2匹のねこがやってきて、去ってった。〜牛と海苔の思い出〜あれは4月のことだった。我が家に2匹のねこがやってきた。誰に飼われているのか、名前も、性別も、年齢もわからない。わかっていることは、同じ家で飼われていたっぽいということだけ。5か月間の共同生活の記録を、「文と写真:ゆーないと」でお届けします。
第32回

ヨットは予想通り、大活躍していた。
ときに、2匹で入るときがある。
1匹が中でゆったりしていると、
もう1匹が
「おれも、おれも」
と、図々しく入っていくケースが多い。
先客は、かなり迷惑そうにする。

牛は、はじめのころ、
海苔のお母さんなのかとかんちがいしてしまうほど、
毎日、海苔のお世話をしていた。
なめて、毛づくろいしてあげるのだ。

ヨットの中でも、毛づくろい。

▲抱きついて、熱烈毛づくろい。

最初の10秒くらいは、がまんしている海苔。

15秒経過。

海苔、ガマンの限界の一歩手前。


このあとは、海苔が牛にじゃれついて、
すこし取っ組み合い。

のち、寄り添って、眠りに落ちる。

▲あら、海苔は起きてるのね。

なかよしこよし。いいことだ。


(つづく)

2011-10-22-SAT
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