「ビーチの定番が ドーナツ?!」
今年の夏は、 ポルトガル、スペイン、フランス、イタリアと 4カ国のビーチで泳ぐという機会があって、 ヨーロッパを堪能した夏休みになったよ。
▲フランス地中海の海沿い。大小たくさんのビーチがあって、夏のバカンス先の定番!
日仏ファミリーの友人&子供たちと、 総勢12人で楽しんだ、 南フランスの地中海のビーチ。 1日中泳ぎ回って、海岸を走り回って、 そして砂遊びをして、 運動し続ける子どもたち。
すぐに 「のど乾いたー! お腹空いた! 何か買って!」 とかになるのですが、 「コーラがいい!」 「アイスがいい!」 などの言葉の中に、「??」というものが。 それは「beignet」(ベニエ)。
フリッターとか揚げ物を指す言葉でね、 甘いものだと、 ドーナツのこととかをいうんだ。
▲ムッシューが屋台をひきながらビーチをウロウロ。 アイスもジュースもビールもキンキンに冷えています! でも観察してみるとみんなベニエ(ドーナツ)も買っている!
それにしても、海岸で「ベニエ」? なんて想像もしてないから、 最初はみんな、 一体なんていう言葉を言っているんだ? とわからなかったらしい、マリコちゃん。 なんとこの「ベニエ」が 『フランスのビーチといえば、ベニエでしょう〜』 という、フランス人にとっての ビーチあるあるなんだって!
▲アイスを食べながら途中でドーナツをはさむ子どものために両手にドーナツのママ。
たしかに! 言われてみると アイス&ドリンク販売の屋台に デカデカとドーナツの写真が!
むしろ主役級の扱い。 今まで全く気づいていなかった。 見えてもいなかった。 アイスとドリンクしかないと 思い込んでいるから、 デカデカとしたドーナツの写真が 目に入ってもいなかった‥‥。 思い込みって怖いわと思った、 今回の夏ビーチ。
▲こんなにデカデカとむしろ主役級にのせられている写真に今まで気づいていなかった私。 フランスのビーチといえばは、まさかのこのドーナツだった。
そして観察してみると、 飛ぶようにドーナツが売れているのです。 大きな大きなドーナツを取り出すと、 粉砂糖をズババババ〜と 大量にかけてくれます。
▲ドーナツの注文が入ると、その場で大量の粉砂糖を振りかけてくれる。 砂浜の上で豪快にシャッシャーと!!!
顔の半分くらいありそうな 大きなドーナツ。 中にはもちろん チョコレートがたっぷりだよ!
▲大きなドーナツパクパク。中にはチョコもたっぷり! ものすごい日差しの猛暑の中で、私はどうしてもこれを食べたいと思えなかった‥‥笑。
日本だったら海といえば焼きそば?! 甘いものじゃなくて、焼きそば食べた〜い!
と、ドーナツを食べる子どもたちを横目に 日本の海を思い出す マリコちゃんたち日本チーム。
みなさんにとって、 海といえばの食べ物ってなんですか?!
▲1日に何度も何度もジュースとアイスとドーナツを買いに行った我らご一行様。 飲み物も粉砂糖も全て売り切れた最後に、おまけのドーナツまでいただいてしまいました。 しかもこんな形にしてくれた♪
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「シンプルシックで心地よい暮らし パリの小さなアパルトマンで楽しむおうち時間」 出版社 : 世界文化社 発売日 : 2021/5/29
※この連載を再編集し、 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)
2023-08-22-TUE