2008年12月10日より「ほぼ日ストア」で販売する
『ブタフィーヌさん５』には、
初版の3000部にかぎり、
たかしまてつをさんによるミニ絵本
『おばけやしき』を、特典として用意しました。

この絵本の原型となったのは、
たかしまさんが世田谷美術館でのグループ展で展示した、
和綴じの、手づくり絵本。
それをもとに、加筆修正を行い、
「ほぼ日」でちいさな絵本をつくりました。

内容は‥‥種明かしになるので、
くわしくは言えないのですけれど、
『ブタフィーヌさん５』に描かれた世界の、
「さらにその前」がわかるかも？
という、内容になっています。
ぜひ、ごらんいただけたらと思います。

▲和綴じ風のミニ絵本『おばけやしき』

さらに、もうひとつ。
このミニ絵本のなかに、
１枚のチラシを封入しています。
それは、第５巻の舞台となる
「見せ物小屋」の“当時の”チラシを再現したもの。
ミニ絵本とあわせて、
たのしんでいただけたらと思います。

12月10日（水）、11日（木）の２日間、
「ほぼ日」にたかしまてつをさんが来社して、
期間中、お申し込みいただいた先着3000冊に
サインを入れてくださいます。
「一部ずつ、イラストも添えたいと思います」
と、たかしまさん。
ぜひ、おはやめに、お申し込みくださいませ。
（なお、そのもようは、
　「ほぼ日」でテキスト中継いたします。）

以前、ポカスカジャンの３人といっしょにつくった
「ブタフィーヌさんの絵描き唄」と
立松鹿男さんによる「乙女この上なし」を
１枚のＣＤにまとめ、手作業で200枚、焼きました。
こちら、12月10日（水）午前11時から、
11日（木）の午後５時までにご注文いただいたなかに、
ランダムに、封入させていただきます。
（全プレではありませんので、ご了承くださいませ。）

キャラクターのフィギュアや、ぬいぐるみをつくっている
「バンプレスト」さんといっしょに、
ブタフィーヌさんのぬいぐるみをつくりました。
限定生産のブタフィーヌさんのぬいぐるみ、
「ほぼ日ストア」では、
単行本『ブタフィーヌさん５』とセットで
限定300セット、販売をいたします。（＊）
（制作の、くわしいいきさつについては、
　こちらのコンテンツをごらんくださいね。）
セットに含まれる単行本にも、
たかしまてつをさんが１冊ずつ、
サインを入れてくださいますよ。

＊おかげさまで、限定300セットは完売となりました。
　どうも、ありがとうございました。

『ブタフィーヌさん５』に登場するのは、
「ブタ子さん」と呼ばれていた時代の
ブタフィーヌさんです。
見せ物小屋の看板スターとして
大活躍するブタ子さんのまわりには、
一座のトップである「団長さん」、
先輩のロナウド、
同じく先輩の芸人で、ジャグラーの
「ポチャロック」（のちの「おじさん」）など
たのしい人たちがいっぱいです。
かれらのおりなすものがたりは、
日々、たのしいことが多いのですが、
この『ブタフィーヌさん５』では
そのたのしい日常を描くだけではなく。
もうすこし深いすがたを描写していきます。
ひとりひとりの登場人物が時の流れにしたがって
気づかないうちに変わっていくようす。
あらがって、でもどうにもならなくなっていくところ。
自分を変えようと決意するすがた。
100話を通して、成長していく登場人物たちを、
ぜひ、ごらんいただけたらと思います。

たかしまてつをさんは、
1967年愛知県生まれ、東京都在住。
『ビッグ・ファット・キャット』シリーズでもおなじみの
人気イラストレーターです。
1999年イタリア・ボローニャ国際絵本原画展に入選、
2005年二科展デザイン部イラストレーション部門特選賞、
2006年二科展デザイン部イラストレーション部門入選。
2005年、「第１回ほぼ日マンガ大賞」を受賞し、
2005年11月７日から、ほぼ日刊イトイ新聞紙上で
受賞作「ブタフィーヌさん」の連載をはじめました。
ホームページはこちら。

今回、第５巻の完成にあたり、
「ほぼ日」がたかしまさんに
「これまでのこと」を、インタビューしています。
そちらも、ぜひお読みくださいね。

『ブタフィーヌさん』の単行本の
アートディレクションは、
アートディレクターの佐藤卓さんに
おねがいしました。

日下部昌子さん（佐藤卓デザイン事務所）のデザインで、
持ちやすくて、かわいくて、ちょっとフレンチな気分の
単行本『ブタフィーヌさん』が生まれました。
ぜひあなたの本棚に、
５巻そろった『ブタフィーヌさん』を並べてくださいね！