、3週間です。
たったの10回ですよ。
そのかわり毎回キツイですが、
それに見合うだけの手応えがあります。
面白いように体が変化していくんです。
本日は肩を鍛え中の木工用ボンドG。
トレーナーは、いつも笑顔で、
平然とキツイことを仰せになる池沢女史。
(でも、とってもキュートなんですよ)
みんな、ちょっとずつ顔が小さくキリリとしてきたし、
ジャスト・サイズだった洋服に、
みるみるゆとりが出てきています。
しかも体重はあまり落ちてないんです。
ということは、脂肪が落ちて
筋肉が付いている証拠なんだそうです。
脂肪よりも筋肉の方が比重が重いから、
体重は変わらなくても、
見た目が引き締まってくるんですね。
「体ができてくると、キリッとしたオーラが出てきますよ」
とは、トレーナーの池沢女史のお言葉。
ほんとうにキリリとしているかどうかはさておき、
トレーニングの成果が現れている人たちが、
これだけ集まると、それを見た人は、
おっ!? なんだか分からないけど、なんか凄いぞ!
と思うらしいです。
最初にいちばん湧いたことといえば、
やはり、通天閣あかりさんの「割れた腹」でしょう。
3回目くらいのトレーニングで、
早くも割れちゃったらしいんです。
腹筋がしっかりしてきて、脂肪が落ちてくると、
おなかの中心に、縦方向に溝が現れてくるんだそうです。
ちゃんと「リニアアルバ」という、
名前がついてるんですって。
よく、海外のナイス・バディのお姉さまが、
うっふ〜ん、なんてお腹を出してる写真、ありますよね。
さり気なく割れてる、あの、お腹の溝です。
あれは、鍛練しないと持てない溝だったのかー。
あかりさんの割れた腹に、
ひそかにジェラシーを燃やしているのは、
わたくしだけではないでしょう。
トレーニングもさることながら、
食事ももちろん重要です。
「9割ぐらいは、食事で決まりますね」
とケビン山崎さんはおっしゃいます。
女子は、やはりスリムになりたいと思ってる人が
多数派なのに対して、
もともと痩せてて筋肉質な木工用ボンドGは、
好きなスノボがもっと楽しめる筋力を備えた
グラマラス・ボディを目指して。
ただでさえタフなのに、
さらにパワフルな体になろうとしてる木村君。
元気になりたい播口氏。
と、それぞれ野望が違うわけです。
パワー・アップが目的の人は、
とにかく食べるように指示が出されました。
「いつも食べてる人になってください」
と言い渡され、苦しそうにバナナを何本も
一気食いしている木村君も辛そうだけど、
スリムになりたい女子は、食べちゃいけないものが
好物ばかりときてるから、こちらも大変です。
糖質と脂肪を含む、あらゆる食品が禁忌なんです。
ノン・カロリーの甘味料を使って
コーヒーゼリーを作るサガコちゃん。
後ろ姿が泣かせます。
大福とか天ぷらだのを食べる夢を見た、
なんていう切ない話が延々盛り上がったりする日々。
みなさんそれぞれ、3週間が終わったあとに
最初に何を食べるのか、決めているんだそうです。
朝昼晩3食のメニューが決まっている、なんて方もいます。
ある日、お客さんが気を利かせて下さって、
キル・フェ・ボンのタルトをたずさえて
見えたことがあったんです。
ああ、その時の悲痛な叫び声といったら・・・
持ってきて下さった方には、
まことに申しわけありませんでした。
もう少ししたら、これに懲りずに、
ぜひ、また持ってきて下さいね。
一見こわそうに見えるけど、
話しだすと止まらない、とっても愉快なケビンさん。
池沢さんが教えてくれました。
フィットネスの本場、カリフォルニアには、
フィットネス・ベルトと呼ばれる地域があるそうです。
人口の、なんと30%もの人が、
どこかのフィットネス・ジムに所属しているんだそうです。
ご高齢の方や、小さな子供の数を考えると、
ものすごい割合ですよね。
海辺にあるジムもあって、
ローラー・ブレードを履いた水着姿の人が颯爽と乗りつけ、
ホルダーにローラー・ブレードを置くと、
浜辺から続くオープン・エアの
トレーニング・スペースに水着のまま入っていく。
ウエイトでトレーニングをすることしばし、
ふたたびローラー・ブレイドを履いて走り去っていく・・・
なーんて光景が、ごくごく自然にあるんだそうです。
“ Enjoy yourself ! ”
苦しみながらトレーニングをしている横で、
ケビンさんが笑いながら言います。
あ、そっか、と思う瞬間でした。
ちょっと辛かったりもするけれど、
楽しいからやっていたんだ、ってことを思い出しました。
「なんだか、全てのことが
前向きに回りだしちゃったみたいです」
って、あややは言います。
すげえぞ、すげえぞ、なんだかすげえぞ。
フィットネスって、実は体だけじゃないんだ、
ってことが、ちょっと分かった気がしました。
(詳しくお知りになりたい方はこちらまで)
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東京都港区三田4−7−24 明るいビル
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