南三陸町のさんさん商店街で生ガキをたくさん食べた。
一昨日もいわき市の小名浜市場で生ガキをたべた。
カキはいまが旬でとても美味しい。
とても美味しくて、写真をまったく撮っていない。
写真を撮りたい欲は、食欲にあっさりと負けるのだ。
カキを食べる前はついつい
カキであたってしまったらどうしよう?
なんてリスクのことを考えて
躊躇してしまうのだけど、
ひとつ食べてしまえば10個食べるのも
おなじだろうとたくさん食べてしまう。
がん患者で生ガキをたくさん食べている人を、
ぼくはぼく以外に知らない。
だいたいみなさんしっかり加熱したものを食べている。
美味しいものやたのしいことにはリスクはつきものだ。
しばらく生ガキはいいなかなぁとおもうほどたくさん食べて、
もしもあたったら、
結局しばらく生ガキはいいやとおもうのだろう。
地方で生ガキを食べられるのは
だいたい観光客相手のお店だったりする。
さんさん商店街のすぐちかくには
旧防災対策庁舎がある。
震災時に53名が避難していたが、
建物の屋上まで津波が襲い、
屋上のアンテナにしがみついて10人だけが生き残った。
いまも震災遺構として残されている。
2012年頃に旧防災対策庁舎を訪れたときとは
全く景色が違っていたので、
おもわず旧防災対策庁舎を移転させたのかと
勘違いしてしまった。
津波がくる前は街があって、津波がきて被災地になり、
10年たって綺麗に整備され、公園のようなつくりになり、
ここを目的とした観光の地になっていく。
そういう変化をまじまじと体感させてくれる。
さんさん商店街は
駐車場のひろい道の駅のようなつくりになっていて、
トイレもキレイだ。
ソフトクリームを売ってるお店も3店もあった。
お土産もたくさん買える。もちろん生ガキも美味しい。
とてもいい場所なので、ぜひ訪れてみてほしい。