つねさん |
あの料理、おいしかったのかなあ? |
ノリスケ |
でも自信満々だったよね、彼は。
はじめて自分でつくって
女の子に食べさせたんじゃないかな?
うれしかったんだと思うよ。 |
ジョージ |
そう。 |
つねさん |
すごいよね、なんか。 |
ジョージ |
料理食べたときの女の子の表情、
あんまり美味しくなかったんだと思うんだ。 |
つねさん |
そうそうそう。 |
ノリスケ |
ちょっと無表情で(笑)。 |
ジョージ |
もうもう無口になって、
口もあんまり動かなくって。
まずかった? って聞くと、
そんなことはないよ、って。
あなたがこれを作ったと思ったら、
私はすごく美味しく思う、って。 |
つねさん |
そうそうそう。 |
ジョージ |
で、んーと、番組の途中途中で、
男の人の友だちとか妹とか、
彼女とかが、今度の番組に寄せる気持ち
語るのね。 |
つねさん |
コメントしてたね。 |
ノリスケ |
うん。CMの後ね。2度ほど。 |
ジョージ |
その中で、彼女がね、
一言こういうふうに言ったの。
たぶん、彼らは、
おつきあいの危機にあったんだろうね。 |
ノリスケ |
うん。けっこう長かったのよね。 |
ジョージ |
3年目って言ってた。 |
つねさん |
へぇー。 |
ジョージ |
彼はものすごくいい人で、
好きなんだけれども、疲れちゃった。
なんでかっていうと、
私は彼のお母さんじゃない、って。
彼には彼で、自立してほしいのに、
いつも私のことを頼って、
彼女にはなりたいし奥さんにもなりたいけど、
お母さんにはなりたくない、
っていうふうに言ったの。
こぉれはね、これ読んでる、
男性の読者がいたら、
もう真剣に考えなさいよ!? |
つねさん |
ははははははは! |
ノリスケ |
説教してどうするの(笑)。 |
ジョージ |
彼女は、彼女であって、お母さんではない。
その言葉を、彼女は、
彼のピクニックランチを食べながら、
反芻したんだと思うんだ。
そんな彼が、
料理を作ってくれたんだ、って。 |
ノリスケ |
あれ、嬉しそうだったよね。
まずかったみたいだけど(笑)。 |
ジョージ |
たぶん、それでも今後は
彼女が彼のために
ほとんど料理を作ってくれるんだろうけど。 |
つねさん |
でも、彼は、なんかのとき、
つくってくれるかもしれない男になった。 |
ノリスケ |
変わると思うよね、少なからず。 |
ジョージ |
料理を自分のために作ってくれる人に
作ってあげる料理っていうのは、
お母さんの料理じゃなくって、
彼女の料理だよね。
あのフード&ワインのコーディネーターが
4人目にきたっていうのは
すごいなーって思ったよ。 |
つねさん |
で、最後が、カルチャー系。
なにをすればいいかっていう
アドバイスをしてくれるんだよね。
ロドリゲス君。 |
ジョージ |
デートの最後に。 |
ノリスケ |
場所を選んであげる。
ピクニックの場所を。 |
ジョージ |
チャイニーズガーデンに行けば、
すごく静かだし盛り上がるよ、って。
で、絶対そこに行って
自分の作ったお料理を食べさせれば、
彼女はOKだからね、って。 |
つねさん |
そりゃ、喜ぶよね。 |
ジョージ |
で、彼女をおもてなしするために、
僕からプレゼントです、って。 |
つねさん |
「これ」とかっていって。 |
ジョージ |
「これ」。
ブロードウェイのミュージカルのチケット。 |
つねさん |
それも‥‥。 |
ジョージ |
バズ・ラーマンプロデュースの、
『ラ・ボエーム』! |
ノリスケ |
ふたりが、観たかったやつねぇ。 |
ジョージ |
ねぇー。 |
つねさん |
ムーラン・ルージュ! |
ジョージ |
そう、『ムーラン・ルージュ』の舞台版。
観たかったやつなんだけど、
僕たちが行った直前に終わってました〜。 |
つねさん |
はい、不意にでした〜(笑)。 |
ジョージ |
でも、このミュージカルの、
演目の選び方そのものが‥‥。 |
つねさん |
そう、セレクトがオカマだよね。 |
ジョージ |
ま、今だったら、『タブー』? |
ノリスケ |
ははははははははは! |
つねさん |
それそれ(笑)。 |
ジョージ |
って感じ? ね。
んで、そういうことをぜんぶ言ってあげて、
準備もしてあげて。で、最後に5人が、
彼の背中を押すんだよね。
これでもうあなたは、
彼女にとってセクシーな男性に
なることができるから、
あとはあなたひとりで頑張りなさい!
って言うの。
エイエイオーっていう代わりに、
その、カルチャーの担当の子は
ミュージカルのチケットと、あとCD。 |
つねさん |
うん。 |
ジョージ |
あの、家に戻ってきて、
ベッドに入るときに、
これ、ムードのあるCDだから、って、
ひとつ渡すの。 |
ノリスケ |
あげてたね。 |
ジョージ |
あと、インテリアデザイナーの子は‥‥。 |
ノリスケ |
アロマ・キャンドル。 |
ジョージ |
アロマ・キャンドル。ジンジャー系。 |
つねさん |
セクシーだ! って言ってた(笑)。 |
ジョージ |
そう、セクシーだからベッドの横に置くのよ、
って。で、
フード&ワインコーディネーターからは、
チョコレートのクリーム。 |
ノリスケ |
瓶詰めの。 |
つねさん |
美味しそうだったよね。 |
ノリスケ |
ピクニックのデザート代わりに、
これ1コでいい、って。 |
ジョージ |
そしたら、またね、それをね(笑)。 |
つねさん |
ツボにはまった食わせ方をするんだよね。 |
ジョージ |
指にたっぷりつけて。 |
ノリスケ |
最初、自分で食べてから、
そのままキスをして。 |
ジョージ |
キスをして! |
つねさん |
ちょっと口移しにして! |
ジョージ |
こんどは、指につけて、
彼女にしゃぶらせるのよ。
もう彼女がペロペロ美味しそうに食べる。 |
つねさん |
セクシーだったよねー! |
ジョージ |
もうそれを観ながらオカマ5人が、
ぎゃーっ!! すごいわ、いやーっ!!
とかって言ってるのね。 |
つねさん |
盛り上がってた(笑)。
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