「パリジェンヌ、 着回しコーディネート術に びっくり?!」
日本って どこの駅前にも本屋さんがあるよね。 毎日ふらっと立ち寄れる、本屋さん。 考えてみると、パリには町の本屋さんが ほとんどないんだ。 もちろん本屋さんは存在するけれど、 数がすごく少ない。 駅の北口にも南口にも、 あそことあそこと‥‥。 なんて思い出せる日本とは 全然数が違うんだよ。
そんな日本の本屋さん。 帰ってくるたびに新しい雑誌が並んでいて 浦島太郎になった気分。
女性誌のコーナーだけでも華やかで 種類がたくさんあってボリュームがあって、 すごいおまけつきのものも多いし 「うわ~。。。。。」って思いながら 眺めてしまいます。
フランスには こんなに女性誌の種類もないし (日本って、あらゆる分野/テイストの 女性誌がありますよね!) 雑誌は本屋で立ち読みして買うものではない。 街角のキオスクや、 ターミナル駅のキオスクには 雑誌コーナーが少しあるくらい。 家に届く購読タイプで 購入する人が多いようです。
だからふらっと帰り道に本屋さんに入って (しかも夜遅くまでやっているじゃないですか。 それ自体もおフランスじゃありえない!!) 気になる雑誌をパラパラめくって 本を買って家に帰るという行為自体が ものすご~く新鮮で 楽しくなっちゃう私です♪
そんな女性誌、日本って 「○日間、着回しコーディネート術」 みたいなページが必ずあるじゃない?! これってフランス人に見せると興味津々。 「なにこれ~!!!」 ってビックリしちゃう特集なんだよ!
なぜなら 「流行っているからみんな同じ」 というスタイルがなく、 あくまでも自分らしさを追求するフランス人。 提案されるままに雑誌のマネをして 同じファッションを、 という考え方自体信じられないのだそう。
メイク雑誌 (それ自体がフランスにはない)にも 丁寧に1から10まで プロセスが紹介されているけれど。 そんなページもありえない!
丁寧にそのプロセス全てを レクチャーするというページづくりは 日本ならではの文化なのかなあ‥‥。
パリではなかなか読めない日本の雑誌。 まりこちゃんは ギャルっぽい雑誌も 高校生や大学生が読む雑誌も 大人なOLが読む雑誌も ナチュラル大好きな人が読む雑誌も 子供がいる人のためのママ雑誌も。 ぜ~んぶ気になって 面白くて立ち読みしまくり。
「ぼわっと」の閉店後、 日本にいる間くらいはと、 深夜の本屋さんを 楽しんで帰ってくるんだよ。
ぼくは明日の店長業務に備えて、 お先におやすみ~!
2014-09-02-TUE