![バブー](images/icon_01.gif)
ねえねえ、知ってる?
フランスではみんなほとんど
現金は持ち歩かないんだよ。
![とのまりこ](images/icon_02.gif)
そうそう、フランスは
「Carte Bleue」(カルト・ブルー)と呼ばれる、
カードで支払うのが基本のカード社会。
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これ、銀行のキャッシュカードと
デビットカードとクレジットカードが
一緒になったようなカードです。
4桁の暗証番号を押すだけ。
サインはなし。
使える場所は、
「CB」という「カルト・ブルー」の略が目印です。
VisaとかMasterよりも
大きく「CB」というマークがついてます。
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スーパーも、駅の券売機も、
カフェも、ビストロも、生活に登場する
ほとんど何もかもがこのカード払い。
場所によっては「5ユーロ以上から」など
最低金額を設けているところはあるけれど、
とにかくみんな、カードを使います。
地下鉄の券売機なんか、
最近はようやく紙幣の使えるものが
登場してきましたが、
その昔は、小銭しか使えなかったんだもの。
「カルト・ブルー」なしでは
この国、生きていけません!
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![バブー](images/icon_01.gif)
スリとかもとっても多いしね、
現金持ち歩くのは危険なんだよね。
![とのまりこ](images/icon_02.gif)
そうそう、日本だと、
お財布の中にまとまった現金を持ち歩くのって
普通ですが、パリでそんなことしたら危険、危険!
あっという間にスリに狙われちゃう。
フランス人を観察していると、
みんなが持ち歩いているのって
大体10ユーロとか20ユーロくらい
(約1200円〜2400円くらいということ)。
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足りなくなったら街中にあるATMでおろします。
それも10ユーロ単位で、こまめに。
その代わり、このATMマシーンは
本当にいたるところにあって、とっても便利。
もちろん24時間利用可能。
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というわけで、現金が必要になったら
必要な分だけおろすというのが
フランススタイルなんです。
![バブー](images/icon_01.gif)
パン屋さんで1ユーロのバゲットを買うとか、
1杯カフェを飲むとか、
マルシェで野菜を買うとか、
そんな時に現金が必要なんだ!
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![とのまりこ](images/icon_02.gif)
そしてもうひとつ、
カルト・ブルー以外の
重要な支払い手段が「小切手」。
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小切手なんて、ドラマの中や
本の中でしか登場しない、
なんだか大人の世界の未知なるものだと
思っていたけれど、
なんとカードと同じように日常的に
使われるフランス。
こちらも銀行口座を開けば普通に発行してもらえ、
大体どこでも使えます。
現金を持ち歩かない社会なので、
友達にお金を返すときなんかも
この小切手を使ったりするのです。
![バブー](images/icon_01.gif)
フランスを旅行する時、
現金を持ってくるよりも、
4桁の暗証番号のある
ICチップ入りクレジットカードを
持って来た方がいいのは、こんなわけがあるんだ。
日本でよく見る、
磁気ストライプの部分をピッてやって
サインをする支払いというのがフランスではないから、
ICチップなしのカードだと、
断られちゃうこともあるんだよ‥‥。
ICチップがないと使えないマシーンもあるし、
使えても店員さんが使い方を知らないとかね‥‥。
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だからフランスに来るときは
ICチップつきのクレジットカードと
4桁の暗証番号は忘れずにね!
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