「フランス人は 包丁まな板いらず?!」
フランス人、包丁を使わず ナイフを使って野菜や果物を 切る人が多いんだよ。 しかもまな板をあまり使わない 「空中切り」でね!
そうそう。 日本のお台所風景と言ったら、 玉ねぎも人参も、まな板の上で トントントントントン! と、軽快な包丁さばきが定番ですが。
フランス人のそれ、 ほぼ見た事ありません。 少なくとも「軽快な包丁さばき」 というものは‥‥。
映画のキャンプシーンなんかで、 主人公の男の人が 折りたたみナイフを使って 上手に果物をむいて、 そのまま口に入れるなんてシーンあるでしょ? リアルにあんな感じだよ。
何かを切る必要があると、 おもむろに尻ポケットから myナイフを取り出し‥‥。 みたいにね。
キッチンで料理するフランス人たちを観察しても、 半分位以上がまな板を使わない空中切り。 まな板や新聞をひいていたとしても、 やっぱり使っているのは小さなナイフ。
ちなみに、フランスにももちろん 包丁はあるのですが、 日本の包丁と比べたら切れ味は最悪です。
驚くほど切れないので、 「これだったらナイフの方が まだましだわっ!」 って、ナイフに持ちかえてしまうくらい。 我が家もパリではよくある「家具付き賃貸物件」なので キッチンには一通りの道具が揃っていますが、 数本用意されていた包丁の切れ味は やっぱりどれもトマトが潰れてしまうほど。
だから、備え付けだった包丁はしまいこみ、 日本から持ってきた 素晴らしい切れ味の包丁が ずらりと並んでいるんだよ!
でもね、キャンプに行った時や お庭でご飯なんかのときには フランス人のナイフ使いがとっても便利。
ボクもみんなのナイフさばきを観察して、 こっそり勉強中なのだ♪
2015-05-19-TUE