ジョージ |
女の子が生き生きしてて
明るい会社は、絶対いい会社なんだよ。
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ノリスケ |
そう!
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ジョージ |
だけど、女の子が地味なだけで‥‥。
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つねさん |
暗くって。
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ジョージ |
なんか、大切にされてないような会社は、
絶対いい会社じゃないんだよね。
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ノリスケ |
よくないね。
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ジョージ |
で、いちばんかわいそうなのは、
私たちは大切にされてないんです、
っていうメッセージを発しながら
働いてる女の子のいる会社ってあるじゃん。
どうせわたしたちはもう、
お茶を汲むだけですから、みたいな感じの?
で、やっぱり女の子はみんなに見られていて、
ウチの会社の雰囲気を代表してるのは
わたしたちなんです、ぐらいのつもりで
働かないとね、もったいなくって。
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ノリスケ |
そうだよねぇ〜。
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ジョージ |
で、ウチの会社の子たちに、
「男の人たちは、女の子のどこを
見てると思う?」って言うの。
「男の人っていうのは、
女の人の首っていう首が、
みんな好きなんだよ」って言うの。
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ノリスケ |
ほぉ。
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ジョージ |
女の人が、すっきりして見えるか
見えないかっていうのは、
首筋がしゃんと立ってるかどうか。
それがその人の生きている姿勢だから、
首筋はしゃんとしましょうね、って。
で、手首がなよなよしてないかどうか。
あちらでございます、って言ったときに、
手首がぴたっと止まるとか、
お茶を出したりお水を出したりするときも、
手首がしっかりしてるかどうかが、
その人が働く気持ちを持ってるかどうか、
勢いがあるかどうかがわかるから。
で、女の美しさは足首だからね、って。
だから絶対楽な靴履くのはやめようね、
って言うの。
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ノリスケ |
手首、足首、首。
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ジョージ |
そう。首。ま、そのうちね、
彼にしたいな、と思う人には、
真ん中のくびれが大切なんだよ、
とかっていうと、
「いや、いやぁだぁ〜!」とかっていわれて。
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ノリスケ |
‥‥おやじ(笑)。
いまかなり、おやじ入ってたわよ。
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つねさん |
目つきもおやじ入ってたね、今。
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ジョージ |
いやぁ〜だぁ〜! それは仮の姿よ!
くびれよ、くびれ。最後はくびれ。ね?
くびれがなくなったら、女も男もダメだから。
(つねさんを見て)あ、ない。
くびれの位置が違うもん。
胸の下がくびれだから。
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つねさん |
うるさい。そういうオチは、なし(笑)。
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ジョージ |
でもやっぱり足首って大切だもん。
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つねさん |
女の人のね。
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ノリスケ |
首ね。
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ジョージ |
で、ノリさんはいいと言うけど、
サンダル履いてるときの足首って、
ほんとに弛緩しきってるからね。
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つねさん |
はぁ〜。
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ノリスケ |
あ〜、たしかに、ヒールつきの靴、
履くときれいだからね。
やっぱ、つらいんだろうけどね。
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ジョージ |
レストランの人って、
けっこう足元見てるからね。
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つねさん |
そうなんだ。
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ノリスケ |
人の足もとを見るっていう
言葉があるくらいですからね。
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ジョージ |
なんでかっていうと、
自分でサービスしてみるとわかるよ。
下しか見ないから、サービスって。
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ノリスケ |
はぁー。
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ジョージ |
お皿を出すのも、コーヒーカップ出すのも。
お辞儀をするのも、みんな下しか見ないから。
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ノリスケ |
上見てたら転んじゃうもんね(笑)。
基本的に目線は下において移動しないと。
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ジョージ |
そう、転んじゃうし。
で、サービスするときは、
お客さんの胸元見なさいって言われるから、
胸元見たら、直接それが足元につながるから。
だから、サンダルが
ぱっかんぱっかんしてると、
彼には見えなくっても、
お店の人には見えてるからね。
そして、他の人も見ているからね。
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つねさん |
見て、ぷぷって笑ってる。
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ジョージ |
そう。あの女、だらしない、
とかって言われてるのよ。
ま、でも、そういうふうに思う人が、
どんどん少なくなってるけどね!
あとね、すっごい女の人がひとりいたの。
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ノリスケ |
え、まだいたの?
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ジョージ |
あのね、小泉純一郎が女装したみたいな人。
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ノリスケ |
わけわかんないっす(笑)。
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つねさん |
すっごいね、鼻筋の通った顔なんだけど、
男顔の女。
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ノリスケ |
おばさん?
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ジョージ |
おばさん。
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ノリスケ |
ひとりで来てたの? 小泉純一子。
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ジョージ |
最初はね、聡明そうに見えたんだけど、
食事始めると、まぶたが上へ上がったり
下がったりするでしょ。
お料理を見たり、食べると上を見たりとかね。
そうするとね、目を閉じたときの顔の表情と、
目を開けたときの顔の表情が違うの!
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ノリスケ |
うぇ〜。
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ジョージ |
理由はね、お化粧が上手じゃなかったの。
目の回りだけ入念に化粧してんのね。
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ノリスケ |
あ〜。
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ジョージ |
アイラインも入ってるし、
ポイントも上に上がってるし、
アイシャドウ緑色のが塗られてるし。
どうしたんじゃぁいっ! みたいな感じ。
うーん、やっぱりお化粧は上手じゃないと
ダメかもね。と思いました。
昨日のあのレストラン、
不都合のあるお化粧のされ方をされた女性が
わんさかわんさか。
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つねさん |
ねぇ、ほんとになんか、
女装の間で食ってんのかな? 俺ら、
って感じがしたもんね。
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ノリスケ |
女装の愛好者の会に紛れ込んじゃった(笑)。
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ジョージ |
「エリザベスの館」みたいだったよね。
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つねさん |
そうそう(笑)。
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ノリスケ |
じゃあ、梅ちゃんとかだったら、
上手いほうなわけね(笑)。
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ジョージ |
上手い!
ていうか、メッセージがあるじゃない。
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ノリスケ |
そうね。
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ジョージ |
わたしはこれで笑ってもらうの、っていう。
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つねさん |
だからべつにね、顔がきれいとか
きたないとかじゃなくて、
人に見せるの前提っていうか。
サービスみたいなの? の心って、
欲しいよな、って。
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ジョージ |
そう。自分は、今日ここにいる、
このわたしの顔がおもてなし、
みたいな感じね。
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つねさん |
うん、それが、
欠けてるような気がする、最近。
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ジョージ |
あとはね、んー、
銀座のルイ・ヴィトンで‥‥。
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