三谷龍二さんのあたらしい場所。[10cm日記]
 


10月24日 
棚板の支柱
ショップの中で一番活躍するであろう、
三段棚板が出来上がりました。
この下に収納用の
キャスター付きもの入れが入る予定です。
 
ここは壁から壁が2メートル10あります。
少し距離があるので、
途中で板がたわむことを考えて、
前の方に支柱を立てました。
ところが、出来上がってみると、
これがどうもすっきりしない。
棚板に伸びる影も、少し気になります。
ここは図面の段階でも迷っていたところで、
工務店の意見で、あった方がいいというので
立てることにしたのですが、
実際出来上がったのを見ると、
思っていたより距離がないというか、
ひょっとして何とかなるかも知れない、
感じでもあるのです。
 
それでやっぱりこの支柱は取ることにしました。
代わりに棚板の下に幕板をつけたり、
もしも反った時には、
そこで支柱を立てて支えることも出来るのですから、
とりあえず支柱なしで使う、ということにしました。
上にそれほど重いものを載せなければ、
実際木材の乾燥が進んでどうなるか判りませんが、
うまくいけば反りが出ないかも知れないし。
 
でも大工さんには、折角作っていただいたので
申し訳なかった、と謝りました。
こうした直しがないようにと、心がけているのですが、
でもやっぱり少しは出てしまいます。
大工さんに変更を話すと、
「わかりました」と、気持ちよく応えてもらえました。
助かりました。(ホッ!)
 
下は支柱をとってもらった後のもの。
棚の奥にある照明を隠す幕板は、
棚の補強も兼ねています。
これで恐らくたわみの心配も大丈夫でしょう。
 
それにしても、棚ができて、
少しショップの感じが見えてきました。
狭いことに変わりないのですが、
この3段の棚だけでも、
一尺(30センチ)以上の大きな器も含め、
ある程度の数のものを並べることができそうです。
 
大きな店にはない、
きゅっとイメージが詰まったような
小さな店が理想ですが、
果たしてそうなりますか。
まだまだ今の段階では
「判らない」というのが正直なところです。

2010-11-08-MON
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