2匹のねこがやってきて、去ってった。〜牛と海苔の思い出〜あれは4月のことだった。我が家に2匹のねこがやってきた。誰に飼われているのか、名前も、性別も、年齢もわからない。わかっていることは、同じ家で飼われていたっぽいということだけ。5か月間の共同生活の記録を、「文と写真:ゆーないと」でお届けします。
第29回

1歳のまだまだこどもな海苔。
海苔の80%は黒い毛だけれど、
残りの20%の白い毛の演出が、たまらない。

まずは、顔の下のほうの白い毛。
ちょっとアシンメトリーで、いい味出してる。

▲ひげが白いのも、黒に映える。

黒い手の先は、靴下を履いているみたいに、
白くて。

▲パソコンに向かってると、
 寄ってきて、じゃまをするときがある。


おなかなんて、ふわっふわで長いし。

▲ときどき、ここに顔をうずめさせてもらう。
 そうすると、ときどき、蹴飛ばされる。


肉球は、きれいなピンク色で、
後ろの左足の肉球は、
テディベアのような形をしている。
ように見えるのは、身内びいきだろうか。

▲黒い2つの丸が、耳部分。見えない?

ちょこんとした座り方も、いいよね。


表情はおもしろいし。
ほんとうの家族が、かわいがるのも、わかる。

毎日、たのしいな。


(つづく)

2011-10-19-WED
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