![バブー](images/icon_01.gif)
ねえねえ、知ってる??
おフランスの鍵。
自転車の鍵も。
バイクの鍵も。
すべてが「がっつり」、大掛かりなものばかり。
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![とのまりこ](images/icon_02.gif)
そうそう、その「モノ」よりも、
鍵の方が重いんじゃないかと、
大げさではなく思ってしまうほど、
「がっつり」した鍵たち。
鍵の持ち運びだけでも一苦労なのであります。
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![バブー](images/icon_01.gif)
ボクのアパートの工事に使われている
はしごみたいのもね。
こうやって毎回太〜い鎖に
つながれてから、みんな帰るんだよね。
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こんなはしご、誰も盗まないよ。
と思うでしょ?!
でもね、そんな油断は少しも許されないのがおフランス。
しかもデジコード
(フランスの集合住宅などの建物入口にある、
数字やアルファベットを入力する方式の鍵)
で入る、
住人しか来ない、アパートの中だよ!
それでもこんな頑丈な鍵をして帰るんだ。
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![とのまりこ](images/icon_02.gif)
なぜかって?
それはこんな風にしないと、
絶対にあっという間に誰かに盗まれてしまうから。
ちょっとした道具を持っていれば
壊されてしまう鍵なんて、この国では
「壊してください。盗んでください。」
ってアピールしているようなもの。
鍵をかけていないとか、ちょっとの時間だからって
その辺に置いておくなんて、もってのほか!
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「がっつりした」鍵をしてたって。
油断しちゃ〜いけない。
こんな頑丈な鍵を使っていても、この通り。
タイヤにサドルに‥‥。
持ち帰れる部品という部品が
持って行かれてしまう国。
こんなかわいそうな自転車たちは
町のあちこちで見かけます。
もはや「がっつりした」鍵ですら
お役目を果たし切れているのか
不安になることだらけですが。
みんな自分で「できる限り」の防衛策ははって、
自己責任でモノを置いていきます。
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盗まれたなら、それは、
鍵をかける部分を間違えていた。
鍵がチャチすぎた。
盗んだ人に怒りをぶつけるよりも、
自分が反省しなくてはいけない国。
自分の管理体制の甘さを反省する国。
(もちろん盗んだ人が悪いんだけど。。。)
我がバブー家も、
マイチャリが欲しいねなんて話が
何十回も出ましたが、
盗まれるのが怖くて、買わずにいます。
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盗まれた部品は、どこかのフリーマーケーットや
蚤の市で売られる運命に。
ハンドル、タイヤ、サドル、
車のバンパー、ランプ、タイヤ。
一体誰が買うんだろうという部品など、
あらゆるものがあやしい蚤の市に
並んでいるのを見かけます。
こんなフランスにいると、日本の
自転車の鍵はまるでおもちゃみたい。
(最近は、日本でもいい自転車は
こういうごつい鍵をしているそうですが。)
そして荷物をカゴにいれたまま
スーパーで買い物をしても大丈夫な
場面を見ると、「おおおっ。」っと
驚きの声をあげずにはいられません。
![バブー](images/icon_01.gif)
ボクもね、毎日「がっつりした」リード、
に、つながれているよ‥‥。
ボクはね、おいしいモノを持っている人と、
イヌの仲間を見つけると、
飼い主様の言葉も聞かずにあっという間に
とんでいっちゃうんだ。
だからね、「がっつりした」リードに‥‥。
つながれちゃってさ‥‥。
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