「喉の中に ネコがいる?!」
ボクの兄弟分、プチモンスター6歳、 1週間の林間学校から無事に帰ってきたよ。 『喉の中にネコを入れて』 ね!(笑)
▲なくしものもしないで荷物も詰めて、ボクの兄弟分帰ってきたよ。
1週間ぶりにパパやママに会えると 大喜びで電車から降りてきた子どもたち。 興奮状態でおしゃべりが止まらない プチモンスターの声は どんだけ喋り続けて大騒ぎしてきたんだ、 というハスキーなかすれ声‥‥(汗)。
▲楽しくすごした林間学校。 6歳たち、泣くこともなく一体どのくらい大騒ぎしてはしゃいだのか‥‥、 という帰ってきたときの息子のハスキー具合‥‥。
そんな彼の声を聞いて、 フランス人ママたちに言われた言葉。 それが 『Il a un chat dans la gorge!』 =『喉の中にネコがいる』 なのでした。
『Avoir un chat dans la gorge』 (アヴォワール・アン・シャ・ダン・ラ・ゴルジュ) 『喉にネコを持っている』 は風邪をひいたり大声をあげすぎたりして、 声がかすれている時の表現。
帰ってきた時は、一体だれ?! って思うくらい喉にネコを詰め込んできた 我が家のやんちゃハスキーボイス君。
ああ、どれだけ楽しく大興奮して 大騒ぎしたんだ‥‥ 先生、ごめんなさい‥‥ と心の中で詫びながら 息子を連れて帰りました。
▲ネコを喉に入れて林間学校から帰ってきた息子。 こんなかわいいネコだったらいいな♪ この子は最近友人ファミリーが飼い始めた子。
かすれた声は、週末をゆっくり過ごして ようやく元の声に戻ったみたいだよ。
喉の中に毛がフッサフサのネコがいて いつもの声が出ない感じ。 なんとなく想像しやすくて、 これもすぐに覚えられそうでしょ?!
フランスでも、 ボクたちイヌに負けない 圧倒的な人気を誇る、ネコを使った表現。 ぜひみなさんも覚えておいてね!
▲日本語にもネコが登場する言い回しがいくつもありますがフランス語にもいくつも! また今度紹介しますね。 こちらの2匹のかわいこちゃんも友だちの家のネコたち。
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※この連載を再編集し、 書き下ろしも入れて新潮文庫になりました。 こちらをぜひご覧ください!(2015年8月出版)
2024-03-26-TUE